
@新宿ピカデリー
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鳴海(長澤まさみ)の夫・真治(松田龍平)が、
数日間行方をくらまし、別人のようになって帰ってくる。
これまでの態度が一変した夫に疑念を抱く鳴海は、
突然真治から「地球を侵略しに来た」と告白され戸惑う。
一方、町ではある一家の惨殺事件が起こったのを機に、
さまざまな現象が発生し、不穏な空気が漂い始める。
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イキウメという劇団には前々から興味があって、
本作は個人的にとても楽しみにしてました。
突拍子もない設定と、
優秀な役者陣。
高杉真宙君も出る(←顔が可愛くて個人的にツボなんですすみません。)
となれば、観る以外の選択肢なし。
相方は、ものすごくお気に召さなかった様子でしたが、
私は途中まではとても楽しく観ました。
現実とSFの奇妙な混ざり方からくる
不穏な空気感も、心地良かったし、
単純に先も気になった。
ただ、たしかにこうする以外にまとめる方法は思いつかないけど、
このまとめ方は、些か強引というか、使い古し感というか、
期待値を上げ過ぎてしまったかなあ、と
ちょっとだけ残念でした。
もう少し複雑なのを期待してしまった。これは私の負け。
俳優陣は全員とても良かったので、
何だかとても消化不良な感じでした。