あなたを見つめて。。 monochrome life

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路地うら迷いびと       ハッセルブラッド 503cx Planar 80mm ロジナール現像

2011年01月23日 09時47分28秒 | 路地うら迷いびと

KODAK TRI-X 400 RODINAL 1:50 20℃ 15min


KODAK T-MAX 400 RODINAL 1:50 20℃ 13min


KODAK T-MAX 400 RODINAL 1:50 20℃ 13min


KODAK TRI-X 400 RODINAL 1:50 20℃ 15min


KODAK T-MAX 400 RODINAL 1:50 20℃ 13min



僕は最近どうやら猫モテ期らしい。

夕暮れに町中を写真散歩すれば、必ずといってよいほど二三匹の、のら猫に出くわす。

それも半分くらいの猫は足元にすり寄ってきて、景色をバックに撮ろうと下がっても、尻尾を押っ立てて汚れた身体を摺りつけられる(笑)

以前は室内で柴犬を飼っていたからベランダの手すりに近所の、のら猫が日向ぼっこをしに来て、へへ、どうせガラスがあるからかかってこれないと、

愛犬が吠えようが平気で惰眠をしているのを見て、こちらも腹が立つから犬の代わりに追払っていたりしていた。

どうやらDVDで『私は猫ストーカー』なるものを観てから、なんとなくのら猫と接するようになってかららしい。

映画の中で猫ストーカーの教授が、極意を伝授するなかで、猫があちらから寄ってくるまで背を低くして自分の気配を消して目を見ない、

というのがあって猫写真を撮るとき自然と実践しているのかもしれない。

それとも本人は猫フェロモンでも出ているのか?といい気になっているが、実のところ加齢臭で猫が寄ってきたりしてるだけかも(泣)
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50年の時空を超えて…     

2011年01月18日 12時43分55秒 | Weblog
















50年の時空を超えて…いまCONTAXコピー機とLeicaコピー機が出会った。

大阪の食べ放題しゃぶしゃぶ屋で(笑)思わせぶりなタイトルで失礼。

FOCAユニバーサルは当時ドイツの占領下であったフランスで秘密裏に設計されたというレンジファインダー機。

屈辱的な支配下に置かれたドイツカメラのコピーはしたくない、というフランス人の意地と誇りが結集された技術を、フランス人の美的センスによって、
アルミ合金で覆われた美しいカメラだ。

このフォカの美しさを形成しているものは何なのかと見ているとエプロン部分が他のカメラには無い2層になっていることだ。

この凹凸にライカやコンタックスより細かめのサンドブラストが、かかった明るい鍍金が洗練された陰影をつけて優雅でありながら、どこか銃器のような
戦闘的な強さも秘めたカメラに仕上がっているように思える。

フランス人はプライドが高いので文献によるとマウントから内部部品に到るまでわざと彼の国のカメラを意識して互換しないよう造られているという。

いやカメラというより孤高の写真機と呼んだほうがぴったりくるだろう。

ことに135mmなどは装飾的すぎるともいえるアルミ削り出しのきらめく鏡胴を、深く沈んだ湖底のようなモノコートのレンズがそれを抑えて調和を保っている。

もうひとつのカメラはkiev4という僕が最近手に入れた東欧のレンジファインダー機だ。

このカメラも元をただせばドイツのドレスデン工場の優秀な設計技術者や設計図、工作機械、材料を第二次世界大戦終戦直後にソ連軍が侵攻して接収されウクライナで作り続けられた悲しい運命を背負ったカメラだ。

当時のドイツ技術者の想いはいかなるものだったか想像しても心が痛む。

生まれは同じでも資本圏で育ったCONTAXは中古でも、とても高価だが共産圏で育ったkievはわずか数千円という安値で取引される。

このkiev4もウクライナからの空輸代を差し引けば整備済み6500円という悲しいほどの値段だ。

フォカはBさんが手に入れたが、どうやら戦後フランスから外貨獲得のためにアメリカ向けにセットで販売されたものらしい。

(アメリカの広告でこのセットと同じものを何度か見かけたのとフランスは元々が日本と同じメートル表記だがこのカメラはアメリカ向けのフィート表記のみ)

前の持ち主が接写アダプターの説明書に几帳面な英文でピント深度表らしきもの(初め接写の露出倍数かとも思ったが接写リングではない、
アダプター方式なので露出には倍数がかからない)が書かれてあった。

どちらもコピー機と呼ばれてブランド好きの日本では、なかなか人気は望めないが付和雷同があまり好きでないAB型同士(笑)が持ち寄ったカメラが、

同じようにコピー機と呼ばれ50年が経った今、こうして並んでいることが感慨深かった。

以下はkiev4の一夜でのカラーとモノクロのテスト撮影です。

心配していた久しぶりのレンジファインダーのピント外しだが、それは取越し苦労でほとんどピントは外さずに、

F2開放、1/50秒で手持ちや夜間の目測ノーファインダーもそこそこ撮れていたのでたいへん気をよくしてしまった(笑)







































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冬蕾 partⅢ        Rollei SL66E Planar 80mm F2.8 HFT XTOL

2011年01月10日 09時33分25秒 | 冬蕾
















ローライ SL66E Zeiss Planar 80mm F2.8 HFT Ilford Pan F plus (ISO50) XTOL 1:1 20℃ 8min 前攪前浴なし


すこしづつ春の陽光が輝いて暖かさが満ちてくるようにと冬蕾のⅠ・Ⅱとつづくフィルムとカメラを替えてみたけど、

どうやら失敗みたいです、なんとなく異質です(笑)

タイトルを変えていつか別の機会にアップしようかとも思いましたが、楽しく正月の一日を過ごせたしこれはこれでいいのかな。

今日は夜からウクライナより空輸されたkiev4というレンジファインダーでF2開放1/50秒手持ちで夜の都会をスナップしてTRI-Xを1本。

ライカをすべて売ってから2年という久しぶりのレンジファインダーのそれも数十年を経たコンタックスコピーのちょっと怪しげな

二重像合致に手こずって、予感では半分以上もピント外しまくり(笑)

でも、めちゃくちゃ楽しい!

ライカよりはるか手間がかかって、まずフィルムを装填するのにハサミで先っぽをカッティングしないと始まらないのに焦り。

シャッターはチャージした後ではぜったい変えられない。

巻き上げレバーが無い?

巻き戻しクランクも無い?

でも、楽しい。

これってなんなのだろう。

あ、途中でカメラのナニワで『WESTON Euro MASTER』というVintageな英国製の美しい露光計を一目ぼれして買っちゃいました。

低照度と高照度をマジックのような切替方法で変更する反射式だが入射光ディフェーザーも付属。

見た目非常にカッコ良く美しいのでいずれ又載せてみます。

同じように電池を使わない持っていたスタデラと照度を合わせたらぴったりだったのでアモルフォス光電池って凄いと感心!
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明けましておめでとうございます。       sd14/17-50

2011年01月01日 02時18分00秒 | Digital



昨年はあまり更新もない本ブログにお立ち寄りくださりありがとうございました。

思い返せば私事がやたら多くてなかなか写真も撮れない一年でしたが、なぜか写真機とレンズだけは溜まってしまいました(汗)

いきおい撮る回数より機種のほうとのローテーションが合わなくなり12枚で撮り切るブローニーが多くなってしまいました。

35mmはどうしても枚数が多いので日曜の3時間ほどでは撮りきれないからでしょうか。

だったらデジなんて買うなよ!という自問になっとく。。(年始早々つまらないデジですんません)

今年は基本に帰って35mmのモノクロを週に1本くらいはがんばって撮ろう!

皆様にも良き年が訪れ、素晴らしき被写体にめぐり逢えますよう。
コメント (12)
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