アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

30年ぶりに東大ピアノの会を聞く

2019年11月24日 | ピアノ
学生時代はピアノ弾いてなかったんでピアノの会には入ってませんでしたが…

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演奏は聞きました。当時は、ピアノの会も室内楽の会もフルート同好会も、ひとつの会場を分け合って使っていたので…

その中で調律をする予算を持とうという気概があるのはピアノの会だけなので、
当然のことながらピアノの会のリクエストで調律が行われるのですが
その調律が445Hzで、
それだとフルートの頭部管を全部押し込んでも合わずに困りました。

という、まぁ派手好きな印象が強い会でして…

曲目はというと超絶技巧曲が並んで
それをたいそう力任せにダダダダと弾いて
どやっ!!

みたいなね

そこから30年…いや冷静に数えますともっとなんだけど

今日は駒場で宴会(クラス会)があったので、
そうだ早めにいけば駒場祭じゃないかということに気づいて聞きに行ったのです。

昔とまったくキャラの違うピアノの会でした。

まず会場が違う…ピアノは自前でレンタルし(スタインウェイ)
それを一般教室に運び込むことで、開催期間中三日間朝から夕方までびっしり
という、大演奏会に成長してました。ものすごい人数

そして、超絶技巧曲もあるけど(ゴドフスキーとか)、静かな曲や渋い曲もあって、
ラインナップがだいぶ違う。

今日聞いた中で私のイチオシは
フェインベルク 「子どものためのアルバム」より第二曲「小雨が降る」
ドビュッシー 前奏曲集第二集より第12曲「花火」
の二曲を弾いた人。組み合わせもおもしろいけど音色の多彩さがたいへんおもしろく、よく考えられた演奏でした。

ほかにも、セヴラックとか、ブラームス間奏曲とか、とても素敵な演奏があって、
弦も切れよと叩きまくる演奏は流行っていないようでした。

時代が変わると弾き方も変わる(のかもしれない)

室内楽の会の演奏も聞きました。

昔の室内楽の会は、弦も管もプロ級の人がけっこういて、ピアノパート弾ける人のほうが払底している印象だったのですが(ひとりの人が引っ張りだこであれもこれも弾いてた)、
なんと逆転。

バイオリン+ピアノ

みたいないかにも室内楽な演目の間にピアノのソロをちょいちょい挟みつつ、バイオリンはあれっさっきと同じ人(伴奏は違う人)、ってくらいにピアノ以外の楽器が貴重品になってるんです。

なぜこんなことになっているんだろう??

二つを合わせれば、とにかくピアノがかなり弾ける人がめっちゃ多いともいえる。

ま、ともかく、30年以上経って、(少なくとも祭りに現れる部分では)ピアノが質・量ともに成長していると感じました。

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2 コメント

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レベルが高いです (ららみ)
2019-11-27 10:55:05
アンダンテさん こんにちは♪
いつも、感心しながら読ませて頂いています。

私も、東大ピアノの会、聴いたことがあります。
本当にレベルが高いですよね。
今は、村松海渡さんみたいな有名な方もいらっしゃいますし。

頭の良い方はピアノも上手なんだな~と、改めて思った次第です。
> ららみさんへ (アンダンテ)
2019-11-27 22:48:25
レベルは、まぁ~いろいろですけど、
かなり高い人は多いですね。

ピアノがうまくなる資質(や環境)と
勉強する資質(や環境)とは
かなり重なってますから、

うまい人が多いのはそうですね。
一人ひとりみれば、
うまいとは限りませんけどね(^^;;

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