アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

暗譜派、楽譜派 酔っ払いの会話

2024年07月07日 | ピアノ
昨日の二次会での話題を一部ご紹介(酔っ払いの雑談なので再現度についてはご容赦)

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「アンダンテさん、(発表会で)暗譜して弾いたこともありましたよね。暗譜で弾くのと、楽譜見て弾くのと、どっちがうまくいくという感触がありますか?」

どっちが、といってもあまりに暗譜で弾いた経験が少ないので比べようが難しいんだけど…
大人になったあとに暗譜して弾いたのは、自分でもわけがわからないんだけど「ドビュッシー/喜びの島」だけで、あれはせっかく素敵なホールで素敵なピアノだから譜面台外して弾きたい、という憧れと、あとなぜだかあの曲だけ気がついたら暗譜できてたんだよね。たまたま。

あの長さの(音数も多い)曲が暗譜できて、ほかの曲が暗譜できない、というのはナゼだか自分でもはっきりしないけれども…

たぶんだけどわりとストレートフォワードで、分岐とかトラブりにくくて、弾いたまま聞こえたまま次に進んでいけばいいからじゃないのかな??
あと、弾くのがややこしくて、楽譜から目を離して鍵盤を見て弾きたい部分が多かったから自然と暗譜に近づくように練習していた、というのもあるのかもしれない。

しかし噂に聞く「暗譜することで、(弾くことに)より集中できる」とか、そういう感覚はあまりなかった。

「楽譜を読みとるという作業がひとつやらなくて済むわけだからその分、楽になりますよね?」

暗譜派はそういう意見が多かったけれども、でも私の感覚でいうと、その代わりに脳内メモリーから読み出す作業が必要になって、それが案外時間かかってw 読むよりやっかいだったりして…一定のスピードで読み出すことができないというか…

いちばんうまく弾けたとき、というのは経験上、あらかた音は頭に入っている状態で、楽譜は置いていて、別に一音一音読み取っているというほどガン見してるわけじゃなくて、「模様」でざっくり見て進行を確認してるような感じかな。(昨日の「月の光」はそんな)
そのくらいは覚えている曲であっても、楽譜なくなったとたんフリーズで、無理に弾くとしたら折に触れて立ち止まり「えーと、それから…」ってなると思うんですがね

私よりもっと生粋の楽譜派という人もいて、弾くときは楽譜から読み取って音にすることに全集中してるから(それ以外は)頭真っ白だとかなんとか

暗譜派、というか楽譜を見ながら弾くことができないといっていた人の場合、譜読み終了というのはすなわち暗譜ができたことになり、音符が自分の中に入ってきたときは、楽譜の形をしていなくて「なんか別の形をしたもの」だといっていた。それなりに強固なものらしい。私にはよくわからない。

暗譜派であっても別に楽譜を見ながら弾くこともできる人の場合、譜読み終了イコール暗譜ができた状態というのは同じらしいけども、その時点の楽譜というのは「うっすい」、もろい、破れやすいものでそれからずっと丁寧に強化していかなければならないとのこと。

まぁしかし暗譜派でも楽譜派でも、結局「丁寧に強化」というか物理的に手をどう動かすという記憶に刻んでいかないといけないのは同じで、いわば筋肉に教え込む、書き込むというような??

「あ、『筋肉は裏切らない』ってね」…それたぶんちょっと意味が違う



---- 今日の録音
昨日の発表会にエントリーしてなかった「パスピエ」、ここんとこ弾いてなかったからリハビリ
ドビュッシー/ベルガマスク組曲より「パスピエ」


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