あんみつとシナモン

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信州木曽の「赤沢自然休養林」に行こう!

2014年09月22日 | 散策

中央本線上松駅からバスで30分
日本三大美林といわれている
木曽赤沢自然休養林に行ってきました。

本当に素晴らしく
美しいヒノキの天然林でした。







木曽ヒノキは平安時代や安土桃山時代に
城を建てる材料として利用され、
江戸時代は各地の城下町でも
大量に使われました。
その結果、木曽の山は荒れ、
木々も少なくなりました。
そこで、木曽の山を管理していた尾張藩が
『木一本、首一つ』という
おふれを出して
山の木を守ることにしました。
その甲斐があって木々が戻り
明治時代は皇室の財産になり
太平洋戦争後は国有林として
管理されました。





森林浴発祥の地だそうです。





82ヘクタールにわたって
手つかずの天然林が広がっています。
森の中には8っの
散策コースがあります。
澄んだ水の流れ
美しいヒノキの森
ここは本当に日本? 
カナダか?フィンランドか?





平成の名水百選に選定された清流





今回はトレッキングではなく、
楽しみだった森林鉄道に乗車します。





森林鉄道改札口
かって林業が盛んだった頃、
木材運搬用に使用していた森林鉄道
現在は観光用に
復活運航しています。





この赤沢美林内を運航する
観光用の客車は
小さなディーゼル機関車が引きます。





お客さんが乗り始めました。
走行距離は往復で2.2キロ。





アメリカ製蒸気機関車ボールドウイン号
大正5年から昭和35年まで、
木材運搬に実際使われていた
車輌が展示されていました。





出発しました
ディズニーランドだって負ける楽しさ





渓流沿いを走る爽快な乗り心地!





秋には渓谷沿いの樹木が色づき、
木曽ヒノキの緑と共に紅葉が楽しめるようです。





この森の中は伊勢神宮の用木材として
保護されてきたたため
樹齢300年を超えるヒノキ
大樹が多く残されているのです。





アッと言う間の片道1.1キロで
終点の丸山度停車場に
着いてしまった~。





先頭だったディーゼル機関車が
切り離され反対車輌に付きました。
折り返して1.1キロの来た線路を戻り、
最初の乗車口に向かいます。





森の中は8ッ
トレッキング散策路があります。
40分コースから120分コースまで
それぞれ道はダブルことがないし
小山があったり、に上がったり、
渓流沿いを歩いたり…
長いコースや短いコースを
続けて歩けば一日楽しめますね。




赤沢自然休養林、名前は聞いてはいましたが
これほどの森(それも美しい)が
この木曽にあるなんて…
久々の感動の旅でした。







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