「空也上人と六波羅密寺」特別展に行こう! 2022年04月19日 | 芸術鑑賞 4月の中旬、 爽やかに晴れた日をえらんで 上野の東京国立博物館に行ってきました。 ここでは今 特別展 空也上人と六波羅蜜寺 展を 開催しています。 平安・鎌倉の優美な彫刻が 一堂に展示されています。 現存最古の空也上人像は 122センチの小柄でありながら その写実的な容姿は 思わず祈りを捧げたくなる 御姿をしていらっしゃいました。
中央区京橋の「アーティゾン美術館」に行こう! 2021年05月20日 | 芸術鑑賞 東京都中央区京橋の アーティゾン美術館に 行ってきました。 東京駅・京橋駅・日本橋駅 宝町駅 各駅から徒歩6分位です。 来館は日時指定予約制です。 チケットはすでに ウェブサイトで購入 してあります。 2015年5月から休館していた ブリヂストン美術館が 2020年1月に アーティゾン美術館と名を変えて リニューアルオープン。 旧美術館の約2倍の 展示スペースになったようです。 アーティゾンとは、 ARTとHORIZONを組み合わせた 造語ですね。 建物、1階から入ると エントランスロビー。 ミジュージアムショップに 上がる階段が正面に。 新しいビルは23階建て。 展示は4~6階。 3階から5階は吹き抜けに なっています。 そして壁づたいに左に進むと・・・ 正面にあるのが 当日チケット売り場。 ウェブ予約チケットに 空きがあれば当日販売あり。 1階エントランスから 3階のメインロビーに 上がりました。 奥でセキュリティチェックを 受け、その又奥の エレベーターで6階展示室へ。 左側のエスカレーターは 下り用? 白い泡をイメージした モニュメントがおしゃれです。 今回の展示(~2021.1.24) 東西都市文化が生んだ美術、 「琳派と印象派」 撮影の 作品が多く、 それはとても嬉しいことです。 (主に石橋財団所有作品) 勿論、特別展示はですが。 以下の写真は 撮影の作品です。 5階の吹き抜け 5階吹き抜け付近の彫刻。 後方の円柱は 御影石正方形パターン。 これが美術館のシンボル。 クロード・モネ 左「睡蓮」、右「睡蓮の池」 中村芳中 「四季草花図扇面貼交屏風」 左側の絵画 メアリー・カサット 「娘に読み聞かせるオーガスタ」 エヴァ・ゴンザレス 「眠り」 アンリ・ファンタン・ラトゥール 「静物(花、果実、ワイングラスとティーカップ)」 メアリー・カサット 「日光浴(浴後)」 4階 展示室 石橋財団の古美術コレクションコーナーは 15mの一枚ガラス。 4階 インフォルーム アーディゾン美術館の さまざまな情報が 閲覧できるコーナー。 4階 吹き抜け近くにも 大理石の展示品が。 左手の絵は 青木繫「海の幸」 6階の大展示室は 745平方メートルなので 大型の作品も鑑賞可能。 最新の照明や空調設備を伴う 日本を代表する 近代的で美しい 美術館だと思います。 館内では 自分のスマートフォンに 公式アプリを ダウンロードすると 無料の音声ガイドが 利用できます。 イヤホンを忘れずに。
自由が丘の「宮本三郎記念美術館」に行こう! 2021年04月11日 | 芸術鑑賞 2020年春から秋の展示会 「絵画、その制作とプロセス」 のポスターから。 昭和の洋画壇で活躍した 宮本三郎(1905-1974) の作品を観賞してきました。 宮本三郎記念美術館は 大井町線・東横線の 自由が丘駅から徒歩7分 のところにあります。 ここは 世田谷美術館の分館です。 記念美術館入ったところ。 二階が展示室。 入館して振り返る。 宮本三郎画伯は晩年、 花と裸婦を主題とした 絢爛豪華な絵画で 人気がありました。
弦巻の「向井潤吉アトリエ館」に行こう! 2020年03月12日 | 芸術鑑賞 東急田園都市線 駒沢大学駅西口より 10分歩くと 画家・向井潤吉の 自宅兼アトリエが あります。 向井潤吉・京都生まれ。 (1901年~1995年) 昭和8年(1933年) アトリエを兼ねた 住居をここ弦巻に構える。 没後、展示館に改装して 作品とともに 世田谷区に寄贈し、 一般公開する。 (一般200円) 日本の、枯草匂う農村や 草屋根の民家の美を 追い続けた画家。 戦後は古いものを 壊し捨てた時代。 向井は日本各地を 巡る旅をして キャンバスに 風景を残しました。 アトリエにある 向井の作品を観賞していると、 変貌し消え去っていく風景への 深い愛惜の念を 読み取ることができます。 古民家の蔵を移築した 展示室。 クヌギ・コナラ・ケヤキなどの 樹木に囲まれ 手入れの行き届いた庭。 落ち着いた趣のある アトリエ館でした。
都内最大級、文化財の雛まつりを見に行こう! 2020年03月02日 | 芸術鑑賞 JR目黒駅から徒歩5分の ホテル雅叙園東京です。 文化財の百段階段で 雛祭りを展示していました。 (当初は3月15日までの開催でしたが コロナウイルスの影響で 3月1日で終了しました) 相変わらず豪華な 螺鈿のエレベーターを 降りると 吊るし雛や段飾りが 出迎えてくれます。 毎年この時期は 日本の各地域のお雛様を 紹介し展示してきました。 今年は 島根・鳥取・山口の3県を テーマに開催しました。 何度も来ている 百段階段ですが 以外と天井の絵まで 気が付かなかった。 即位礼当日賢所大前の儀 での衣装を再現か? 雅で本当に美しい お内裏様です。 令和即位礼正殿の儀 でのお衣装かな。 島根県・松江のお雛様 大正末期~昭和初期 エンナヤ人形店寄贈 京都製のおぼこ雛。 福岡県飯塚市にある 「旧伊藤伝右衛門邸」の 旧宅に飾られている座敷雛。 (特別展示) 出雲や因幡の神話を織り込み 京の雅な世界を演出しています。 今回展示されている お内裏様の中で 一番の美男美女だと思う。 雛のしつらえを テーマにした桃の節句の テーブルコーディネート。 山口県萩の八朔人形 明治時代・旧山中家住宅 鳥取県・石谷家の 明治・大正頃の雛人形 今年で11年目の 雅叙園での雛祭りは 都内最大級。 これまでに60万人以上の 来場者あったようです。 今年行くことが 出来なかった方、 来年ぜひ鑑賞なさることを お勧めします。
世田谷美術館に行こう! 2019年10月23日 | 芸術鑑賞 東急田園都市線の 用賀駅から徒歩17分、 世田谷美術館に来ました。 広い砧公園の一角にあり 緑豊かで恵まれた環境は 芸術鑑賞に適してる様な 気がします。 美術館に入ると 天井はドーム型で 自然光が差し込みます。 贅沢で広い エントランスですね。 鑑賞コースは1階からですが 2階に上がってエントランスを 見下ろしてみます。 アーチ型した銀色の 手すりがおしゃれです。 今回の展示は この1階入り口から 入ります。 今日、鑑賞にきたのは チェコ・デザイン 100年の旅という企画です。 11月10日まで 開催しています。 昔から 他国の色々な文化が 交錯していたチェコ。 家具・食器・ポスター等々 斬新で機能的、そして おしゃれで美しい チェコの展示品。 今現在でも家の中で そのまま使いたいと思うほどの 魅力ある品々。 100年前とは思えない センスの良さ、 チェコのデザイン史を 堪能してきました。
横浜美術館でルノワールを鑑賞しよう! 2019年10月03日 | 芸術鑑賞 神奈川県を走る地下鉄 みなとみらい線の みなとみらい駅から徒歩3分。 横浜美術館に来ました。 この美術館では2020年1月13日まで ルノワールと パリに恋した12人の画家たちを 開催しています。 美術館入口 一般1,700円 パリのオランジュリー美術館が所蔵する、 印象派とエコール・ド・パリの名画は 146点あるそうです。 その半数の70点を 同館の改修工事に伴い 館外に貸し出しされたのです。 とても貴重な一挙来日です。 横浜美術館内部 今回の展示絵画は 20世紀前半のパリで活躍した 画商でコレクターの ポール・ギョーム夫婦の コレクションです。 夫婦は無名の画家たちを支援し その作品を購入し オランジュリー美術館の基礎を 築きました。 横浜美術館内部 展示される名画の画家たちは ルノワールを筆頭に ポール・セザンヌ クロード・モネ アンリ・ルソー パブロ・ピカソ アメデオ・モディリアーニ マリー・ローランサン アンリ・マティス アルフレッド・シスレー モーリス・ユトリロ その他 名作揃いの今回の絵画展 ぜひ訪れてください。
町田市民文学館で「縄文土器」展をやってるよ! 2019年09月15日 | 芸術鑑賞 JRの町田駅中央口から 徒歩8~10分で 町田市民文学館ことばらんど に着きました。 正面入り口のポスターにある 「縄文土器をよむ」 文字のない時代からの メッセージ展に 来ました。(9月23日まで) 一階は絵本が沢山あって 絵本の図書館のようでした。 私達は2階の展示室に あがります。 町田市には1,000ヵ所以上の 遺跡があるそうです。 特に縄文時代の資料は 全国でも有数の質と量を 誇っているのです。 縄文時代の土器は 個性的で立体的です。 土器は本来煮炊きする道具。 しかし過激な装飾や 調理しにくい凝り過ぎた 形はどうしてだろう 文字のない時代 土器の造形で 何かを強く 表現したかったのか? そうゆう事を考えながら 展示品を見ていくと 楽しいかな。 深鉢 町田市指定有形文化財 約5,300年前 頭にヘビを乗せ 鉢全体が想像上の 動物か?精霊か? この土器で特別料理を 作ったのか? 復元された敷石住居跡 約4,500年前の住居跡の 実物大レプリカ。 床に石を敷いた竪穴住居。 一般の家か? 特別な用途に使われた家か? この住居跡からは特異な形の 注口土器や片口土器がみつかり 祭祀が行われたのかも。 注口土器 竪穴住居を造るための道具 中空土偶頭部 (町田市指定有形文化財) 3,400年前 縄文キャラクター「まっくう」の モデルとなった土偶 北海道函館市の著保内野遺跡で この中空土偶にそっくりな 土偶が発見されています。 700キロ以上離れた2つの土偶に どのような関連があったのか? ミステリーでもあり ロマンでもありますね。 縄文時代は約16,500年前から 2,400年前までの 一万年以上続いた 世界史上でも珍しい時代です。 町田にはこの長い時代の、 出土品が発見されています。 おそらく町田は 縄文人にも住みやすい 環境だったのですね。 遠い遠い祖先の生きた 証を見に来ましょう。 入場 無料
町田の畦地梅太郎展を見に行こう! 2019年09月14日 | 芸術鑑賞 町田市立国際版画美術館では 9月23日まで 版画家・畦地梅太郎(私の山男)展を 開催しています。 彼の版画は山好きなら どこかできっと 目にしたことが あるのでは? 画風は素朴で温か味があり ユーモラスで どこか懐かしい山男を 描いています。 高山に登っている時 雷鳥と出会い 心なごんだ思い出は 私にもあります。 今回は町田名誉市民 畦地梅太郎の「山男」シリーズを 中心とした約100点を 展示しています。 町田市原町田ある 立派な 町田市立国際版画美術館。
松濤美術館の「美ら島からの染と織」展に行こう! 2019年09月13日 | 芸術鑑賞 渋谷の松濤美術館では 9月23日まで、 美ら島からの染と織という 沖縄の染織物作品展を 開催しています。 琉球王国時代から独自に 発達してきた 高度な染織物。 紅型などの染織物を中心に 芭蕉布・上布などを展示。 今日まで伝承されていることや 人間国宝作家による 最高峰の作品。 本展覧会はすべて 制作地が沖縄という点も 大きな特色となっています。 一般 500円