イタ国ローマ奮闘記 ~ポーランド便り(改)

技術屋さんのヨーロッパにおける活動報告 第2章

久々の品質トラブル

2005年05月22日 17時16分34秒 | 日常
やっと起き上がりました。昨日の土曜日は 久々に品質トラブルで会社にお出かけでございました。結局、ほぼ1日会社いたので今朝は9:00にようやくモゾモゾと起き上がったところでございます。ハア~・・・・・。
一般的に、人が異動すると歓迎会と称して 品質トラブルが発生するのが弊社の伝統ですが、弊職のポ国赴任後は特に大きな事件もなく、順調だったのにとうとうやられました。しかし、ポ国の皆さんは休日にもかかわらず大勢出社、ワシワシと品質確保に向けて戦っておりました。(う~ん、こりゃ日本より動きが良いかも・・・・・?
と言うわけで、昨日は出かれられず・・・・。今日は久しぶりにスーパーでも行ってみるかな?

ポ国の即席ラーメン

2005年05月21日 06時10分18秒 | 食べる
弊職、日本食がないと日々の生活が辛くなってしまうのであります。そんな中で、救世主のように登場しているのが即席ラーメンでございます。
米国ではカップヌードルがそれなりの地位を確立したようでございますが、彼らはラーメンとして食べたわけではなく、スープとして食べたのですね!ポ国のスーパーでも同様な状況で、カップ麺はないものの 丼に麺とスープを入れて3分間待ちなさいね!系のスープ麺を販売しております。お値段も日本円に換算して30円から50円くらいでございます。しかしあくまでスープ麺でございますので 、日本の即席ラーメンとは風味がちがい、麺の存在感も控えめです。スープの種類もいろいろあって、チキンスープ、野菜スープ、にんにくが利いているよ野菜系スープ、チリトマトスープ、カレースープ等等、いろいろございます。個人的には カレースープがお勧めです。
添付の写真は 街中に鎮座しておりますビーフンの広告です。(ラーメンもビーフンもポ国では大きな差はございません。ビーフンもラーメン同様にポ国で製造・販売されておりますね。これはチキンカレー風味だったかな?そこそこ食べられます。しかし、このCMキャラクターはなんでしょうね?本当にこの兄ちゃん、ビーフンとかラーメン食べるんでしょうか?どう見ても、ハンバーガーしか食べなさそうだけど・・・・・??
ちょっと、不適合!と言う感じでございますね。こんなんで麺類食べたらめがねが曇ってたいへんです。
本日は変な広告のお話でございました。それでは・・・・


訂正版:冷戦時代の遺産ミグ21

2005年05月20日 08時06分46秒 | へんなもの
柑橘系さんのご指摘により一部改定いたしました。

本日は、ワルシャワにある軍事博物館のレポートです。
皆さん御存知のようにポ国は周辺諸国による侵略の歴史でもありました。ポ国の首都ワルシャワにこのような博物館を作ったのですが、はっきり言って狙いがよく判りませんでした。あまり、戦争の悲惨さが伝わってこないし・・・・・。飛行機、戦車好きにはたまらないでしょうが・・・・。
屋外には戦車、飛行機、ヘリコプター などが沢山展示されております。この中で気になったのがミグ21でございます。
約30年くらい前?にソ連のベレンコ中尉が 函館に強行着陸、米国へ亡命しました。このとき乗っていたのはミグ25でこちら21は1世代前のものでございます。当時は冷戦真っ最中であり、超超超最高機密だったと思います。ベレンコ中尉の乗ってきたミグ25は米国により徹底して解析されましたが、エンジンだけはすごいけど、あとな大した事無いないな~ というのが結論だったように思います。(昔からソ連は寒い国なので、金属の低温脆性の問題から金属材料関係の研究には定評がありました。学校でも選択でロシア語の授業があったけど100人中2人ぐらいだったかな?履修してたのは・・・・)
現物(添付の写真です)をみると非常に小さく、おもちゃみたいです。運転手(パイロット)の居住環境も辛そうです。ミグ21のコクピットから比べると、旅客機のエコノミークラスも快適に感じられますね!
こちらに展示してある兵器は、技術的には興味あるけど、使うことの無い世界が望ましいですよね!

日本食レストラン

2005年05月19日 07時25分05秒 | 食べる
今回のワルシャワ行きの目的は、日本食材の受け取りでございました。そのついでに、プロの作る日本食を食べるのが、実は主目的だったりします。
到着した晩は、サバ塩 & 特上寿司。帰る日のお昼は 野菜天ぷら定食茶碗蒸し付で大満足でございました。(寿司を自分で握るのは修行してないし、揚げ物は油の管理が大変なので自分ではいたしません。)
食材受け取りのために、いつもお世話になるFさんと初対面をいたしました。さすが、本物の板さんで、外観はなかなかの迫力でございます。
聞くところによると、こちらのお店はオープンしてからはや13年。ポ国が民主化して15年ですから、民主化後 すぐにワルシャワに出てきたそうです。製造業も、レストランのようなサービス業も、将来を推測し事業を展開するのは同じかも知れません。
『この日本食レストランは、政変のドサクサに紛れて開店。ドサクサの時ほど金儲けのネタがあるんですよ!』でおじちゃんは言ってました。『もう5年くらいしたら、違う国で事業を始めようかな?』とも発言されておりますが、次のターゲットはどこなんでしょうか?
これから可能性のある国ってどこかな?ベトナムはもう手遅れだし、ハンガリーもチェコも手遅れ。アジアだとカンボジア・ラオス、欧州だと ウクライナ・ベラルーシかな?
写真は 日本食レストランから 譲っていただいた 『さんま』です。塩をたっぷり振りかけてから自然解凍して焼くと美味でございます。



ワルシャワのバザール

2005年05月18日 02時57分29秒 | 
本日もワルシャワレポートを継続させていただきます。
5/13(日)、日本食材引きとりまでの時間に軍事博物館とワルシャワのバザールへでかけました。軍事博物館は次回にして、今回はバザールにスポットを当ててみます。(個人的には京都にございます東寺で開催されている『弘法さん』のようなものをイメージ、骨董・ガラクタ・おもちゃ などを期待しておりましたが・・・・・・・・。
先ずは、開催地まで移動でございます。軍事博物館から2km弱の距離のようですので、日ごろの運動不足解消もかねて歩いてゆきました。チラホラとすれ違う人はなにやらビニール袋を持ったりしております。みんな帰りかしらん?
場所はなんと、サッカーorラグビーの競技場。ここをぐるりと取り囲むように店舗が2重に並んでおります。お店の数は沢山ありますが、う~ん・・・・一言で言うと『怪しい!』先ず販売員が東洋人大陸系・色の黒い独特の雰囲気をかもし出すインド系・同じ黒でも雰囲気のちがうアラブ系・本当に真っ黒な人・そして当然ながら 金髪・黒髪・栗髪の白い肌の人たちが入り乱れております。なんだかニューヨークのフリマに来たような感じであります。ポ国の街でこれだけ沢山の人種をまとめて見たことはありません。みなさんたくましく商売なさっているんですね~。(写真はバザールの風景です)
さて、品ぞろえですが やたらと着るもの(下着から、シャツ、スカート、スーツ、皮ジャンまで)が多いです。あとは日用品、洗剤・化粧品・コロン・電池などなど。う~ん、なぜバザールで買うんだろう?という感じです。値段が安いのか?(値段は書いてないので解りませんでした)スーツなんかちゃんと試着室もあって、おばちゃんはでっかい鏡を持っているし・・・。
結局、弊職は ワーナーで有名なルーニーチューンのキャラクター(タズマニアン・デビル)の柄の入っているパンツを200円でGETしました。(パッチ物みたいだけどねっ!)残念ながら収穫はこれだけでございました。
コレクター、趣味のものでチラホラ見られたものは 釣りの道具、琥珀、自転車くらいでしょうか?おもちゃはほぼ全滅。よかった点は、競技場なのでちゃんとトイレがあること。有料ですが管理人がいるので綺麗です。ハンバーガー、フルーツなどの食べ物も販売しておりましたし、ワゴンサービスもあり。販売員の人が買って店番をしながら食べておりました。
ポ国の多くの家庭で自動車をもつようになり、郊外型店舗が増加している現在、このバザールの存在は今後どうなるのでしょうか???