暑い日のアイスティが大好きです。
今日、アイスティを飲みながら、つい思い出し笑いをしてしまいました。
以前教えていたトシキ君との会話です。
その頃、トシキ君は高校1年生だったと思います。
ベートーベンのソナタをレッスンしていた時に、
「ベートーベンの一生を調べてきてね。」と伝えました。
その後、数回は
「調べてくるのを忘れました。」と言っていたのですが、
私が諦めた頃、
「先生、僕、ベートーベンについて調べました!」
と興奮して語りだしました。
厳しい父親に音楽の手ほどきを受けたこと。
耳が聞えなくなっても作曲を続けたこと。
遺書を書くほど苦しい時期があったこと。
そんなことを熱心に語りだしたのです。
「あら~詳しく調べたのね。」
「はい、調べたら、ベートーベンに興味がわいてきて、最近はシンフォニーばかり聴いています。」
「聴けば聴くほど好きになるでしょ?」
「そうなんですよ。こんなにクラシックが好きになるとは思いませんでした。」
「高校生の男子がクラシックを聴くなんて、とてもかっこいいよ。」
「そうですか?」
「うん、相当かっこいいよ。」
「でも、友達には言えないな。。。」
「何で?」
「だって、毎日クラシックを聴いているんだ、って友達に言ったら引かれますよ。」
「そう?」
「なんだこいつ、意識高い系の人間かよ、って思われますよ。」
「そうなの?」
「クラシック聴くなんて、毎日気取って紅茶を飲んでいる人に近い印象があるじゃないですか?」
「あはは。 そうなんだね。」
「高校生男子が聴いてたら気取っているみたいだから、やっぱり友達にはいえませんよ。」
ヨシキ君はそう言って、苦笑いしました。
ヨシキ君は今でも、ベートーベンのシンフォニー聴くことあるかしら?
紅茶を飲みながら、そんなことを思い出したのでした。
お願いです
習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
このブログを読んで頂きたいと願っています。
ランキングが上がると多くの方の眼に留まります。
ポチッと押して応援してくださいね~
↓ ↓ ↓