@ユナイテッドシネマとしまえん
私「アベンジャーズ」観てないです。
アベンジャーズメンバーで言うと、観てるのは「アイアンマン」くらいです。
「ソー」には興味なくて「キャプテン・アメリカ」は今後観る予定。
でもまあ、話の内容は分かるかな、と思って観に行きました。
個人的には、ここのところ消化不良作品が続いてたので、
ガハハな感じのアクション大作が観たくて。
・・・結果。
前作及び関連作品を観ていなくても全く問題ありませんでしたが、
消化不良具合は悪化しました。
あれええええ。。。。。
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人類の危機的状況を何度も打破してきた
アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、
平和維持システムとしての人工知能“ウルトロン”を誕生させる。
人類を脅威から守るために完成させたウルトロンであったが、
平和を脅かす唯一の存在は人類だと結論付け、抹消しようとする。
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前作未鑑賞なので、比較はできませんが、
アメコミ大作映画を見た後の、爽快感が感じられず。
まず、1つとして、
アベンジャーズ面々の個性が強くて、まとめきれなかったことが1つかなと。
1人1人に焦点当てると物語も作りやすいと思うんですが、
端的に言うと、主役不在が故のゴチャゴチャ感。
チームで戦うのも、人数が多いと色々と面倒ね。
そして、そこから派生する要素でもありますが、
チームもの、バディものによく見受けられる"仲間割れ"。
別にそれ自体は悪くないのだけれど、アベンジャーズの場合、
"仲間割れからの和解"→"そして結束が強まった!!!"という感じがまるでなくて。
ともすれば、なし崩し的にも見えてしまったことで、
敵を倒す、という展開にもカタルシスが見出せなかったのだと思います。
それと、個人的にトニー・スターク大好きな私としては、
彼の魅力がイマイチ活かされておらず、
駄々っ子的にチームの輪を乱すポジションだったのもちょっと頂けなかった。
輪を乱すこと自体は仕方ないし、キャラクター的にもそうだろうよと思うんだけど、
何だかなあ、中途半端なスタンドプレー、みたいな印象でした。
あとは、いきなり出てきたラブ設定とか、
無理矢理入れた、キャラクターの死亡とか、
ウルトロンの見た目とか(まあ、これは良いか。)
そういうの、物語に詰め込み過ぎた感が否めなかったり。
諸々の消化不良が重なり、
追い討ちをかけるように、ラストで『あれ???』という流れになったので、
作品としての満足度がさらに下がりました。
あ、ラストは一応、これから観る人のために控えます。
アベンジャーズ関連の他作品を全部見ていない私が偉そうに言えないのですが、
やはり個性の強いキャラクターを主人公に据えての作品の方が、
物語に一貫性が出るんじゃないかな、と個人的には思いました。
とはいえ、レビュー等での評価は高めなので、私がひねているだけかもしれません。
大作さながらの迫力映像やアクションシーンは安定しているので、
映画館で見れば楽しめる作品ではあると思います。
夏休みのファミリームービーとしては、オススメです。
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