あなたを見つめて。。 monochrome life

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さよならMAC はじめましてWindows7

2010年09月28日 21時12分19秒 | Weblog


とうとうと言うか、いまさらと言うか22年使ってきた自宅メインPCをMACからWindows7に換えた。

XPは会社デスクトップと自宅ノートでも使っていた。

インテルCorei7-880プロセサー3.08GHz(4Gbメモリーに1Gbグラフィックボード)というハイスピードCPUに21incワイド縦と23incワイド横のデュアルモニター仕様だ。

MACのOSにもPCにも十分に満足してるんだけど昨年アップル社はCPUを全てIntel社に変更したから、このさき新しい機種を買い換えようとすると、いま使っているソフトはすべてIntel対応の最新版に変えなくてはいけない。

それまでは独自のパワーマックという32bitCPUを使っていたからWindowsが採用しているIntelだと互換するソフトの開発費を削減するには仕方ない判断だと思う。

だが自分としてはたくさん使っているソフトのバージョンも切れているのでこれから先新しいソフトだけで数十万の出費は辛い。

アップルには優れたソフトが内蔵されていて普段の使用には十二分に対応できる(iWorkなどはMicrosoftのWord、Excel、PowerPointfファイルを開くまたiWorkで作成した文書をWord、Excel、PowerPointのファイルとして保存できる。)が、職種がDTPなのでやはりたくさんのソフトが必要になってしまう。

仕事は旧いOSのMac中心で(DTPの世界ではフォントが重要で20年ほどまえに確立されたOCFという型式のフォント遺産からなかなか抜け出せないでいる。なにせ1書体5万ほどで最低でも20書体はなければ仕事にならないから。ただ5年ほどまえにOTFというフォントに異存しないで高精度の文字が出力できる環境からなら最新の安いマシンが使える)忙しい時期には持ち帰って仕事をするので自宅にもMACとWindowsが必要だ。(経理までPCでやっているのでもう大変)

※ただトゥルータイプフォントなどは精度として問題外。

アプリケーションを最新のOSで2種も用意するのはたいへんなことで、どうしようかと思っていたらWindows7には32bitもあって(ただしメモリは最大で4Gb上限)仮想モードでXPにも対応しているとのことだった。

インテルCorei7は64bitに対応しているので将来64bit7をインストールし直すことで4Gbのメモリー上限を解き放って128Gbのメモリを積むことだって可能だ。

いまは最新OS最速PCに10年以上も前のフォトショップ5.0や7.0、イラストレーター10という旧いソフトがすんなりと入ってさくさく動いたのには驚いた。

Canonの附属RAWソフトDPPなども数百枚の重いデーターでも一瞬に表示される。

休みは写真も撮りに出ずにソフトの移植やらフリーウェア集め新しいフォトショップCS5の勉強をしていた。

マニュアル嫌いの人が多いが自分はマニュアルは苦にならないので完全に覚えて使いこなせるようになりたいといつも願っている。

ただCADは興味が無いから無視、3Dは習得したくて昔、高いソフトを買ったが絵を描く才能と絵心が無いのでモノにはならなかった。

しばらく使ってみて感じたのはWindows7は一昨年発表されたマックのleopardより3年はゆうに遅れているということとXPが使えるなら教本など読まずとも数時間あれば直感的に使いこなせるということだ。

インテリジェンスとモダンセンスにおいてマイクロソフト社は永久にアップル社に追いつくことができないのだろうか?

落ち着いたら仮想モードにアップル社のleopardを入れて(マックでもWindowsとMACを同じパソコンで切り替えて使える)その日の気分に応じてMACとWindowsを使い分けていこうという楽しみを持っている。
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ー遠 雷ー  part.ll     ペンタコン6&ロジナール Stand Develop

2010年09月04日 21時31分35秒 | 遠雷


    ILFORD PAN F


    ILFORD PAN F RED filter


    KODAK TMAX400


    KODAK TRI-X400


    ILFORD PAN F


    ILFORD PAN F


    KODAK TMAX400


    ILFORD PAN F


    KODAK TRI-X400


    KODAK TMAX400


    KODAK TMAX400


    KODAK TRI-X400


    ILFORD PAN F


camera:Pentacon Six TL
lens:Biometar 80mm f2.8
film: TMAX400(400)TRI-X400(400)PAN-F PLUS(50)
developer:RODINAL 20℃±0.5 1:50 静止現像
      TMAX & PAN-F(13min15sec) TRI-X(15min20sec)
scanner:EPSON GT-X970

本年度アカデミー賞作品賞の『ハートロッカー』をビデオで借りて見た。
大阪では大きい映画館では上映されていなくて、終わらないうちに行かなくてはと焦りつつ、春おわりころに終わってしまっていた。
家で大画面の地デジといえどビデオではなぁと思いつつ、ぐんぐん引き込まれて息もつげずに見終わった。
こりゃすげぇ!映画だ!
戦争映画ではプラトーンや地獄の黙示録の名作があるが、激しい戦闘シーンの無い戦争映画でラストまでこんなに胸を締めつけさせられたのは初めてだ。
これを大画面の映画館で見たらあまりの緊迫感で心臓に悪いかも。
監督のキャサリン・ビグローは女性監督だがドキュメンタリーを撮っている社会派らしく、ただの戦争映画には終わっていない。
主演のジェームズ軍曹が本国で待つベイビーと彼女(LOSTに出演している大好きなケイト役のエヴァンジェリン・リリー)に無言電話をするシーンがあるが、最後まで名前を言い出せずに電話を切るシーンは女性監督の目線だろうか、泣けてくる。
ラスト近くで休暇で本国に戻りぎこちなく家族と過ごす自分をフラッシュバックのように回想するジェームズ軍曹。
ベイビーを抱きながら『おまえはママが大好きだな、そしてパパも大好きだ、それにこのブリキのおもちゃも大好きだ。
でも、いつかあるときこれがただのブリキと紙で出来ていると気づいたとき好きでなくなる。
そうして大人になるにつれてそんな大好きなものがどんどん無くなって、最後にはひとつかふたつになってしまうんだ。
パパはもうそれがひとつになってしまった。』
軍宿舎の彼のベッドの下には、これまで死を賭けて爆弾処理で外した山ほどの起爆スイッチを捨てられずにいる。
映像はどのワンショットひとつをとっても写真的に素晴らしい。

Do As Infinity -遠雷-
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