ビル コンタックスTVS CanoScan8600F

近ごろは忙しくて（仕事と母の介護とカメラ遊び）なかなかバイクツーリングにも
遠くへの旅にも出られずに、もっぱら環状線の２駅を日曜の夕方から歩きながらの
沿線撮影です。
２駅を歩くとけっこういろんな面白い光景に出会います。
この日は出かけるのが遅くて陽の落ちるのも早いから一枚もシャッター切れずに黒
のＤｏｎｋｅのバッグにカメラも仕舞っていました。
薄暗くなった住宅街にとつぜん目に飛び込んだのがこのビル。
ブルーシート全体にライトが灯ってすごく美しかったです。
電柱に体とカメラを押さえつけながら数枚写してぶれてなかった１枚でした。
デジカメなら手ぶれ補正でわけないんですが。。

１コイン Leica M2 Elmarit 28mm f2.8 (third)

大阪の町はいろんな看板であふれています。
この道をつき当たれば宗右衛門町に出てカニ道楽や食い倒れの人形に出合えます。
これは１００均ショップではなくて駐車場の看板です。
昭和時代のレトロなビルがまだこうして形を変えて残っているんですね。
ここが昔し通いつめたフジ？？
もうすこし先だったように・・・
馬鹿でかいディスコクラブ（死語ですね）がありました。
生バンドが入ってましたね。
若かったころは毎週土曜の夜には友人と通いましたっけ。

door Leica M2 Elmarit 28mm f2.8 (third)

キリン Leica M2 Elmarit 28mm f2.8 (third)

キリンとラクダっておなじ祖先なんでしょうか？
キリンの水玉を取ると顔がラクダにそっくりだと思うんですが…僕だけかなぁ。。
キリンの角？はラクダのこぶの進化だったり。
どちらも目が可愛いですね。
黒目がちもいいとこ！
この隣にあるレトロビルの古い窓を真剣に撮影していたら怪しい奴と間違われて管理人に通報されそうに…（汗）

竜宮の使い コンタックスTVS CanoScan8600F

小学生のころ大切にしていたものにいろいろな図鑑がありました。
男の子らしく恐竜や猛獣の図鑑についで好きだったのが深海魚の図鑑。
そのなかでも一番の記憶は竜宮の使いという全長数メートルもある太刀魚のお化けみたいな深海魚でした。
きっとこんなのが泳いでる横に浮かんできたらもう溺れ死にものです（笑）
難波の地下街で見たこの壁面は都会の竜宮の使いみたいでしょ？？

路地 Leica M3 Summaron 35mm F2.8 T-MAX400

路地が好き。
大阪弁では「ろおじ」って言います。
大阪の下町で育ったせいか大人になったいまでも大通りより裏通りを歩いてしまう。
裏通りには路地があります。
ちょっと不安な感じがいまもまだ残っているのは子どものころにいきなり犬に吠えられたり、
このまま抜けだせなくなるような怖さが心の奥に残っているからでしょうか？
ただ外国のそれとは違ってこの国の路地はどこか懐かしくて温かな影があります。

京都円山枝垂れ桜 MINOLTA DiMAGE A1 三脚使用

桜見たいですねぇ。。
今年はとうとう京都の春の花行路へも行く機会を逃してしまいました。
桜の花も春の花行路の時期にはまだ固い蕾で京都市の観光政策にいつも乗せられて
しまいます(笑)
写真は去年春の花行路です。
桜の花びらが無くても樹齢70年ほどの枝垂れ桜は妖艶さすら感じる美しさだと思う
のは僕だけでしょうか？
この桜は二代目で先代は250年ほどの古木だったそうです。
遠くに上弦の三日月を見つけた人いるかな？（笑）
この桜は京都の桜守、佐野藤右衛門さんが見守って育てています。
この老人の話す言葉は『桜は人に見られて美しく咲くんや』だそう。。。
誰も気にもかけない桜や保護ばかり言って人を近づけないで遠くから眺めるだけの
桜は年々小さくなってやがて枯れていくそうです。
観守ることが大切なんでしょうね。
だから桜の下の花見も桜も嬉しいらしいですよ♪
ただハイヒールやビニールシートで土を固めないように気をつけないとね。
素足にござを敷いて桜の幹を撫でてあげましょう。
タイトルの『あなたを見つめて。。』はそんな名も知れない草花や光景をすこしだ
けでも気にかけてあげていたい僕の気持ちです。

紫陽花 Rollei Flex 3.5F Xenotar75mm イルフォードデルタ400

parfum観てきました！
超人的な嗅覚を持った主人公がすべての香りを記憶にとどめたい願望にかられ究極のparfum（香水）を作りだすという話。
ただ処女の死体の香りというから凄いです（残酷な殺人シーンはすこしもないです）
つぎつぎに殺人を犯して最後にたどりついたparfumで彼が得たものとは…
ひさびさに観た面白い映画でした。
主演のベン・ウィショーは舞台俳優だけあって存在感たっぷりの素晴らしい演技でした。
僕が好きなmonochrome写真も色に惑わされない光と影の世界です。
香りの世界に通じるものを感じました。
この写真は毎月通う月初めのお一日（おついたち）詣りの帰り道で観た枯れた紫陽花です。
亡くなった父の遺志を継いでもう10年になろうとしています。
この日は時間があったから帰り道をケーブルカー使わずに裏の山道を歩いて下りました。
初夏の夕日にもうすっかり枯れてしまった紫陽花が逆光に光っていました。
８mmカメラが趣味だった父もいつかこんな光景を観たのかもしれません。

近所の公園 そら コンタックスT2 CanoScan8600F

歩きながら晴れていればなんども空を見上げてしまいます。
下に川が流れていればなにか棲んで居ないかとじっと覗いてしまいます。

大阪寝屋川 菖蒲 コンタックスTVS CanoScan8600F

生きていない花たちも僕には美しく感じられます

大阪寝屋川 草 コンタックスTVS CanoScan8600F

風は夕日に向かって挑むように吹いていました

神戸北野町 実 コンタックスTVS CanoScan8600F

子どものころ母の三面鏡に入っていた珊瑚の首飾りになんだか似ていました

神戸北野町 猫 コンタックスTVS CanoScan8600F

君のテリトリーに入った僕をさっきからそうやってずっと見ていたんですね。。。あとすこしで出ていくから待っていてくださいね

神戸北野町 石 コンタックスTVS CanoScan8600F

赤いテーブルクロスに赤い重石とても解りやすくて好きですこういうの

神戸北野町 車庫 コンタックスTVS CanoScan8600F

その奥にいったい何があるのでしょうね？