湖岸道路を南にしばらく走りながら、ようやくこの道路が3年まえに琵琶湖一周のときバイクで走った景色だと思い出した
メタセコイヤの並木が延々つづきます
見通しの良い道路だったから調子に乗って120Kmくらい出した(時効じゃないか?笑)
湖岸に出ようと自転車を降りて生い茂る夏草を分け入ると一本の木道が森の中につづいていました
訪れる観光客もいないのか蜘蛛の巣のかかった木道をビニール傘ではらいながら歩いていくとやがて途切れて遠くに曼珠沙華の花が群生していました
薄暗い森のなか紅い曼珠沙華の根元から露草も咲いていました
露草は別名を蛍草と呼ぶようにまるで夏の日暮れに紅い花を求めて蛍が舞っているように僕には見えました
この日は2台の6×6カメラを持って出ました
この写真のカメラは運命に翻弄されたチェコスロバキアが生んだ二眼レフです
東京レトロフォーカス「モラビアの残照」というブログに詳しい記事があります
http://ammo.jp/weekly/nak/0209/nak020904p3.html
数十年も昔の安価なこのカメラにはすべての光景を見た目以上に写しだす現代の先鋭なカメラのような真似はできません
ただその場の光景に対峙した僕の貧弱な感情や昂ぶりだけを真四角なフィルムに焼付けることしかできないように最近は思えるのです。。。
メタセコイヤの並木が延々つづきます
見通しの良い道路だったから調子に乗って120Kmくらい出した(時効じゃないか?笑)
湖岸に出ようと自転車を降りて生い茂る夏草を分け入ると一本の木道が森の中につづいていました
訪れる観光客もいないのか蜘蛛の巣のかかった木道をビニール傘ではらいながら歩いていくとやがて途切れて遠くに曼珠沙華の花が群生していました
薄暗い森のなか紅い曼珠沙華の根元から露草も咲いていました
露草は別名を蛍草と呼ぶようにまるで夏の日暮れに紅い花を求めて蛍が舞っているように僕には見えました
この日は2台の6×6カメラを持って出ました
この写真のカメラは運命に翻弄されたチェコスロバキアが生んだ二眼レフです
東京レトロフォーカス「モラビアの残照」というブログに詳しい記事があります
http://ammo.jp/weekly/nak/0209/nak020904p3.html
数十年も昔の安価なこのカメラにはすべての光景を見た目以上に写しだす現代の先鋭なカメラのような真似はできません
ただその場の光景に対峙した僕の貧弱な感情や昂ぶりだけを真四角なフィルムに焼付けることしかできないように最近は思えるのです。。。