アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

一人多重録音のコツ!?

2011年02月02日 | ピアノ
えーと、バイオリンWeb発表会にセルフ伴奏の「First Love」を出しておりますが、ミケ子さんからやり方についてご質問いただきましたので…

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←面倒だけど、自分が全部を仕切れる合奏です。

概略を説明すれば、
(1) ひとつ弾いて、録音し
(2) 携帯プレーヤーに入れて
(3) ヘッドホンで聞きながらもう1パート弾いて録音し
(4) パソコン上でミックスする
ということに過ぎず、パート数が2より増えたってぶっちゃけ繰り返すだけです。

もうちょっと詳しい手順については、
一人三役!! パッヘルベルのカノン多重録音
のときに書いたのでそちらを見てね。

それで、まぁ手順はややこしくはあるんですが、別にやればできることなんでいいとして、問題はやっぱりちゃんと合うようにするにはどうしたらいいかってことです。

何より大切なのは、(1)ですね。合わせる土台となるココがしっかりしてないと、大崩壊です。

パッヘルベルのカノンなら1st、バイオリンとピアノを合わせるならピアノを弾くことになるでしょう。バイオリンのほうは何小節かまとめて休み、があったりしてベースの作りようがないですからね。

もし、最初に録音するパートと次に録音するパートが同時にでなきゃいけない場合は、忘れずに「タッタッタッ」とか合図を録音しておかないといけません。そうしないと動作もないので合わせようがありません。

今回、非常に問題だったのは、このピアノ伴奏がつっかえないで弾けないということで、まだしも生ならつっかえる人に合わせるということはできなくもないですが、録音ではほぼ不可能です。音を外すのはまだ許せますが、磐石でテンポどおり進んでくれないと困るんです。

上記のカノンは、まぁバイオリンが下手というツッコミは当然ありましょうが、このくらい下手な人で、崩壊せずパッヘルベルカノンを一人三重録音できる人はあんまり多くないはずです。実は、多重録音の成否が(1)の正確さにかかっているということに気づいたため、さっとあきらめてメトロノームに頼ったところが成功要因なんです。

後日、先生に1stを弾いてもらい、生で2ndを弾いたものを使うというワザに及んだのですが、この一人三重録音より必ずしも聞きやすいものになったわけではありません。先生は、私に合わせようとして途中でテンポをずらしてしまったりしましたので、これは多重録音向きではないんです。とにかく正確に刻むことが重要です。

今回、それがわかっていたのに、メトロノームなしで演奏したのは、単にピアノ弾くのが余裕なさすぎで、メトロノームに合わせたら大パニック(余計弾けない)になるからです。もちろん、正しい方法は、メトロノームありで弾けるように練習したのち、それでメトロノームを聞きつつ(もちろん、この場合メトロノーム音が録音されたら台無しですから、ヘッドホンで聞く)弾くなり、メトロノームなしで正確に弾くなりすることです。でも、私は2/1に参加することを重視して、無謀なスタートを切ったわけです…

さて、(3)についてですが、こちらはもう、必死でついていけるように何度か練習し、しかるのちにエイヤと録音するだけの話ですけど、しいて言えばヘッドホンが問題です。私の携帯プレーヤーのヘッドホンは、外の音をとてもきっちり遮断できてしまうので、これを両耳につけちゃうと今度はうまくバイオリンが弾けないんです。

それで片耳につけるんですが、これがどうも左耳につけるのと、右耳につけるのでずいぶん感じが違うんです。最初左でずっとやってたんですが(なんとなく)、これだと自分のバイオリンの強弱がわかりにくくて、弾きにくかったんですよ。右に変えたら多少よくなりました。

あとはミックスのときの音量バランスとかも問題なんですが、私は詳しくなくて、今回のもうまくいってはいないので、なんともいえません~

とにかく、テンポキープ!! です、みなさん。レッツトライ!!

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