アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

二台ピアノ(ほか)練習会

2024年05月24日 | ピアノ
今日は二台ピアノの練習会がありました。

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六月頭に二台ピアノの会の本番があるので、そのリハーサルというかなんというかで
グルリット/2台のピアノのための8つの小品より1,4,5,8
ラヴェル/ピアノ協奏曲第二楽章

を練習したいというのがあって、でもつまりは鍵ハモを持っていくわけなので(ラヴェル用)

鍵ハモがメインで活躍できる曲もやりたい。となって

久保田早紀/異邦人

も入れてもらいました。もはや「ピアノ二台」ではないけど…
でもウケました(^-^)

おとといアップした
久保田早紀/異邦人(鍵ハモ)
は、伴奏CDとの合わせで、ほんとの意味でアンサンブルとはいえません。やっぱりアンサンブルは生というか駆け引きの楽しさだと思います。結果、うまくいかずズレちゃったところも含めて味です(たぶん)。今日のほうが断然おもしろかった。

ラヴェルは、レッスンも含めて何度か合わせてあって、全体は掴んでいるつもりなのですが、楽譜ガン見しながら鍵ハモ吹きながらピアノ弾きながらというのがいまいち間に合わないので、細かいところはちゃんと音を頭に入れておかないと間に合いません。ちゃんと暗譜できればいいのですができなくて、毎度短期記憶頼みなので間が空くと元の木阿弥なんですよね。六月本番の前にはもっとしっかりと詰め込まないといけません(ということを実感しました)。

グルリットも…レッスンで合わせてもらったこともあるし、そもそも「一人二役録音合わせ」を作っているんだからノーミスで弾けたこともあるのに、これがしばらく間があくとさっぱりなんですよね。音はいちおうわかっていると思うんだけど(ややこしくないし)手が全然そこへ行かない。やっぱりこれも「直前に」ある程度時間をかけて、まとめて叩き込まないといけないようです。

いちおう両方とも、どのくらいやればなんとかなりそうか感触が掴めたと思うので…本番なんとかなるでしょう

異邦人もまた別の機会にやりたいな~


とはいえ今年は、グルリットにしてもラヴェルにしても、あまり練習負担の少ない曲を選んでいるので、ソロに専念できていいのだけれど、もっとがっつりピアノ協奏曲とかに取り組んでいる人たちの演奏を聞いていると…またうずうずとアレをやりたくなる…

------ 昨日の録音
【5日目】100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード

* 今日は練習会+仕事だったので録音はありません。

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調整おわったSUZUKI Pro37で

2024年05月22日 | ピアノ
鍵ハモを修理に出しました」に書いたように、愛用の鍵ハモがだいぶ音程狂ってきてたので調整してもらいました。

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行けるエリアに窓口があるわけじゃないので、楽器の往復が宅配便になるのが面倒といえば面倒ですが、
でも対応はとてもスムーズで、お値段もリーズナブルでした。

比較できるようにチューナーといっしょに音階吹いて記録しておきました(別に見てもおもしろい動画じゃないですが)。

調整前

調整後

きれいに揃いましたね♪

発送したのが5月1日、
修理見積りのメールが5月7日、(→修理代を振り込み)
修理済みの鍵ハモがこちらに到着したのは5月14日でした。

修理に出すときのご参考に…もっとも、この日数で帰ってくる保証はないですし、本番などある場合は余裕もって修理済ませておきたいですよね。
…まぁなんだかんだで鍵ハモは複数台持ちがお奨めですw

音色の違いも楽しめますし、そういう意味でも複数台

帰ってきたPro37で録音してみました。スマホ直撮り、伴奏はCDですが
久保田早紀/異邦人(鍵ハモ)

こういう曲だとHAMMOND44よりSUZUKI Pro37のほうが吹きやすいです。音の立ち上がりとか消えぎわとか、コントロールしやすいし息の消費が少な目なので。

響きのいいホールでクラシック曲ゆったり吹くなら(先日の「タイスの瞑想曲」のような)断然HAMMONDです。



---- 今日の録音
【4日目】100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード
謎ゾーン前半を片手ずつ弾いてみてからゆっくり合わせてみた。やっぱり謎ではあるが

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100日で譜読みするカプースチン

2024年05月21日 | ピアノ
ベルガマスク組曲が、「ここから丁寧に仕上げていきましょう」って感じになると、譜読み好きの血が騒ぐ。

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要するに、新しい、弾けない曲の、音符をだんだんと並べていく行為が楽しいんです。脳トレみたいな感じ。
どれか「譜読み状態」のものを抱えていないと欲求不満になるといいますか…

なので、「趣味の譜読み」。いやピアノ全体が「趣味」なんですけど、その中でも不要不急のエリア。

ゴンザレスの前奏曲みたいな、美しい小品で、難しくなくて、ちゃんと練習すれば仕上がる曲を弾けばいいんですけど、そうするとその小品も仕上げフェーズに入っちゃったときにほかの曲に浮気したくなるという問題がw

ちょうど、「ヤクザときどきピアノ」を読んだところなのもあって、そうだ、なかなか譜読みできない曲にしたらどうだろう…その曲が結局譜読み終わらなくて、人前で弾ける状態にならなくても、ベルガマスク組曲がある間は困らないからねぇ。

ということで、楽譜だけ買って塩漬け(たくさん手持ちがございます)されていた中からカプースチンを選びました。

カプースチン、激推し作曲家というわけではないんですけど、やっぱり今生のうちに、一曲は試してみたいなぁと思い、それなら今(これからの人生で一番若いとき)だろうと。

なかなか進んでいかないことが予想されるので、その遅々とした進行を記録しておこうということで

本日は三日目です。

【1日目】100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード
1ページ目を弾いてみた

【2日目】100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード
2ページ目を弾いてみた

【3日目】100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード
3ページ目を弾いてみた

ということは、明日は「4ページ目を弾いてみた」になるの? と、単純に考えればそう思われそうなところ、なんか4ページ目は謎ゾーンなので、跳ね返されてとりあえず1ページ目に戻るかもしれないし、あるいは4ページ目を片手だけ弾くかもしれないです。ともかく急ぐ旅じゃないのでマイペースで

思いつきで「100日で譜読みする…」とつけてみたのは、そのくらいの期間があれば、あらかた様子がわかるであろうということなのですが、もっと早くに挫折することもあるかも…なにしろ「趣味の譜読み」で、誰にも義理立てする必要なく、自分でやりたくなくなったらすぐやめればいいことなので。



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「ヤクザときどきピアノ」(52歳スタート)

2024年05月20日 | ピアノ
タイトルにはちょっとミスリードな部分があって…別にこの方、ヤクザじゃないんですけど、ヤクザに特化したライターさんなんです。
「ヤクザときどきピアノ」(鈴木智彦)

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見た目はわりとヤ…というかまぁ、スムーズに取材するためには、そりゃ馴染まないとですよね。警察の暴対とか、ヤクザよりヤクザに見えますもん。

使われている表現とか、たとえとかエピソードとかがむっちゃヤクザ寄りであることを除けば、
まったく未経験からピアノを50代で始めた体験談として、非常に王道というか真っ当というか、めちゃくちゃ魔法のように才能が開花してとか、逆にどうにもならなくてとかではなく、すごくふつうな…ふつうというと語弊があるかもしれないけど…50代で始める人、あるいはそういう生徒さんを教える先生であればめっちゃ参考になるのではないでしょうか。


スタートは、映画「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」を見てABBAの「ダンシング・クイーン」にノックアウトされたこと。とにかくこれをピアノで弾きたい、と。

恋に落ちたような高揚感のまま、電話をかけまくってピアノを教えてくれる教室を探すのだけど、その探し方というのが
「『ダンシング・クイーン』が弾きたいんです」という直球すぎるもので、「無理です」と即答される教室が多かったらしい。そもそも、個人(自宅)教室だと大人の男性お断りだったりして難しいんだけど。

もちろん、そんな探し方だとヒット率が悪いということはご本人も重々承知で…
「これは取材ではない。相手に合わせる必要はまったくない。主役はあくまで俺であり、レッスンは俺が楽しくなくてはならない。ならば大事なのは人間の相性だ。」

ジョークが好きでノリがよく、当意即妙な返しのできる先生がいいと思ったので、「『ダンシング・クイーン』が弾きたいんです」の一発目で断るようなところはダメだという判断。「唐突な電話は先生を選別するための一次試験でもあった。」

そんなんでアポを取れた教室に体験レッスンに行き、レイコ先生と運命の出会い(?) レイコ先生は、何を尋ねても淀みなく即答してくれて、
「思考の強度は離しているうちに自然と伝わる。いいかえれば偽物はある程度話せばわかる」
つまり、ルポライター視点で「ホンモノ」だったということらしい。

レイコ先生は「練習すればどんな曲でも必ず弾けます」と即答してくれたんだけど、ただ「一日どれだけ練習すればいいか」についてだけは即答しなくて、練習には集中力が必要であること、トータル時間が長いことよりまず毎日練習することが大事、と言った。

話してみて相性がよさそうだっただけでなく、レイコ先生が弾いてくれたピアノ(ラ・カンパネラ)にも撃ち抜かれた。
「人間の魂がどこにあって、どんな形をしているのかはわからない。が、レイコ先生のピアノを聴いていると、魂が歓喜に震え、俺の身体と不可分に存在していることがわかる」

そして、レイコ先生に習うことになったが、いきなり「ダンシング・クイーン」の譜読み…ではなく、目標がそれであることは十分理解してもらったうえで、最低限の基礎を学んでから取り掛かるほうが早道というレイコ先生の提案を受け入れて、教則本から始めることになった。教則本といってもバイエルではなくて、大人から始めることを前提に、最初の曲が「喜びの歌(第九)」だったりしてなかなかおもしろい。(「趣味で楽しむピアノ・レッスン」)

教則本といっても、一曲一曲進めるごとに必要な基礎が学べるようになっていて、合理的に作られているという納得感もあり、小さいなりに曲が弾けた喜びもあってなかなか順調に進んだ。そんなところへピアノの体験談を本にする話が持ち上がって、「一年後の発表会」がマストになってしまう(^^;;

そうやって締め切りが切られると、基礎だなんだ言ってないで、発表会に間に合うように切り上げて本命曲にかかるしかないわけで、いいことかどうかわからないが(もちろん、本にすると決めてしまったことで、本気でやるという面もあるだろう)

いよいよ「ダンシング・クイーン」の練習をするときになり、ちょうどいい編曲がみつからない(簡単編曲はすぐ弾けてしまう、満足できない、難しい編曲は練習しても間に合わなそう)とか、大人の常で人前になるとてんぱっちゃって普段どおり弾けないとか…いろんな困難に立ち向かいながら、本番。

発表会の動画がYouTubeに出てた→【発表会ver.】ABBA『ダンシング・クイーン』演奏:鈴木智彦

ちゃんとノリよく弾けてて、楽しく聞ける演奏になってる!! ミスタッチしても先に行けてる!! すごい~がんばった


レイコ先生は80代ビギナーも教えたことがあるんだって

---- 今日の録音:
【2日目】100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード

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ペダルとかタッチとか、じりじり前進していくしかない

2024年05月19日 | ピアノ
ベルガマスク組曲、四曲いっぺんに仕上がるようにするというのは私にとってなかなか膨大な話なんだけれども、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ドビュッシーさんがせっかくいい曲書いてくれたのでね

今日はここ! というテーマを決めて、丁寧に練習するのと、
昨日もおとといも通し弾きをしていない曲はなるべくひととおり弾く(忘却防止)のと、

両面からの練習でなんとかかんとかぼちぼち前進はしてるみたい…

それで木曜日はおゆき先生レッスンで「四曲ぜんぶのせ」で見てもらいました。
四曲ぜんぶ、ってそれ全部レッスンで見てもらうのはなかなか忙しい。なので先月は「メヌエット」「パスピエ」の二曲だけでお願いしたんだけど、部分練習+全体練習のおかげでなんとか全貌がわかる感じに弾いて、四曲全部レッスンしてもらうことができました。

先生の反応は…

「やろうとしていることはだいたいいいんだけれど」
・ペダルが…
・タッチが…

ペダルの踏みしろというか、踏み心地はけっこうピアノごとに違うと思うんだけど、シードマイヤーさんのペダル苦手で。。
以前はキータッチというか弾き心地のほうからして苦手だったんだけど、最近はそちらのほうはかなりお近づきになって、あまり戸惑わなくなった。むしろ、こういう音を出したいと思うと表現の幅がちゃんとあって、おもしろいなと思う。

ペダルのほうはどうも加減がつかめなくて、オンオフペダルになって、ダサい感じ(^^;;

前回は、伸ばすべきベース音が切れちゃってることを指摘されたので、「この音キープ!」と思うといっしょうけんめいペダルを踏んでいたんだけど、今回は「濁る」と指摘されました。どっかり踏みすぎた

「ここから効く」のあたりでスタンバイして微妙に調節していくべきなんだろうけど難しいね~もっと簡単なピアノもあるけどね!

本番のピアノは…どんなピアノだったかなぁ…(弾いたことあるはずなんだけど)

ペダルは耳で踏めとかいわれますが、実際どのくらい効いてるかを聞き取りながら適切に調節できるようにしないといけないですよね。音並べるだけで必死じゃどうにもやりようがないわけですが

タッチのほうは、特に和音の連続のところでばっさばっさと弾いてしまうのがよろしくないんだけど、これの改善にはやはり「分解練習」だそうで…言われるのは何度目でしょうか。確かに、レッスン中にちょちょっと分解練習するとすごくビフォーアフターあるんです。家でやってもなかなかそんな劇的にならないけど(真剣度が違うの?)

ここからほんと丁寧に練習しないと前進しないところだけど…これが苦手なんだよなw



---- 今日の録音:
【1日目】100日で譜読みするカプースチン「カプースチン 8つの演奏会用練習曲」

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