あんみつとシナモン

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載せています。

東京都写真美術館で「黒部と槍」を見に行こう!

2014年03月31日 | 芸術鑑賞

恵比寿の東京都写真美術館では展覧会黒部と槍
5月6日まで開催しています。

山岳写真のパイオニアと言われた写真家
冠松次郎(1883-1970)と穂苅三寿雄(1891-1966)の作品です。

およそ100年前から活躍していた二人の写真から
今でも変わらない素晴らしい山の魅力と厳しさが
伝わってきます。

そして、「失われた自然」も写されていました。
大正池の枯れ木など
今とは違う風景がそこにはありました。
そして焼岳の噴火の写真は迫力がありました。




  
穂苅三寿雄のカメラ、グラフレックスシリーズB

今回の写真展ではやはりカメラが気になりました。
モノクロの世界を奥行ある画面で表現している。
「どんなカメラで写していたんだろう

撮影年代は大正11年から昭和の初めまで。
この時代のカメラは、やはりドイツ製とかアメリカ製なんでしょうね。

グラフレックスカメラはアメリカ製。
木製大判一眼レフらしい。
古すぎてよくわかりませんが、
この図体で一眼レフなんですかね。
絞りを大きくして被写界深度をあげ
近くから遠くまでピントを合わせる。
そうするとシャッター速度は遅くなる。
微風でも画面はぶれる。
山の上で三脚を立てながらの撮影は
苦労の連続だったと思います。

岩登りの写真などを見ると
「どうゆうふうな体制でこの写真を撮ったのかな?」
カメラ好きは、
そんなことを考えながら写真を鑑賞するのが楽しいんです。





沼津で「あんぱん」を食べよう!

2014年03月28日 | ティータイム・おやつ


今回は、肝心のあんぱんやのあんぱん食べていません
店に行ったのは昼の12:40頃ですよ。(土曜日でしたが)
売り切れるなんて考えない時間ですよ。




JR沼津駅から県道127号線を南下して
千本港町交差点近くに
そのあんぱん恵比はありました。




すっごい人だかりです。
暖簾はズバリあんぱん
パンやというより和菓子や風。

一日800個しか作らないようです。




店内に入った人達がすごすご帰るのをみて、いや~な予感
 ガラス戸越しに店内を覗くと…
やっぱり、ケースの上には1個もあんぱんが乗っていません。
ぱらぱらと予約客が来て商品を貰って帰るだけ。





朝ならこんな感じであんぱんが並んでいるそうです。
恵比のあんぱん検索で画像をお借りしました)



(これもお借りした画像
あんぱんは8種類。
小倉・こし・抹茶・栗・しろ・焼きいも・うぐいす・チーズクリーム
1個 110円。
北海道の小豆使用。天然酵母、天然塩、無添加生地だそうですよ。

沼津港に魚料理を食べに行くことがあったら
その前にこの恵比あんぱんを買おう。
なるべく早い時間にね。








伊豆の長浜城跡に行こう!

2014年03月26日 | 散策

沼津からバスで40分、城下橋下車徒歩5分。
保存整備された長浜城に行きました。


昭和60年市教委が調査し、
小規模ですが、4っの曲輪と15の腰曲輪、
曲輪上の土塁跡や6基の堀切など確認。
昭和63年、国の史跡に指定され、
平成6年土地の公有化。
平成7年度より保存整備着手。
現在は400年前の姿が復元されています。


曲輪とは城を構成する区画。
       防御陣地や建造物を建てる敷地、
       兵の駐屯施設などを作る平場のこと。

腰曲輪とは斜面の中腹に設けた曲輪。
        斜面の勾配が穏やかで防御機能が十分ではない場合に設ける。
      


長浜城跡に通じる入口。

戦国時代に北条水軍の拠点として築城され、
駿河に侵入してきた武田氏との海戦では
前線基地として水軍の主力が集結された。


      

立派な木製の階段を登り、跡地に行きます。



第4曲輪跡。 
小規模の曲輪だが、尾根伝いに登ってくる敵をここで攻撃する。




駿河湾の奥深い湾内、
長浜城のすぐ下の入江までマグロなどの大型回遊魚が
入ってくる日本でも有数のマグロ漁場でした。
戦国時代にはすでにマグロ漁は行われていたようです。
しかし、この磯でマグロの大群が捕らえられた最後の漁は
大正時代の初めまで。今はお洒落なヨットハーバー。

 


長浜の魚見小屋。マグロ漁場の図(明治時代の資料から)
廃城後も城山には魚見の松や櫓が数か所あった。
小屋から魚群を発見すると大きなメガホンでデッキ下にある小屋に知らせる。
待ち構えていた漁師たちが船を漕ぎだし大網を張り魚群を入江に囲い込む。




長浜城跡周辺の風景と付近の地名



第一曲輪。物見台。標高30mで眺めは抜群です。



社がある第三曲輪。


かなり地味で観光地とは言いにくいですが
歴史的にいっても、有意義な時を過ごせる
貴重な場所だと私は思います。

近くを通りましたら、立ち寄ることを
お薦めします。

城跡は「ぬまづの宝100選」に選ばれています。











鎌倉の「扉」でお茶しよう!

2014年03月20日 | ティータイム・おやつ


鎌倉駅ロータリー側に降りて左側、
鳩サブレーで有名な豊島屋があります。
今日は1階の販売店ではなくて
2階・3階の和風茶寮でお茶します。




4~5人で2階に行ったら
案の定、いっぱいで皆と一緒には
座れません。

ところが、2階のフロアースタッフさん
「3階にどうそ」と言ってくれました。



そうです。3階は2階でOKをもらった人ではなくては
入れない特別のお茶処です




と言うよりか、2階がいっぱいの時は
3階まで誘導してくれて、ここで
お茶できるということです。




マロンシャンテリー 800円
贅沢にも国産栗を蒸してペーストに
しています。




アップルパイ  630円
注文してからオーブンに入れる。
焼き立てを出してくれます。
ほかほかしているので、冷蔵庫から出すより
旨味がいっそう引き立ちます。

帰りは
1階で家族にお土産買ってこ~ね。









西伊豆の戸田・井田に行こう!

2014年03月14日 | 散策



     この地図は下が北になってます。                       駿河湾
    
2月下旬、沼津から国道414号線、県道17号線を経由、
富士山を望む絶景スポットの戸田&井田に行きました。

まずは、地図の上(入っていませんが)戸田出逢い岬まで。




戸田出逢い岬の展望台より御浜岬を見る。
私は2011年3月にこの半島を散策済です。
腕のように湾曲した形が特徴の自然豊かな景勝地。
先端左に赤い鳥居が見えます。
内側の砂浜は波穏やかな海水浴場です。




煌めきの丘展望台
井田地区を(眼下に)一望できるビュースポット。
地元のおばちゃんが静岡名物のミカンやデコポンなどの
柑橘系フルーツを売っていました。
(長閑だね~)


富士山の頭が見えたぞ~
展望台からの、この風景は井田地区のポスターやガイドブックに
必ず掲載される印象的な景色です。
私もこの景色に憧れてここ井田に来ました。
でも今年の菜の花畑はちょっと寂しい。
地元の方の話によると、財政逼迫で
町の予算が削られたとのことです。




ということで、菜の花畑まで降りてみました。
近くで花を見ると整然とは並んでいませんね。
やはり、上空からみたほうが綺麗か~




展望台から海の近くまで降りてきたら明神池を散策しましょう。
池の周囲は遊歩道が整備されています。




カワヅサクラが満開の明神池



明神池は周囲650m。
海から50mしか離れていないのに淡水が湧く。
この池の歴史は古く、
縄文時代(約5,000年前)に形成された貴重な池なのです。




池にカワヅサクラの姿が映り幻想的な雰囲気。



穏やかすぎる湖面は鏡のようになり
青空と雲が湖面に映る。
それを覗きこむように見つめていると
池に引き込まれそうになるちょっと恐い不思議な池。




西伊豆は、鉄道が走る東伊豆と違い、
がないと不便な地域です。
そのためか、大勢の人で混雑することもない。
観光なれしていないし、その素朴さがとてもいいのです。

駿河湾と富士山の景勝地、西伊豆が好きです。


     頑張れ 西伊豆






リストランテASO Celeste

2014年03月12日 | グルメ(二子玉川周辺)

二子玉川高島屋南館の最上階にあるのは
イタリアンレストランリストランテASO Celesteです。
本店は代官山にあります。




南館の11階はここASOたん熊北店の
2店舗しか入っていません。
どんだけ、贅沢な坪数のレストランなんですかね(敷居高そう
でもASOのランチは2,100円コースからあります。
ちょっとお菓子を我慢したり夕食を地味にすれば
たまにはいいですよね。




Celeste(チェレステ)は天空という意味だそうです。



シンプルで洗練された大人のエントランス



白と紺の清涼感のあるインテリアで統一されています。
床から天井まで張り巡らされたガラス張りの窓。
二子玉川の景色が広がります。




テーブルの向こうにはガラスで仕切られた席があり、
子供連れでも他の大人に迷惑がかからない席もあります。
ちゃんとしたイタリアのコース料理で食育できますね。

今日は3,800円のコースです。

                    スープ
                    本日のパスタ
                    本日のメインディシュ
                    デザート2種盛り合わせ
                    コーヒー

  


チェレステ(1,500円)
別注文のノンアルコールドリンク。
いちご・ラズベリー・ミントで出来ています。
ウ~ン、旨い。(お代りっ!って言いたくなります。)




スープはオニオン。濃厚です。



バケットと塩生クリームで作ったホイップバター。
このホイップ(バターは入ってないらしい)最高です。




本日のパスタ(二種から選ぶ)
私はサーモンとホウレン草のカルボナーラ




本日のメインディシュ(魚料理又は肉料理)
カレイの魚料理を選びました。




デザート(2種盛り合わせ)



コーヒー(又は紅茶)



ワイン好きにも好評のお店。
ワインセラーには約3,000本のワインを貯蔵しているそうです。







シャヴァンヌ展

2014年03月06日 | 芸術鑑賞


渋谷東急本店横Bunkamuraザ・ミュージアムでは
  3月9日(日)までシャヴァンヌ展を開催しています。

フランスでは壁画家として有名だそうです。
  日本ではあまり見る機会のないシャヴァンヌの作品を
  今回は見ることができます。

彼は1824年、リヨンの名家に生まれました。
  22歳の時旅したイタリアでルネサンスのフレスコ画に
 深い感銘を受けて画家を目指したそうです。

壁画と建物を移動して持ってくるわけにはいかないので
  シャヴァンヌ自身が油彩で描いた壁画の
  下絵や縮小版を展示しています。

チケットの絵はリヨン美術館の壁画の再生作品で
  諸芸術とミューズたちの集う聖なる森(シカゴ美術館蔵)という題です。
  建築、彫刻、絵画を擬人化した中央の女性を囲むように、
  詩、舞踏、天文、喜劇などをつかさどる
  9人のミューズが集う牧歌的な情景は、
  アルカディア(理想郷)そのものでしょう。







西伊豆の安田屋旅館に泊まろう!

2014年03月02日 | お泊り処

西伊豆三津浜にある安田屋旅館玄関ロビーの雛段飾り

今回は雪国の友人夫婦と
がまったくない西伊豆を旅しました。




(安田屋旅館HPの写真から掲載)旅館全景

泊った旅館は西伊豆三津浜(ミトハマ)湯の花温泉
太宰治 ゆかりの宿安田屋旅館です。




安田屋旅館はJR沼津駅からバスで約35分
「三津シーパラダイス前」下車してすぐのところにあります。
旅館の前の道を隔てて美しい三津浜が。
(今日は晴天だけど雲で見えない)富士山も絶景の場所。




旅館外観、玄関の右手、二階の角部屋が太宰治ゆかりの部屋。
この部屋で「斜陽」の第一章・第二章を執筆したそうです。


 

旅館玄関入ったところ。



館内にある伊豆文庫。
伊豆ゆかりの文学者の書籍を収めた小さな資料図書室。




夕闇せまる館内。廊下はすべて畳敷き。
やさしい照明で癒される。




大正時代から残る螺旋階段。
二階から一階を見る。




太宰治ゆかりの「月見の間」は(先約ありで)
泊ることができなかったけれど真下の1階部屋が予約できました。
古き良き時代の日本旅館の部屋。




障子の外は二方が廊下になっている。
大正ロマン風の落ち着き。




こちらは別の部屋。小さい部屋だけど
露天風呂付き。




真冬はちょっと寒いかな。
でも好きな時間、好きなだけ、温泉三昧だ




(安田屋旅館HPの写真から掲載)
ここは三津浜天然の湯の花温泉

湯殿に続く回廊も雰囲気満天。
庭園檜風呂、野天檜風呂、石風呂など
男女入れ替え制で楽しめます。


安田屋旅館
国の登録有形文化財に指定された純和風数寄屋造りの旅館です。
新鮮な海の幸の料理も美味しかったですよ。