共学校の文化祭にあって、女子校には決してないもの。
←どっちの文化祭もおもしろい
男子が踊る、ももいろクローバー。
とりわけガタイのいいのを選りすぐって踊らせていたりすることが多い。男子校だと、線が細くて「男の娘(こ)」としてクオリティーが高い路線を狙う場合もあるかもしれないが、共学校ではそれはちょっとシャレにならないというか(^^;; あんまり流行らないと思う。
一方、女子は、
フリフリの服を着て、女の子系のかわいい振り付けで踊っていることもあるし、
ミニスカ着てお色気系の振り付けで踊ってることもあるし、
男子に混じってふつーにかっこよく踊っていることもある。
つまり、男子が女装して踊る場合、それは違和感と笑いを狙っているのだが、
女子が男装(?)して踊る場合、それは単にお色気系とかより本人がそっちを選んだ(あるいは、人数の都合上、そうなった)ということであって、別に「変」を狙っているわけではないように見える。
共学校文化祭で、各クラスのパフォーマンスを観賞していると、男女が違う役割というか色合いを持っていることがよくわかる。
「男」「女」は言葉として対になることがよくあるが、その位置づけはきれいに「対」になっているものではなく、何かもっとねじれたところにあるような気がする。
男女が混じっていて(しかし数は均等でない)クラスで全員参加する企画。
何をやるのかというところから始めて、
シナリオ、振り付け、衣装、小道具大道具、演出…
全員の得意が生かせて、
現実的に可能で、
お客さんに喜んでもらえる、
どんなパフォーマンスにまとめるのか。
おおまかなところから細かいところまで、膨大な事柄を「みんなで」決めていくのってかなり気が遠くなるような作業だ。
その複雑極まりない課題に、男女混合クラス全員で取り組んで期日(文化祭)までにきっちりまとめる。
こういう難題を潜り抜けてきた共学校出身者に、「こういう(男女のアヤ)分野で」太刀打ちできるわけがない。と、ちょっと思った(^^;;
もちろん女子校出身者も、大学生に、さらには社会人になるところで男女混じって生活するようになり、いろんな経験をすることになるんだけど、それこそ早期教育云々というか、中高くらいの年齢にそういう経験があるのか、もっと後になってからしかしていないのかで違ってくるのは当然だろう。
うちでは、
こじろうには、中高六年間をそういう、男女混じった環境で過ごしてほしいと思って共学校をチョイスして、
はなひめには、ありのままの自分を安心して出せる、フリーダムな環境で過ごしてほしいと思って女子校をチョイスしたので、
男女不均衡な話になっている。
それはもともと、よしぞうが自分の男子校経験から、男子校でないほうがいいという感触を得て、
私が自分の女子校経験から、女子校のほうがいいという感触を得たという、
(わりとよく聞くパターンの)不均等な結果からきたものでもある。
女子校で過ごしている間、男とか女とかを意識することはなく、男女というよりまずは一人の人間。それぞれの志向と嗜好を持ち、多数のクラスメイトの中から自由に人間関係を構築していく。文化祭などの場でも、男女両方の役割(といってよければ)をこなし、演劇などの場であれば(特に奇をてらうわけでなく)女役、男役の両方をこなす。
六年間、実り多く楽しく過ごせるということについては、自信をもって娘に「お奨め」できるけれど、その後、シャバに戻ってきたときにカルチャーショックで苦労する人はやっぱり多いと思う。逆に共学校出身の人は、経験豊富な分、それからの「シバリ」があって見えなくなってるところもあると思う。なんだかんだで「女子校出身」がトータルプラス、と思ってもらえるのかどうかは、今の私の年くらいになったはなひめに聞いてみたい。
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←またろうがイラストを描いた本(^^)
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
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男子が踊る、ももいろクローバー。
とりわけガタイのいいのを選りすぐって踊らせていたりすることが多い。男子校だと、線が細くて「男の娘(こ)」としてクオリティーが高い路線を狙う場合もあるかもしれないが、共学校ではそれはちょっとシャレにならないというか(^^;; あんまり流行らないと思う。
一方、女子は、
フリフリの服を着て、女の子系のかわいい振り付けで踊っていることもあるし、
ミニスカ着てお色気系の振り付けで踊ってることもあるし、
男子に混じってふつーにかっこよく踊っていることもある。
つまり、男子が女装して踊る場合、それは違和感と笑いを狙っているのだが、
女子が男装(?)して踊る場合、それは単にお色気系とかより本人がそっちを選んだ(あるいは、人数の都合上、そうなった)ということであって、別に「変」を狙っているわけではないように見える。
共学校文化祭で、各クラスのパフォーマンスを観賞していると、男女が違う役割というか色合いを持っていることがよくわかる。
「男」「女」は言葉として対になることがよくあるが、その位置づけはきれいに「対」になっているものではなく、何かもっとねじれたところにあるような気がする。
男女が混じっていて(しかし数は均等でない)クラスで全員参加する企画。
何をやるのかというところから始めて、
シナリオ、振り付け、衣装、小道具大道具、演出…
全員の得意が生かせて、
現実的に可能で、
お客さんに喜んでもらえる、
どんなパフォーマンスにまとめるのか。
おおまかなところから細かいところまで、膨大な事柄を「みんなで」決めていくのってかなり気が遠くなるような作業だ。
その複雑極まりない課題に、男女混合クラス全員で取り組んで期日(文化祭)までにきっちりまとめる。
こういう難題を潜り抜けてきた共学校出身者に、「こういう(男女のアヤ)分野で」太刀打ちできるわけがない。と、ちょっと思った(^^;;
もちろん女子校出身者も、大学生に、さらには社会人になるところで男女混じって生活するようになり、いろんな経験をすることになるんだけど、それこそ早期教育云々というか、中高くらいの年齢にそういう経験があるのか、もっと後になってからしかしていないのかで違ってくるのは当然だろう。
うちでは、
こじろうには、中高六年間をそういう、男女混じった環境で過ごしてほしいと思って共学校をチョイスして、
はなひめには、ありのままの自分を安心して出せる、フリーダムな環境で過ごしてほしいと思って女子校をチョイスしたので、
男女不均衡な話になっている。
それはもともと、よしぞうが自分の男子校経験から、男子校でないほうがいいという感触を得て、
私が自分の女子校経験から、女子校のほうがいいという感触を得たという、
(わりとよく聞くパターンの)不均等な結果からきたものでもある。
女子校で過ごしている間、男とか女とかを意識することはなく、男女というよりまずは一人の人間。それぞれの志向と嗜好を持ち、多数のクラスメイトの中から自由に人間関係を構築していく。文化祭などの場でも、男女両方の役割(といってよければ)をこなし、演劇などの場であれば(特に奇をてらうわけでなく)女役、男役の両方をこなす。
六年間、実り多く楽しく過ごせるということについては、自信をもって娘に「お奨め」できるけれど、その後、シャバに戻ってきたときにカルチャーショックで苦労する人はやっぱり多いと思う。逆に共学校出身の人は、経験豊富な分、それからの「シバリ」があって見えなくなってるところもあると思う。なんだかんだで「女子校出身」がトータルプラス、と思ってもらえるのかどうかは、今の私の年くらいになったはなひめに聞いてみたい。
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
>男子が踊るももいろクローバー
ありますね~。にこばっかいの部活でも男子は毎年「おどらー」です。去年はAKB,今年はももくろ。
今年は男子が多かったから「おどらー」は半分だけがやったんだけど、にこばっかいは部活対抗リレー・パフォーマンス部門に出て、ももくろのコスチュームで定期演奏会宣伝をしてました。
>こういう難題を潜り抜けてきた共学校出身者に、
>「こういう(男女のアヤ)分野で」太刀打ちできるわけがない。と、ちょっと思った(^^;;
私は共学出身ですけどね~
文化祭の時のその経験から「男ってモンはホント~に使えんわ!」と腹を立ててしまい、何でも自分および女子で完結させてしまって、ちっともそういう女子力が伸びなかった・・・。
クラスの一部にそういう女子力を伸ばしてる子はいましたよ。全体の1/3くらいだったかなぁ。当時はそういう子のことを嫌って、バカにしてた。浅はかだった・・・。
こばっかいのクラス演劇の監督は女子で、最後の舞台挨拶の時に「保育園児みたいな男子をまとめるのが本当に大変で・・・」と涙ぐんでいて、母達(特に男子母達)の共感と同情、そして尊敬を集めていました。
> 何でも自分および女子で完結させてしまって
そんなこともあるのか(^^;;
> バカにしてた。浅はかだった・・・。
あぁぁ~…
> 母達(特に男子母達)の共感と同情、そして尊敬を集めていました。
ほんとすばらしい。尊敬します。たぶん、こじろうのクラスの女子も同じ状況かと。合掌。
多分そのももクロはビデオに撮った(笑)
息子の部活の後輩がメインでやってたので
私は共学出身で女子校や男子校に妄想的憧れを持っていますが子供も共学なので比較できない。で、自分の経験した共学と息子の学校を比較するとだいぶ違う。 なんでかなあ 時代もあるけど自分の時の方が男女交わらず非協力的(意識してる?かっこつけてる?)クラスの出し物なんか二の次でバンドやってます。みたいなのがかっこ良いみたいな雰囲気があった。
ここは高3で舞台が流れになってきているせいもあるけどみんな割と物わかり良く協力的にやるんだなあと思って見てました。 うちでむくつけき男子が家庭科セット持参で徹夜で針仕事している姿は感慨深いものがありましたし。
あと女子高では感じることが出来る「お客様を迎える」って意識というかおもてなしの気持ちは欠落してたような・・・。自分たちが楽しむのが第一でしたね。いいのか悪いのかはわかりませんが。
今度ランチ兼上映会しましょ♪
> 多分そのももクロはビデオに撮った(笑)
あ、そうなんですね。
見る予定にしていたものでは全然なくて、ちょうど「今から始まります」に出くわしたの。うまいとか下手とかいうよりも、もう青春がまぶしくて、いいなぁ~と思いました。
> 時代もあるけど自分の時の方が男女交わらず非協力的(意識してる?かっこつけてる?)
そうかもしれないですねー
時代は違う。とにかく。
小学校とかでも、昔よりは男女仲いいですよ…
こじろうのクラスでどのように話し合いや作業が進んでいたのか、実際のところは見てないんでわからないんですが、なんとなく、中一や中二のころはほとんど女子に仕切られていたのに比べると、ずいぶん対等な関係になったんじゃないかな? と思います。精神年齢ギャップも少なくはなってるだろうし。
「おもてなし」は、ないですね(^^;; ほんとに全力で自分たちが楽しんでいるわね。高三のクラス発表のはじけっぷりと運動能力アベレージの高さが学校の特徴でしょうか。
> 今度ランチ兼上映会しましょ♪
わーい(^o^)/
上映会参加させてください。
トライデントさんには「はじめまして」の挨拶もしてないのに、図々しくてすみません^^;
あんまり共学・男子校/女子校、関係ないんじゃないかなーという気もします。
しばりのある女子校もあるし、しばりのある共学もあるし。
まぁそりゃそうですね。でも、しばりありの女子校とかって、経験ないからかえって(共学校より)想像しづらいわ…
なんか全員参加で劇とかやるのって難易度高いなと思うんです。「文化祭命」で有名な国立(くにたち)高校の文化祭とかって見てみたいなーとも思うんですが(人ごみが苦手だからたぶん行けない)
ももクロ見てないです。
ずうずうしくてすみません。
でも、高3ママたち限定であれば、遠慮なく言ってください^^;
私もいろいろ撮ったんですが、DVDに入れるのが・・
頑張ってトライしてみます。