ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

初体験!ァタシ興奮しちゃったぁ

2007-08-17 12:40:52 | Weblog

んっ?タイトルが怪しい???

よいではないか

ワシぐらいの歳になると「新しいこと」を興奮をもって体験するということが、だんだん少なくなってくる。人間、何十年もやってると「やったこと」の種類が蓄積されてくるというのが、その大きな理由なのだろう。

初めてのこと、それが「やりたいけどなかなかできなさそう」なことであればなおさら、人は興奮するものだと思う。例えばワシの場合、2004年に生まれて初めて飛行機(セスナ157)を操縦してみた。小学生の頃「パイロットになりたいな」と思ってから30数年にしての初飛行。興奮しないわけがない。

誰しも、思い出してみればこんなことがあるんじゃないかな?

・初めて自転車を買ってもらって、練習して乗れるようになった
・初めて彼女・彼氏ができた
・(中学、高校、大学などに)進学して新しい環境になった
・初めて一人暮らしをした
・初めて○△×をした
・免許をとってクルマを買った
・初めてアルバイト料、給料をもらった

そんな興奮が少なくなって久しいと思ってたワシである。(まあ、離婚だの17年ぶりの一人暮らしだの、新しいことのネタ自体には事欠かないわけだけどさ。


久々に興奮した8月16日

場所は富士スピードウェイ




ワシは夏休みを1日とって、ここに行って来た。
この日、エムスポーツさんの主催で、あのF1も開催される富士スピードウェイ(FISCO)本コースの走行会が行われた。ワシはエムスポーツ関係者の某氏からのご招待で、参加させて頂いた。

朝7:30!まずは富士スピードウェイに到着し、そのままパドック・ピットエリアに入る。既に朝早くから到着して、現地でレーシング用のタイヤに交換作業してる人とかがいる。ワシ?なーんもせずに、知り合いと喋って時間をつぶす。

ブリーフィングが行われ、いよいよ9:00からはペースカーが入った慣熟走行。ペースカーが先頭を走行し、そのあとを一列でついて走るというものである。この段階では1名のみ同乗可ということで、写真をとってもらったのがこれ。いずれもワシのクルマの助手席からの光景である。






そうそう、四輪車とは言っても、サーキット走行にはヘルメットが必要。その昔、バミューダ島でレンタルスクーターを借りた際、自分に合うヘルメットがなくて右往左往した経験があった(どーせアタマでっかいよ>ワシ)ので、今回は自分で買っておいた。まあカーレース用ではないのだけど・・・ドンキホーテーで4,980円のバイク用である。これでよかったのだろうか?





コースを5周してピットイン。
そこから一般参加者の皆さん約60名が走行。そりゃ気合が入ってる人たちばっかり。当然スピードは速い。メインのストレート(約1,500m)をビュンビュン走って行く。走っている車も、AE86のレビンとか、スカイラインGTRとか、インプレッサ、ランエボ、NSXなどバラエティー豊かである。中にはマーチやらヴィッツもいるんだけど、それもメチャ早い。

ワシはその間、パドックで友人と雑談したり、レストランの建物に行って飲み物を買って過ごす。そんで、ワシを誘ってくれた友人のクルマの前で、元ANNANでベースやってくれてた友人(通称:尊師)とツーショット写真をとったりする。冷静に写っているように見えるかも知れないが、気温が高く、しかも照り返しが強い。ワシは汗だくであった。





さて、10時過ぎからはゲスト走行タイム。早く走れもしないのに、調子に乗ってタイム計測を申し込み、その機械を後部ナンバーに取り付けるワシ。そんなこんなで、10時20分くらいから、本気モードでコースを4ラップ走ってみる。まあ、本気と言ってもワシの本気は大したことない。別にエアコンを切るわけでもないし。





ワシ、頑張って走ってみた。ワシのクルマのスペックはこんな感じ。

排気量:2,800 cc
最大出力:142 KW/193 PS 280 Nm at 3950 rpm
最大速度:236 km/h
タイヤ:235/45R/17(前)・255/40R/17(後)

まあ、そこそこなスペックだとは思うのだけど、そこは「どノーマル」。何等の改造もしていない「普通のセダン」、しかもオートマである。シートベルトも普通の3点式。まあ、メイワクをかけずにどこまで走れるか・・・それがテーマである。ってかそれ以上はムリ。

コース内には、ワシを含め5台ぐらい。そんな環境なので特に不安なくピットから本コースへ出てゆくワシ。とりあえず低速で第一コーナーに入り、徐々にペースを上げてゆく。それほどスピードを出しているわけではないのだけど、コーナーでかかってくるいわゆる横G。カーブでの運転の鉄則は、アウト・イン・アウト。そしてスローイン・ファーストアウトである。つまりカーブ突入前に減速しながらカーブの外側に近づき、そこからカーブの内側を目指し、徐々にスピードを上げてコーナーをクリアするってこと・・・(だよね?)

スローイン・ファーストアウトは普通の道路でも同じことが言えるので慣れてるけど、一般の道路には車線があるため、アウト・イン・アウトとか、そういう走行には慣れていないので、ライン取りがうまくいかない。さらに横に加重がかかるのは、慣れてなければ当然怖いわけである。サーキットは幅があるので、よほどのことがない限り、ワシのような運転でコースアウトすることなどないが、よちよち歩きのような超メイワク走行だったかも知れない。

途中、スカイラインGTRや180SXに追い越されながらも、ストレートではどこまでスピードがでるか勝負!結果はトホホな200km/hだった。ちなみに、これがワシの最高速度走行中の写真。やっぱりマニュアルで思い通りのシフトがしたいと思ったワシである。





そんなこんなで、たかだか4周で疲れ果てたワシ。ピットに戻る。コースを見ると、友人達が運転するフェラーリ360モデナ・チャレンジストラダーレが300km/hで爆走し、BMW M3CSLがリミッター稼動速度の250m/hとかで疾走している。さすがにすごいスピードである。

【結果・・・これがワシのラップタイム】
1周目:2'56"822
2週目:2'54"484
3周目:2'59"257(ピットインのために減速)

一言で結論付けましょう・・・

遅い

コースを4周の場合、速度計測地点を3回通過する。それで、この3周分のラップタイムが計測されたというわけ。ちなみに、この走行会で計測したのは参加者約80名(ゲスト含む)中、38名。ワシはその中で26番であった。この走行会でのトップは、周回ラップタイムが2'05"537。ワシはやっぱり・・・

遅い

ということやね。おかしいなぁ・・・「早い」あるいは「早すぎる」って言われることもあるのになぁ・・・

しかし、走行後にタイヤを見たら一部が溶けてたり・・・ワシにとってはなかなかの異次元体験であった。運転するだけでこんなに疲れたのも初めてである。

ところで・・・本日8月17日はラジオの日です。
ワシ、KWEENのVOCALことANNAN(フレディ・エトウ)と、マネージャのWANKOの二人でお送りする定例番組、【RADIO GOGO】
是非、聞いてね。

放送時間: 8月17日 22時~23時
詳しくはこちら
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