あなたを見つめて。。 monochrome life

モノクロ自家現像の写真を左のカテゴリー一覧からご覧ください。
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明けましておめでとうございます。   Norita 66 Noritar 80mm F2 Portra 160 & Fuji 160N

2016年01月02日 02時03分33秒 | Film Camera

































今年も気の向いたときに、オールドカメラでシャッターを押したなんでもない光景を、気の向いたときにUPしていければいいなぁなんて思っています。
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蚕の社   (Kyoto Kaiko no Yashiro)    Norita 66  Noritar 80mm F2.0   Fuji Film H160

2013年08月29日 23時43分42秒 | Film Camera
























このお盆休みに出雲へMoto Guzzi V7 Classicで出かけた。

GWでは2泊3日で四国を1200Km走って、まったく写真など撮る時間がなく運転ばかりだった反省から、今回は840Kmに抑えた結果、写真もそこそこ撮れて疲れも残さずに無事帰宅出来た。

持っていったカメラはRolleiflex 2.8 Planarを1台のみで、ワンショルダーバッグに入れてたすき掛けで3日走ったけれど、少しも肩は痛くなくバイクの振動による故障を心配することもなかった。

最近は3.5Fの出番が多くてしばらく2.8Fを使ってなかったのと、3年前に18切符で出雲へ同じお盆に出かけたときはハッセルの80mmで撮ったので、その続きとして同じ焦点距離の2.8Fを選んだ。

フィルムは今回はカラーネガのみで、もう仕上がっているがホテルでこれから廻る出雲地方の神社やパワースポットをiPhoneで調べていたら、気になる記事を見かけたので帰ってから、詳しく調べてみた。

それは京都にある蚕の社という場所で、珍しい三本足の鳥居が森の中に鎮座して祀られている。

この三本足の鳥居のいわくについての記事は多く語られてネットにも載っているので、省略するが霊感の乏しい自分でさえレイキを感じるほどの、まさしくパワースポットだった。

もちろん嫌な霊気などではなく、神秘的な心が洗われる感じのレイキだ。

このときラストの鳥居に止まって動かない蛾を写していたら、大きな蜂に襲われてそれまでにも頭の周りを飛んでいたので、ビビっていたのだけれどいきなり襲われて

雨上がりに持っていたビニール傘で応戦(笑)しながらも足がもつれて、もんどり打って転けてしまい、もう駄目かと反射的に傘のジャンプボタンを押して傘で体全体を覆いながら、

身長50cmくらいに体を折りたたんで道路まで転がり逃げて難を逃れた。

神社は雨の降った夕方で他に誰も居なかったが、たぶん遠くで見た人は頭が可怪しいおっさんが一人で傘を振り回して暴れていると思われたに違いありませんが怖かったぁ~(;゜;Д;゜;; )ギャァァァ!!

Part3・Part5(Bronica Close-up lens No1)

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OSAKA HEAVEN       Zeiss ikon Contaflex Super B Tessar 50mmF2.8 Portra New 160

2011年10月19日 10時55分32秒 | Film Camera



































今までコンタフレックスというカメラは知っていたが、コンタレックスという現在も20万近くするカメラの影で、大衆機というか、

とにかく安値で売られているこのカメラには、あまり興味もわかなかった。

1963年発売のこのカメラは当時のドイツマルクで600マルクほどしたそうだ。

現在の貨幣価値に換算すると100万ほどしたらしい。

だが日本に輸入されたときには、おそらく数百万はしただろう。

コンタレックスで家が一軒買えて、それを買えないその大衆機といえど一般庶民にはとうてい手が出せない高値の花だったのだろう。

よく写って操作性や質感が抜群のこのカメラは大ヒットしたそうだ。

そのおかげか、流通量が豊富でそんなカメラが現在では数千円で買える。(ちなみに当機はオリジナルケースが付いて美品9700円でした)

国産の一眼レフでも数万円はする。

そんなカメラとレンズを知ったのは、Bさんのフィルム現像をしてあげたときだった。

国産のレンズで写したネガとはタンクリールから外して電球にかざした瞬間に違いが判った。

ボディから外して見せてもらったときは径27mmと小指ほどの厚みのレンズで、おもちゃのようにちっちゃくて軽いので正直驚いたのが、

頭に残っていたからなおさらだった、これは凄いレンズだ。。

1935年に発売された当機と同じ名称を持つContaflex tlは35mmフィルムを使う交換レンズ可能な二眼レフで、当時の日本円で2500円したそうです。

戦前の2500円というと都内で土地付き住宅が充分に買えるほどで、現在の貨幣価値でいうと1億5千万円(゜д゜)!。もしたらしい。

やはり、そんな血を受け継いでいるのでしょう50年経ったいまも、鍍金は美しく輝きレンズコーティングも深い湖底のようなブルーを保っています。

あいにく僕の機体はオート露光がダメと分かり、マニュアルで撮りましたが開放の柔らかだが美しくシャープな描写はオートのままだと、

つい使わずにいそうなので、むしろこのほうが良かったのかもしれないなと。

Bさんのモノクロームは良かったが、取りあえずレンズテストを兼ねてカラーネガで1本、いつもの大阪ミナミの繁華街を彷徨い歩いた。

ズジャッというやや甲高いシャッター音は、それまでのレンズシャッター機から抱いていた乙女カメラを、打ち消すような男性的な音で、

たぶんミラーショックを和らげるダンパーの音も混じっているのだろうか?低速でも極めてショックが少なく、クイックリターンでないブラックアウトしたファインダーは、

『いま私が撮り終えました』とでもカメラが教えてくれるようで、気持ちよく撮影が進んだ。

夜にこの辺りをカメラで写し歩くのはヤバいような気もするが、日中はまるで昼夜が逆転しているような眠ったままの静かな街だった。

Contaflex superとはこんなカメラ ハヤタ・カメララボ
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OSAKA HEAVEN        Exakta Varex VX P.ANGENIEUX 28mm f3.5 & PrimoPlan 58mm f1.9 Kodak EG

2011年10月06日 08時34分38秒 | Film Camera




























































『 デジタルで撮ったものは情報にすぎない。

フィルムカメラこそは魔法なんだ。

これは化学(ケミストリー)だ。

フィルムカメラっていうのは、光があって、銀があって、そして自然の作用……つまり神の業なんだ! 

被写体の肌触り、豊かさが写る、それが魔法なんだ。

本当に魂(ソウル)がこもっているのはライカだし、フィルムなんだ。』

POLICE・The Animalsのギタリストで写真家 アンディ・サマーズ

まあ、そう硬いことは言わないでカラーでもモノクロームでもいいから、もっとフィルム使いましょ(笑)

2ヶ月ぶりにヴァレックスのマウント不良と光線引き、プリモプランの曇りクリーニング(アンジェニューのカビは取れずに返却された)

テストを兼ねて難波から心斎橋あたりを歩いた。

60年前のカメラとレンズに現代のフィルムを詰めて3時間ほどで1本撮った。

この日は露光計を使わずにすべて感メーターで撮ってみた。(忘れただけなんだけどね(^^ゞ)

どれがPrimoPlanかAngenieuxだったかどうでもいいくらい、楽しい3時間を過ごせた。

僕もデジタルは使うけど、フィルムの高揚感には敵わない。

この次は、とっても美味しいモノクロームを詰めてあげようヴァレックスに。
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BIUTIFUL           Canon New F1 New FD 85mm F1.2L TMY-2 XTOL1:1 20℃ 9,30min

2011年07月11日 23時27分53秒 | Film Camera


斑入り葉のモンステラ茎挿し苗をもらった。

毎日すこしずつ葉が痛んでいく。

毎日ていねいに褐色になった枯れた部分を切り取って葉水を与える。

甦れ!


ある場合には運命っていうのは、

絶え間なく進行方向を変える局地的な砂嵐に似ている。

君はそれを避けようと足どりを変える。

そうすると、嵐も君にあわせるように足どりを変える。

君はもう一度足どりを変える。

すると嵐もまた同じように足どりを変える。

何度でも、何度でも、

まるで夜明け前に死神と踊る不吉なダンスみたいに、それが繰り返される。

その嵐はどこか遠くからやってきた無関係ななにかじゃないからだ。

そいつはつまり、君自身のことなんだ。

君の中にあるなにかなんだ。

だから君にできることといえば、その嵐の中にまっすぐ足を踏み入れることなんだ。

その嵐は千の剃刀のようにするどく生身を切り裂くんだ。

何人もの人たちがそこで血を流し、

君は両手にその血を受けるだろう。

それは君の血であり、

ほかの人たちの血でもある。

そしてその砂嵐が終わったとき、

どうやって自分がそいつをくぐり抜けて生き延びることができたのか、

君にはよく理解できないはずだ。

でもひとつだけ、はっきりしていることがある。

その嵐から出てきた後、君の人生は変わっているんだ。

ビューティフルに。




村上春樹が監督アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥに捧げた『海辺のカフカ』よりの章節

週末に会社帰りに映画を観てきた。

タイトルはBIUTIFULだが正しいスペルはBEAUTIFULだ。

このタイトルひとつにも主人公が育ってきた貧しい環境が分かる。

どうしても観たかった映画だが、これはまぎれもない父性愛の映画だ。

だから女子や子どもを持ったことのない青年が観ても、もしかすると深く理解されないかもしれない。

母性が肉体的なものとすれば父性はきわめてメンタルなものだ。

それは母性が卵子とともに子宮のなかで10ヶ月過ごしたことと違って父性は自分の意思とは無関係に酸の海(?)をひたすら泳ぎ到達した一匹の精子の違いだろうか(笑)

監督イニャリトゥ作品は『21g』と『バベル』を見たが今までの集大成といっても言い過ぎでない秀作だ。

『21g』のベニチオ・デル・トロが好演した裏社会に生きる信仰深い男と、この映画のハビエル・バルデムが演じるウスバルという男が僕には重なって見えてしまう。

映画は2ヶ月の余命を宣告された男に、これでもかというほど辛い試練と悲しい出来事が起こる。

主役を演じたハビエル・バルデムは『ノーカントリー』でみせた怪演とはうって変わって次第に受難者イエスをも彷彿とさせる悲しみと慈愛に満ちた表情に変わっていく。

彼はこの役のために過酷なダイエットをして別人のようになっていた。

心を病む妻のマランブラ役のマリセル・アルバレスは舞台の振付、演出家で今回初のオーデションに合格した、まったく無名の素人同然の演技者だが切ないほどマランブラに成り切っていた。

最後まで決まらなかった、この映画の重要な役どころの娘のアナは学校帰りに撮影を見学していて自分から『私もこの映画に出てみたい』と監督に声をかけた小学生だというから驚きだ。

さまざまなこの映画のレビューでは『終りを知ったものだけが見せる、力強く美しい人間の姿』とあるがこれはまったく的はずれな解説で(失礼でごめんなさい)

彼は結局、根本的なことはなにひとつ解決できずに弱々しく惨めな最期を迎える。

ただ、死を前にして彷徨える死者と意思を通じ合える能力を持つウスバルがずっと探しつづけていた若き日の父と会話をしながら、愛する娘にその父からの形見の指輪を譲る

シーンに30数年生きてきて、おそらくいい事など数えることほども無かっただろうこの男に人生最期のささやかな幸せが見えた。

移民問題や同性愛、家族のありかたを静かに問いかける映画だ。

イタリアのバルセロナの裏町はとても汚く、そしてとても美しい。

音楽は素晴らしくワンカットがまるで今はないコダクローム25で撮られたような深い美しさに満ち溢れ、映画を見終わったあと数千枚という心に刻みつけられるPORTRAIT写真を

見せられたような感動で僕は息苦しささえ覚えた。
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P. Angenieux Paris Retrofocus F.28 1:3.5

2011年07月04日 00時41分41秒 | Film Camera



















Primoplan 58mm f1.9付きのエキザクタ・ヴァレックスというクラシックカメラを2月にBさんとシェアして手に入れたがお互い忙しくて4ヶ月も使う暇なくポーチに包んだままだった。

近ごろどうにか仕事も気持ちも落ちついてヤフオクを見ていたらアンジェニュー28mmF3.5というレンズを見つけてしまい後先も考えずに買ってしまった。

前玉に薄く傷ありと周囲にカビ跡があったのと人気の無いEXAKTAマウントだから79000円のプライスが28000円に値下がっていた。

ライカマウントなら10万近くはする高値の人気レンズで、こんな値でないと生涯買うつもりも起きなかったと思う(笑)

昨日着いてテストがてらにpo-tora400を詰めて撮ってみたが、コマ数カ所に光線漏れ?

3コマ目の川に映るほうきで掃いたような同じ形のが映り込んでいる。

シャッター膜?ボディ側の光線漏れ?まさかこのレンズってこともあり??一度検査をうけないと駄目かなぁ。

レンズ側かボディ側かPrimoplan 58mm f1.9を着けてもう一度確かめなくては。

それにしてもアンジェニューはカッコ良い!(めちゃくちゃ重いが)

ただ写りのほうは画質音痴なのであまり分かりません(笑)

柔らかいのに切れがあるとか階調が豊かだとか立体感が尋常じゃないとかの意見を見ますが、3.5くらいに暗さにしてはカメラのファインダーのせいもあるのか、ピントの山が掴みづらい

ただ、このレンズはまた写真を撮りたくなるということは確かなようで、以前のようには撮る時間も限られるだろうけどぽつぽつと撮っていこうと思います。
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はじめましてWindows7

2010年10月02日 17時05分55秒 | Film Camera
CanonF-1 FD35mm F2.0 TMAX400 Rodinal1:50 standdevelop 20℃ 13min
汚れた透明アクリル越しの撮影

バクさんが以前ブログで載せていたGoogle日本語辞書を使ってみた。
仕事での入力はマックでの古いOS8.1環境だからATOK8(ふっ古い~)にXPは初期のHomeEditionなのでインストール出来ずにATO14を永年使っている。
IMEや僕のATOK8より変換効率は良いようだ。
サジェストもよく働いてくれている。
Googleサジェストとは、GoogleのWeb検索の補助機能で、ユーザーが入力している検索キーワードの候補をインクリメンタルサーチによって表示する機能である。
ここらは検索で培った数百万という言葉の資産が生きているんだろう。
ブログなどではよく使うカタカナ英語辞書(例えばモントリオールと打てばMontreolではなくMontrealが候補の初めに現れる)もIMEよりは候補が少ないがちゃんと装備している。
(追記…ツールメニューのプロパティ→サジェストで候補を選べてなんと9種まで追加できた、これも凄い!)
ただベータ版だから、いたし方ないが登録辞書に自動ペーストが使えない。
(ATOKでは選択した部分が自動的に書き出し欄に入って読みを入力すれば良いだけだ)
ちなみにコピペすれば使えますが。
それと致命的なのが手書き入力が使えないこと。
このような話し言葉での入力には難しい文字は出てこないが、人名や偏や旁からも読みの音訓でさえ推測できない文字が日本語にはまだまだたくさんある。
アルファベットは26文字こっきりだが日本字は約3000字はある。
俗字や変体文字まで含めると5000字くらいになるのでは?
僕はもともと電算写植(コンピュータ写真植字)オペレーター出だから、当時は2000文字くらいなら頭の中に並びの順番が入っていた。
それから顔文字が入ってない(笑)(*´д`*)ハァハァ
これはフェース文字のサイトからテキスト辞書で一括に入れれば使えるから問題ない。
ここまで入力しながら誤変換が無いのは流石!
このようなブログの入力にはもっとも適したインプットメソッドだ。
*“いんぷっ”まで入力したらインプットメソッドとサジェストされた賢い!
Google日本語入力DownLoad
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明日は尾道♪ EOS-1V EF 50mm F1.2L ACROS100 RODINAL1:50

2010年08月12日 22時54分02秒 | Film Camera
たった2日の夏休みなので明日は早起きして一番列車で尾道へ。
地下鉄の駅が自宅から1分だから朝5時に家を出て新大阪の始発に乗れば尾道には、8時前には着く。
尾道側から大三島へフェリーで渡る計画がとん挫して(2年前に廃止路線になっていた)しまなみ海道を高速バスで渡るのも味気ないしなぁと思案しながら、
まあ新幹線で考えようと明日に持っていく機材を選んでいる。
『尾道こころ道』のつづきを撮るのだから、もちろんメインはローライフレックス2.8fだ。
サブにsigmaDP1sも持っていこ。
迷うのはフィルムの種類だ。
ituneに入れた斉藤和義を聴きながら、朝の光線の固いうちはイルフォードのPAN-Fplus(IS050)、午後から光線量が強くなればフジのACROS100、
夕暮れはコダックのT-MAXとTRI-X400にして、カラーも少しだけ気休めに持っていこう。。などとこればかりはデジタルも敵わない楽しい時間だ。
あぁ早く寝ないと4時半に起きれない!



斉藤和義 『ずっと好きだった』



斉藤和義 『ウエディング・ソング』
斉藤和義 『ウエディング・ソング』Video編
ボブ・ディランの大好きな僕は斉藤和義もどこか好きなのです(^^)
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踏切の向こう側へ(part2) Canon New F-1 Kentmere PAN 100&400

2010年07月01日 01時48分17秒 | Film Camera
lens:FD 24-35mm F3.5 S.S.C Aspherical / 4.5.6.10.11.12
lens:FD 50mm F1.2 / 2.9
lens:New FD 85mm F1.2L / 1.3.7.8.13
self developer Rodinal(1:50)20℃ 13min




















































ここしばらく日曜の夕暮れに、この街を写真散歩している。
晴れの日が1回残りの2回は雨だった。
2枚目の喫茶店のメニュー写真が、再びこの街へ足を運ばせたきっかけなのかもしれない。
3駅分歩きながら西天下茶屋の創業65年になる、まる福という喫茶店の看板メニューを見たときだった。
コーヒー160円は、まあ考えられなくもないがホットケーキ80円、あん蜜140円、ミルク金時140円、バナナジュース80円という、とんでもない値がすこし汚れた、ろう細工見本に書かれていたからだ。
3日に分けて上の品物を味わってみた。
どれもインスタントや冷凍ではなくすべて主のお爺さんマスターが手作りした本物の味と適正な量の商品だった。
ところで、このメニュー!
65年経過したと言われても信じられるほど、セロテープが何重にも重ね当てられていた。
初日は食べ物は恐ろしくて(笑)手始めにバナナジュース(繁華街のデパ地下で300円はする果物ジュースより濃厚で美味しかった)を注文してみた。
もしや代金先払いかと思い100円をデコラのテーブルに置いたまま待っていると30年も時が逆戻りしたような錯覚を感じた。
昭和レトロの雰囲気が漂う店内の客は店を出るまで僕ひとりだった。
都心の難波から、わずかに歩いただけの汐見橋から西天下茶屋にかけて走る汐見橋線は、わずか150円の運賃でとてつもないワンダーランドな旅が出来る異次元電車への改札口だった。
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踏切の向こう側へ (part1) Canon EOS1V Tmax100 Rodinal(1:50)

2010年06月15日 12時43分27秒 | Film Camera








1.2.4.5/Distagon T* 2/28 ZE
3.6.7/EF50mm F1.2L
self developer 20℃ 12min

関西でも梅雨が始まったが雨で検索すると、雨の好きな人なんているのだろうか?
なんて書き込みをよく見るが、案外好きなのです雨の日(笑)
真夏の激しい雷雨や春先の菜種梅雨のような冷たい雨は苦手だけれど、梅雨の季節のしとしと降る雨や、だらだらとした残暑を打ち消してくれる彼岸の長雨は待ち遠しいくらい好き。
雨には匂いがあります。
春に育った草木の匂い。
朽ちかけた樹皮の匂い。
アスファルトではない土の匂い。
上空から落ちてくるあいだに遠い山や海や川の薫りが風に乗っていくつもの雨粒にくっついて運んでくれます。
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untitled NewF-1 FD85mm F1.2L TMY-2 ロジナール1:50

2010年05月21日 00時01分45秒 | Film Camera
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untitled NewF-1 FD85mm F1.2L TMY-2 ロジナール1:50

2010年05月21日 00時00分19秒 | Film Camera
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untitled NewF-1 FD85mm F1.2L TMY-2 ロジナール1:50

2010年05月20日 23時55分48秒 | Film Camera
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untitled NewF-1 FD85mm F1.2L TMY-2 ロジナール1:50

2010年05月20日 23時52分43秒 | Film Camera
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untitled NewF-1 FD35mm F2.0 S.S.C TMY-2 ロジナール1:50

2010年05月20日 23時47分35秒 | Film Camera
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