イタ国ローマ奮闘記 ~ポーランド便り(改)

技術屋さんのヨーロッパにおける活動報告 第2章

ポ国への道

2005年05月31日 08時05分28秒 | 日常
最近気候が良いこともあって、ポ国応援団となっている弊職でございますが、本日はポ国への道について考えてみたいと思います。
残念ながらポ国への直行便は現在ございません。首都ワルシャワの空港も非常に小さいです。一時期日本からの直行便が来るとの噂もあったようですが、実現にはまだまだ時間がかかりそうです。
ポ国の航空会社は1社のみ、polish air!。よって独占企業でございます。(ホームページはこちら http://www3.lot.com/app/index.jsp?area=homepage&type=default&lang=en 左上の選択コラムで 英語か?ポ国語か?を選択できます。
よって、ポ国へ入国するには周辺諸国からの乗り継ぎが必要です。首都ワルシャワならば選択肢はかなり広いようですが、ポズナンのような地方都市の場合は コペンハーゲン、フランクフルト、ミュンヘンに限定されます。(ウイーンもありますが冬季は運休なので困ってしまいます)この中でも便利なのはルフトハンザでフランクフルト経由でしょうか?ポズナン~フランクフルト間はコードシェアでルフトハンザの便名がついておりますので万が一遅れた場合も、乗り継ぎ脚を待っていてくれたりしてとても便利でございます。
ところでこのpolish airもいろいろと噂があるようです。時々、弊社には”ポーランド政治情勢”としていろいろな情報が記載されたメールが送付されてまいります。この記事によると、
①会社としては北米路線を拡充したいらしく、新機導入を考えており、ポーイングとエアバス両社が売り込みに来て大変らしい。
②一方では ルフトハンザによる 買収の噂も継続して存在。しかし、この場合はドイツ嫌いのポ国民を納得させることができるのでしょうか?(今でも、ポ国民は独・露はどちらも嫌いだそうです。)
本日の添付画像は 昨日ドイツとの国境の近くから見たドイツ側の映像です。さすがに現在はそれほど緊張感もなく、 警備隊の姿も見えません。今でもポ~独間で不法入国を試みる人なんぞいるのか知らん?
それでは今夜も

ポ国の渡し

2005年05月30日 06時36分16秒 | へんなもの
本日も暑うございました。これだけ暑いとついついグ~タラしてしまいますね!14時過ぎに買い物へでかけ、その後ど~しよ~・・・・と思っておりましたが、”今は日も長いし、(21時を過ぎないと暗くなりません)久々にドイツ国境のほうまで出かけてみるか”と思いパサート君を走らせることにいたしました。過去に通った道を使って同じところへ行っても面白くないので少し南側の国境の町GUBINというところまで出かけました。ポ国は基本的に平らな平原が続くので特記事項はございませんでした。
予想よりも時間がかかったので帰りは”毎度おなじみのベルリンからポズナンへ続くよ2号線”へ戻るべく 138号線(たぶん国道だと思う・・)を激走しておりました。3桁の道路は道幅も狭く”こんなもんか?しかしドンドン狭くなっていくな~”と思っておりました。すると標識に”カーフェリーはこっち”みたいなことが書いてあるではありませんか!”え~・・・・何々?”と思っておりましたら到着しました。ODRA川というポ国からポー独国境となり悠々とバルト海に注ぐ大河でございます。”あら~、橋が無いんだ!
そして存在するのは”ポ国の渡し”でございます。どう見てもカーフェリーではなく、単なる”イカダ”であります。クルマも6台くらいしか乗らないよっ!しかも動力はなく、川に渡したワイヤーロープをウインチでグリグリと巻き上げて進んでまいります。”大丈夫かいな?
それでも10分くらいでしょうか?無事に対岸に到着。よかったワンワン。この渡しは公共の渡しと認められているのでしょうか?無料でございました。添付写真は対岸に到着する少し前の渡しからの光景でございます。この時点で19時です。明るいでしょう!
それにしてもスリリングな渡しでありました。
それでは

ビールに飽きたら・・・・

2005年05月29日 06時45分22秒 | へんなもの
いや~本当に暑いです。22時の時点で26℃。まさか熱帯夜にはならないでしょうけど・・・・・。ポ国のアパートには網戸というものがございません。窓をあけられないよう~!(網戸は日本特有の文化かしらん?)
さて、前回はポズナンで生産しているのビールについてのお話でございました。確かに弊職はビール大好きでございまして、チュッと飲めるお気軽なところもよろしい訳でございます。ワインも結構なのですが、一度コルクを抜くとてきめんに酸化が進んでしまいますので飲みきってしまわないといけません。 ビール以外のものをチュルっと飲みたいな~と思うとき、日本の場合は正義の味方”缶チューハイ”が登場いたします。お味のほうもレモン・グレープフルーツ・ぶどう等等、いろいろと楽しめます。しかし残念ながらポ国には缶チューハイはございません。
そんなとき、スーパーで発見したのが添付写真のフレーバービールでございます。女性の需要が多いようですが、感覚は 缶チューハイ!右から レモン味、生姜味(早い話がジンジャエール)、そして謎の果物フレーバーです。以前、ポ人スタッフの家で古典的バーベキューを実施したときの女性参加者は 左端のREDSをクピクピ飲んでおられました。
お味もライトで、よろしいかと思われます。”ビールに飽きたらフレーバービールをどうぞ” (本当は 泡盛とか 芋焼酎が好きなんだけどね~

一気に夏!

2005年05月28日 22時53分59秒 | 日常
2週続けて品質にやられてしまいました。ヘロヘロ~
一方では、昨日から急に暑くなりました。このせいでもヘロヘロ~春はいずこ?一気に夏でございます。本日14:00の時点でパサート君の示す外気温度は32℃を示しておりました。ポ国は基本的に大陸性気候なのではっきりした四季があり、夏は暑くなるのだそうです。しかし日本と異なり 湿度は低く、さわやかな暑さでございますね!(昔、タイ人の研修生が夏の日本へやってきて事業所で過ごしたときに あまりの暑さに倒れたという伝説が生まれました。それだけ日本の夏は過ごしにくいのでございます。)
町を歩く人も、会社に来る人も 短パンにTシャツのなりました。一気に世の中が変わった感じでございます。道路に目をやれば SUZUKI・HONDA・YAMAHA・KAWASAKIといった日本ブランドのバイクがフインフインと走るようになりました。ポ国では夏季限定でございますね!(東京でも冬にバイクに乗るのは地獄でした。)
夏といえば、やっぱりでございますねっ!欧州でビールというとチェコとドイツが有名なようですが、ポ国もビール作りが盛んだそうでございます。銘柄も沢山あります。添付写真はポズナン市内にあるビール工場です。(右に競馬場は見えません!)真ん中に変な広告が入ってしまっておりますが、さわやかな緑色が目印。”レフ”と読みます。(本当は”フ”と”ク”の中間くらいの音に聞こえます。ドイツ語読みだと”ヒ”になりますか?)ポズナンにあるサッカーチームの主要なスポンサーでもあります。
残念ながら、この会社 ポ国のメーカーだったのですが現在は南アフリカの会社に買収されてしまいました。よって経営陣は南アフリカからやってきてポズナンに駐在しているそうでございます。
え~い、とにかく暑いので、