あなたを見つめて。。 monochrome life

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里山の木道 琵琶湖針江 フレクサレット6 Belar 80mm f3.5〈RVP100〉

2007年10月01日 01時20分22秒 | Film Camera
ほの暗い森で見た曼珠沙華の群生は鮮烈な印象だった
この花は澄んだ秋空のした田畑の畔に良く似合う花だと思っていたがこうして森の中でひっそりとかたまって咲いているのも良いものだ
暗さのせいか朱色がいっそう濃く見えて子どものころ母親から毒があるから触ったらあかんよ…という言葉を想い出すまでもなく花弁を触るのをためらうほどだった
ちなみにそんな毒のある花がどうして人里や田畑に多いのかというとこの花の鱗茎にはリコリン?
だったかの毒があるけれど水にさらすと無毒になってでんぷん質の食用になります
昔は飢饉でたくさんの飢えた人びとがこの花で助かったそうです
アンデス高地に残るジャガ芋の原種もそのまま食すと毒にやられてしまうけれどインカの末裔は毒を抜いて主食にしているから植物は不思議なものですね
ふたたび木道を自転車の場所までもどり歩いて、ふとふり返ると群れて咲かないでいる曼珠沙華はそれほどの印象はなかった。。。
コメント
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