本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

さよならみどりちゃん【映画】

2008年04月18日 | 【映画】
2005年公開作品。
久々にDVDで観ました。

実はとても、かなり、好きな映画。


星野真理がフランスの映画祭で主演女優賞を受賞した本作。
確かに彼女は頑張っていた。

映画全体としても、
キャスティングも、演出も、映像も、
そして何より脚本が素晴らしい。

原作の漫画を読んだことがないから
その辺は見方が甘いかもしれないけど。


この映画は、
「みどりちゃん」という本命彼女がいる男の子に、
ずっと長いこと「2号」的な存在で片思いしている女の子の話。

設定が云々ではなく、
主人公の心情が切ない。

あたしはたぶん、根本がこの子にすごく似ていて、
もしこの状況に立たされたら、と思うと、
どうしても感情移入してしまうのだ。

うん。わかる。あたしもきっとそうしてしまう。

浮気とか二股とか自体はダイキライだし、
出来れば幸せになる話の方がいい。

でも、曖昧なラストシーンの後に流れる、
「14番目の月」(ユーミンのカバー)の歌詞は、
その後の2人の関係を表している、と思いたい。

おそらくだけど、幸せな、関係。


初見では気付かなかったことに、
改めて見ると気付くと、
それはそれで嬉しかったりするのだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿