@TOHOシネマズ新宿
お菓子の「ばかうけ」とのコラボポスターを見て以来
あの印象しか無くて、
本編中も、ばかうけだーーー、と思いながら観ました。
物語は、何だか哲学的で、
どうしてコラボOKしたんだ・・・ということだけが疑問。
非常に面白かったです。
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巨大な球体型宇宙船が、突如地球に降り立つ。
世界中が不安と混乱に包まれる中、
言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は
宇宙船に乗ってきた者たちの言語を解読するよう軍から依頼される。
彼らが使う文字を懸命に読み解いていくと、
彼女は時間をさかのぼるような不思議な感覚に陥る。
やがて言語をめぐるさまざまな謎が解け、
彼らが地球を訪れた思いも寄らない理由と、
人類に向けられたメッセージが判明し……。
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宇宙人(と思われる存在)と、
言語学者が、文字を用いてコミュニケーションを図ろうとする、というのは
宇宙人モノの映画としては、非常に斬新だと思いました。
(宇宙人モノは、ほとんどがバトル・パニック・ディザスタームービーですから。)
本作は、どちらかと言うと、サクセス(と言えるかはさておき)ストーリーとして
観ていて面白かったです。
途中、断片的に入り込む映像も、
後に伏線として回収されます。
壊れた家族が修復されていくような展開にも見えて、
脚本が、よく練られているのだと思いました。
ラストの展開は、人によって観方は変わるけど、
あの決断は、勇気がいると思う。
私は、もっとズルい発想に至るな、きっと。
宇宙人(しつこいけど、と思われる存在)が、
人類に伝えたかったことを
今後、人類がどう活かしていくかは定かではないけど、
新しいテクノロジーが、外部からもたらされた時の混乱、と言う意味では、
地球人(中には日本の北海道も入ってたけど)は
学習して、適応して、賢く立ち振る舞うことが出来るのだ、と
思わせてくれる映画でした。
言語があれば、コミュニケーションを取ることは可能なのです。
例え、戦争したがりの国でもね、というのは
ちょっとした皮肉にも取れますが。
余談ですが。
先月まで深夜に放送しいていた「正解するカド」というアニメが、
何だか本作にインスパイアされているように感じたのですが
こういう、宇宙人モノは、今後増えていくのかしら。