弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

持続時間と血中濃度~ダンクシュート

2016-11-21 19:43:06 | 思考
セロクエルの血中半減期は短く、一日2~3回投与が推奨らしい。
だが、とある精神科医のブログでは一日一回まとめて投与の方が効く時があるらしいとのことで、それをその医師は
一日一回のダンクシュート
と表現していた。今、眠前一回投与なのは入院中の医者の処方に基づくものだが、推奨以外の方法が良い時もあるということだ。

・・そして、今日、
近頃調子が悪いのはmECTの効果が切れてきたからではないのか。
と主治医に問うたところ、
mECTで一時期良くなってもまた悪くなる場合それはもっと早く(2~3か月後)に顕れるので、そうではないとのこと。
実際にmECTの維持療法を選ぶ人がどれくらいいるのかは知らないが、もう二度と全身麻酔は経験したくない自分にとっては少し安心できるようでいて微妙な見解である。他の治療法は選びたくない(高価すぎるし効果が定かではない;栄養療法やTMS)が、再発には怯えているので。

年配の院長先生なので割と信頼は置けると思うのだが、調子は停滞したまま。
何か、人生観だとか世界観を左右するようなダンクシュートを決めないと先はないと思う。

贖罪/罰

2016-11-19 13:57:50 | 思考
父の死に際に立ち会えなかったこと。
親友の自殺を止められなかったこと。

この二つの「罪」がボディーブローのように効いている。

だが、この「罪」とは私自身が感じられる私だけのものだ。
そして、その罰とは故人が望むにせよ望まないにせよ、一体、どのようなものであるべきで、いつ終わるのか。
忘却、それ自体が罪だと感じられるのに、忘却でしか消えてくれない。。。

そして、罪を贖う手段がない。
罰を与えるべき故人はもう存在しないのだから、彼らに償う手段を持たない。

ならば、死の時点、或いは仮に存命中だった場合の意志の推定をするしかない。

遺言などなかったが、父は、私が精神的に苦しむことなど望まず、ただ自立することを望んでいただろう。
だが、親友の場合はよく分からない。

・・・デイケアで、メンタル的に不安定な同士が緊密に結びつくとあまり良いことにはならない。
だから、こちらの行為で彼が怒ったこともあれば、彼の対応で酷く傷ついたことも多い。
最終的に、彼が思いつめてしまったのは、自分のSNS上でのコミュニケーションの問題によるかもしれなくて、ただ、それを知る手段はない。
彼は一回目の自殺未遂のあと、私が何回も心配して連絡したことに感謝していたが、その後もいたずらに延命させてしまっただけかもしれない。

最後の致命的なやり取りのまずさが原因だったとしても、彼が私のことを恨んでいたかも分からないし、裏切られたと思っていたかもしれないし、(私は私で彼に裏切られたと思っていたのだが・・)、それでも長年の付き合いから少しは感謝の想いも抱いていたかもしれない。
そして、彼が、死の時点で何を思ったかもわからないし、存命していても私が罰(精神的苦痛)で苦しむことを望んだかも分からない。

よく、身近な人が自殺し、自殺防止のために活動をする。そんな美談めいた話は沢山ある。
だが、それが贖罪のつもりでも、全く罪は消えない。
もし、故人が、
自分と同じような人の障害・病・自殺を援助・阻止して欲しい。
という言説を生前に明示ししていたか、遺書にあったかすれば、話は別だが、「個人の意志の推測」→遺志を継ぐ。
というのを本質的にやれるなんてケースは滅多にない。自分でも、彼のような存在を作らないために自殺防止の活動を、とこじつけのようにそう思ったことはあったが、結局、ほとんどが自己満足だ。
勝手にカタルシスを得ようとしているだけで、ともすればその人自身の死を「利用」しているだけだ。
基本的に天国から見てるだとか、そんな類のものも信じないのだから。

まだら

2016-11-18 22:06:17 | 思考
mECTが記憶に影響することは多分間違いないのだが、どこからどこまでが自然な記憶の劣化で、どの部分が手術に影響を受けているのかが分からない。
規則性が全くないのだ。
単純に古い記憶が消えている(いや、現状の手掛かりで思い出せないだけ)と思えばそうでもなくて、また単純に施術から遡って直近のものが消えている訳ではない。
別につけていたブログだと、施術期間の一か月は損傷が激しいが、他は完全にランダム。
去年のことが一番忘れていて、変な幼少期の記憶はむしろ思い出しやすくなっていたりする。
去年、全話観たはずのアニメをほとんど想い出せなかったりもするし、逆に施術一か月前に読んだ本の内容を覚えていたりもする。

まだら、虫食い、といった表現が適切で、勿論日常生活に支障は全くないのだが、困惑することも多い。
既視感、既知感もあるし・・意識の形態自体が変化したような気もする。。。


創作物の場合、もう一度楽しめるかもしれないという変なお得感はあるが、学術的な知識の記憶までまだら模様だったら非常に困る。

適性とは・・

2016-11-17 16:29:45 | 思考
今現在その活動に向いているかではなく、その活動に向かせる訓練に耐え、訓練で変容した自己像を好ましいと思えるかどうかである。

本当に、今現在の状態で向き不向きを考えるのはやめよう。。
大体、昔にも精神科医に似たようなこと言われたじゃないか・・・

というか、あらゆることに向いていないのなら、どれを選んでもさほど変わらない。
頑張れるかは環境の要因が大きすぎる上に、その環境自体選べない。

眠気との闘い

2016-11-17 15:02:41 | 思考
睡眠時間が長くなってしまうのは、浅い睡眠を繰り返すから。
その仮説の元、月曜に就寝前のトリプタノールが加わった訳だが、睡眠が深くなって朝に起きれるどころか、一度起きても眠たすぎて昼過ぎに起きる羽目になってしまった。。
何故、トリプタノールかというと、中期・長期の睡眠薬は耐性がついてしまうから。
でも、就寝前に抗うつ薬をうつの対策ではなく睡眠補助に、というのは今まで何回もやってきたが、また徒労に終わりそうだ。

(エフェクサー以外の抗うつ薬は今までで全て飲んだ。)
医者の臨床経験によっても違うのだが、就寝前の抗うつ薬は大体以下の通り。

・レメロン
・トリプタノール
・デジレル
・テトラミド
(・ルジオミールorテシプール)

特に、デジレルは使用頻度が高く、主治医は今回も勧めてきたが、個人的に合わない。
自分の場合悪夢をみやすくなるからだが、普通は逆で、悪夢を抑えてくれるらしい。
薬との相性は人それぞれだが、やはり、もう薬で睡眠をどうこうという訳でもないのかもしれない。

大体いつも過眠を訴えているが、眠前の薬なしでは不眠(入眠困難)になることも多いという扱いにくさ。
昔は大体、レメロンが役に立っていたが、体重増加と起床困難になるのでアウト。
今はセロクエルで眠くなるが、今まで何回も書いたように、眠りに入るのが怖くなっている。
セレネースも飲んでいるし、他の抗精神病薬を重ねることは出来ないし、したくない。

とすると、八方ふさがりな訳だが・・・
今まで名前を知っていながら試してみなかった光療法の器具を買ってみるしかないかもしれない。
秋季と冬季には過眠が悪化するのは確実だし、そこまで高いというものでもない。怪しげで高価なTMSや栄養療法よりマシだろうし。
・・・とは思うのだが、本格的なものになると3万くらいかかる。
効かなかったら家族に譲るという形で、金銭的に補助してもらえないか思案中。