実は今週も色々有った。
仕事の話なので面白くない人はスルーでどうぞ。
先週の木曜日の夕方定時後、H課長が社長室に呼ばれて行った。しばらくして出て来るなり私に
『社長が呼んでいる』と。”何か怒られるようなこと、したかなぁ・・・?”と思いながら入って行くと
社長いわく『△△(設備の名前)は全部◯◯さん(私のこと)がやったらどうや?△△は◯◯さん得意やろ?』
私は意味が分からず『どういうことですか?全部は無理ですよ。他の案件もありますし』と返事したものの、
どうもO商社さんから担当を代えて欲しいと言われたみたいだ。そこで△△の案件はH課長から引き継いでと。
速攻、H課長から新しい引合のお客様の資料がどーんと送られて来た。それはそれで、まあ仕方ないかと
思っていたのだが、甘かった。
週明け火曜日に、そのO商社の営業部長から『L社さんの案件、◯◯さんが引き継いで下さるそうで安心だ。
木曜日のWeb会議にも参加して下さるそうで心強い限りだ』といきなりメールが来た。
ちょっちょっちょっと待って!!そんな話聞いてないよ。
メールを貰ってから可能な限り、過去の資料やメールは読んだ。しかし、最初からの細かい経緯は解らない。
社長が先週の土日に出社していたのは、その案件で能力出す為に制御のYさんが作業しているのを
確認するためだったというのも私は知らなかった。
木曜日はこちらはH課長主導でWeb会議(と言っても、ライブでの動作確認みたいなものだ)が始まった。
お客様L社さんもO商社さんも数人座っておられる。うちはワーク運ぶ人も含んで総勢8人がかりで
運転中の設備のライブ映像を送り続けた。
その後L社さんは退席され、O商社さんと我が社だけになった時に、社長がこう言った。
『受注前にここまで時間かけて確認必要とされるお客様に手間ひまかけるくらいなら、もっと他のお客様
獲得に動かれた方が効率的ではないですか?』と。おー珍しい!社長がそんなこと言うなんて。
そして私に『さっと決まるお客様はもっとさっさと決まるよなぁ?』と振ったので、私は『正直、ここまで
細かいお客様も珍しいですね』と言った。
するとO商社の部長が『◯◯さんは黙っといてっ!社長と喋ってるのだから!』と言ったのだ。
はいはい分かりましたよ。何も言いません。では私は失礼しまっさ!とばかり、画面から見えない場所を移動して、
皆にごめんねと身振り手振りで挨拶して、工場から退出し事務所に帰った。
事務所に帰って『あームカつくっ!!なんで私が怒られなアカンのよっ!』と暴れた💧
その日の夜社長にメールした。
O商社さんの△△の案件をやれと言われるなら、次の新規案件からにして下さい。今日のL社様の話は
社長からは事前に聞いていない。Web会議に急に参加することになり、恥ずかしいことになってはいけないと
急遽自分なりに、それこそ必死で勉強はした。珍しく社長があんな発言されるなんて・・・社長もつくづく
嫌気さしておられると踏んだから、私もああ言った。別におかしなことでもなんでも無い。
元を正せばH課長が不甲斐ないからこんな事態になった。必要なことをきちんと連絡してなかったから
L社さんが怒り、O商社さんが担当代えてと言った。中途半端な段階での引き継ぎはイヤ。
しかし引合段階で無償でどこまでやらせれば気が済むのか?まだやる?又来る?検証は十分にした。
これ以上何をやれと?もう、来ていりません。お客様来れば能力上がるのか?うちを信用してない?
うちが出来ると言ったら出来る。出来なければ正直に言う。それで判断してくれればいいだけのこと。
そのための約束であり契約で、それ以上でも以下でもない。
発注前に何もかも確認しなければ気が済まないなら、それに唯々諾々と従うヒマなメーカーに注文すれば良い。
ワークが邪魔。他の設備が置けない。早く返却したい。
こんなシチメンドクサイお客様、断ればどうですか?
商社のことも。
お客様の言われることを右から左へそのまま伝えて、無理難題をメーカーに押し付ける商社なんて
ロクなもんじゃない。商社の役目が果たせていない。
商社は中立であるべきで、決してお客様寄りになってはいけないと自分は思う。
メーカーも守れない商社なんて意味がない。
私は何度も商社経由の仕事は好きではないとお伝えして来た。
言いたいことも、お金のことも、自分なりの盛り加減も、融通も、斟酌も忖度も、全く意味を為さず、
お客様に直接それを感じてもらえないのは本意ではないから。
営業判断の出来ない商社さんの言いなりになるのはイヤ。必要以上の要求は自分なら断る。
やれと言うならお金下さいと言う。
“L社様案件継続するなら、そこまではH課長に担当して頂く”
“言いたいことは言っても良い”“自分なりの営業スタイルでやらせていただける”
(勿論、怒らせないように、怒られないように気は付けます)
ということであれば、今後の案件についてはO商社様の△△担当させていただきたく思います。
社長は勿論、返事してこないよねぇ・・・。そういうことキライな人だから。
翌金曜日、テレワークだった私は夕方の社長が来客も終わって手が空いたであろう時間を見計らって
電話した。他の仕事のことも有ったので、それらの話をして最後にL社さんの話に持って行くと・・・
『あっ!オレ仕事に戻らなアカンわ。切るわな』
もーいい加減にしてよっ!
なるようにしかならないんだろうな。しかし、O商社の部長さんが合わないってことが分かったので
それはそれで収穫だったかも。それなりの付き合いをするだけ。
O商社の他の担当の方の引合資料は、昨日も今日も着々と準備しているよ。
私、お客様相手にでも、好き嫌いはちゃんとあるんだから。