本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

世迷いごと【本】

2010年11月20日 | 【本】
マツコ・デラックス著作を読みました。
かなり最近出たので中身も結構タイムリーな話題が多く、
この人はよく芸能ニュースを見てるなぁと思いました。
その辺は、一般人目線も交えてていいです。面白かったです。


個人的に、マツコは大好きです。
世の中に対して媚びない姿勢とか、
思ったことをはっきり言える人にとても憧れるので。


この本では、マツコが気になる女性有名人について、
あれやこれや語っています。
エッセイというよりは、ざっくばらんなインタービューみたい。
まとまった文章でない分、読みながらの親近感がわくので、
最近活字離れしているあたしには、とても読みやすかったです。

勝手なイメージですが、
マツコならもう少し突っ込んでくれるかなと思っていたけど、
愛ある毒舌という感じ。

実際に書いてあるけど「興味がなければさようなら」なので、
好きと嫌いは裏返しで、
ここに書かれている人は
良くも悪くもマツコが好きだと思う人なんだなと。
確かに、興味ない人の悪口書いたって、建設的じゃないしね。
達観してるなぁと思いました。


ちなみに、あたし個人的には、
書かれている中では、アヤパン、寺島しのぶ、福原愛ちゃんは好きな方で、
その他はさほど興味がありません。
積極的に好きではない人も、まぁいます。

基本的に肯定口調で書いていたけど、
その中でも、マツコ個人の好みは何となく伝わりました。
正の感情と負の感情が、文章から暗に伝わるというか。
その辺は、あたしの感情と合致するものが多かったので、
基本的にストレス溜めずに読めました。

あと、本文の中には、
引き合いに出されただけの有名人も何人かいるんだけど、
多くを語らない分、全く興味がないんだなと思うと、
この人達が一番哀れな気がしました。

有名人は叩かれてナンボ、話題にされてナンボですね。


コラム本とまではいかないけど、
暇つぶしに読むにはちょうどいいかな。

マツコのキャラも手伝ってだと思うけど、
読んでてイヤな気分にあまりならないのは凄いなぁと
純粋に感心しましたよ。

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