goo blog サービス終了のお知らせ 

本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

アウトレイジ 最終章【映画】

2017年10月26日 | 【映画】


@新宿ピカデリー

--------------------------------------------
関東の山王会と関西の花菱会の間で起きたし烈な権力闘争の後、
大友(ビートたけし)は韓国に拠点を移す。
彼は日本と韓国の裏社会で暗躍する実力者張会長(金田時男)の下にいたが、
ある時、韓国に出張中の花菱会の花田(ピエール瀧)が騒ぎを起こし、
張会長の部下を殺害してしまう。
この事件を発端に、張会長と花菱会の関係は険悪になり……。
--------------------------------------------


3作目ですから、まとめの話ですね。

そりゃあ、1作目程の衝撃はないですが、
個人的には、名作「ソナチネ」のセルフオマージュが
至る所に見えて、満足。

加えて、渋いオジサマ方の演技合戦ですから、
面白くないわけがないよね、と。

今回一番美味しかったのは、塩見三省。
あと、白竜様ね。
大杉蓮が情けない役でちょっと切なかったけど、
大森南朋は最高にカッコよかった。
ちなみに、本作出てた俳優陣、基本的には全員大好きですが、
原田泰造だけは、適材適所とも言い難いくらい、ちょっと印象が薄い。ごめんなさい。

ひとつ、ひとつだけ、書いておきたいのは、
作品自体には大満足だったからこそ、
寺島進の出演がなかったことだけが、ただひたすらに残念。

ベイビー・ドライバー【映画】

2017年10月26日 | 【映画】


@新宿バルト9

--------------------------------------------
幼い時の事故の後遺症によって耳鳴りに悩まされながら、
完璧なプレイリストをセットしたiPodで音楽を聴くことで
驚異のドライビングテクニックを発揮するベイビー(アンセル・エルゴート)。
その腕を買われて犯罪組織の逃がし屋として活躍するが、
デボラ(リリー・ジェームズ)という女性と恋に落ちる。
それを機に裏社会の仕事から手を引こうと考えるが、
ベイビーを手放したくない組織のボス(ケヴィン・スペイシー)は、
デボラを脅しの材料にして強盗に協力するように迫る。
--------------------------------------------

スピード感◎、テンポも良いし、
映像的な満足感も大。
エドガー・ライトにしては、オシャレが過ぎるなあと思う程に
映画としての出来はとても良いです。

音楽もセンス良いし、
間延びしない展開も悪くはない。


あとは個人的好みの問題だと思うのですが、
私は、敵は敵、味方は味方のままで展開する話が好きなので、
そういう意味で、後半のストーリーがちょっと好かなかったかなと。

みんな、基本的に裏社会の人間だから仕方ないのかもだけど、
一貫してるようで、いきなりキャラ変わる感じについていけず。

実は良い人でした〜、てのとは、ちょっと違うと思うし、
ラスボス的なポジション、その人でないとダメだったかなあ・・・。

あくまで私個人の感想として、
若干、消化不良でした。
まあ、仕方ない。

せっかくなら大画面、大音量で、是非。

ユリゴコロ【映画】

2017年10月26日 | 【映画】


@新宿バルト9

--------------------------------------------
父が余命宣告され、さらに婚約者が突如失踪した亮介(松坂桃李)は、
実家で「ユリゴコロ」と書かれた1冊のノートを見つける。
そこには人間の死でしか心を満たすことができない、
美紗子(吉高由里子)という女性の衝撃的な告白がつづられていた。
亮介は、創作とは思えないノートの内容に
強く引き寄せられ……。
--------------------------------------------

期待せずに観た分、
久々に、重みのある邦画を観たという満足感。

ちょっと長かったけど、
話の筋もしっかりしてて、
ちょっと強引だけど、きれいにまとまっていて良かった。


吉高由里子はコメディよりも
こういう陰のある役の方が、個人的には好きだなあ。
松ケンも良かったし、
松坂桃李も良かった。

私の好きな類の邦画でした。
大満足。

ダンケルク【映画】

2017年10月26日 | 【映画】


@新宿ピカデリー

--------------------------------------------
1940年、連合軍の兵士40万人が、ドイツ軍によって
ドーバー海峡に面したフランス北端の港町ダンケルクに追い詰められる。
ドイツ軍の猛攻にさらされる中、トミー(フィオン・ホワイトヘッド)ら若い兵士たちは
生き延びようとさまざまな策を講じる。
一方のイギリスでは民間船も動員した救出作戦が始動し、
民間船の船長ミスター・ドーソン(マーク・ライランス)は
息子らと一緒にダンケルクへ向かうことを決意。
さらにイギリス空軍パイロットのファリア(トム・ハーディ)が、
数的に不利ながらも出撃する。
--------------------------------------------

雰囲気や描写は悪くないんだけど、
ダンケルクの戦い、に馴染みがない日本人の私にとって、
感情移入出来るのが、1兵士や1民間人に留まってしまい、
もったいないけど、終わってみれば、
満足感はあれど、若干、小スケール。

人間ドラマとしては優秀だけど、
戦争アクションとしては、
ちょっとストーリーのドラマ性が小さくまとまってて
重ね重ねもったいなかったかなと。


秀作には違いないのと、
映像だけで状況を説明しようとする姿勢はとても好きです。
なので、これを最高傑作!!と評する人もいると思います。

ノーランの実力は知ってるし。

個人的には、やはり彼のオリジナル作品が観たいので、
次回作への期待持ち越しで。

交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューリョン1【映画】

2017年10月26日 | 【映画】


@TOHOシネマズ新宿

--------------------------------------------
世界を揺るがせた「ファースト・サマー・オブ・ラブ」からおよそ10年。
塔州連合軍軍学校に通うレントンは、
人々から尊敬されている亡き父の偉大さや単調な日々など、全てを息苦しく感じていた。
ある日、レントンは世界で最も古い
LFO(人型機械)のニルヴァーシュを操るエウレカと出会う。
ここから人類と異種知性体スカブコーラルの未来が動きだす。
--------------------------------------------

観たことないけど、世間的にとても評価が高く、
観たいなあと思っていた「エウレカセブン」。

完全に、TV放送をリメイク的にまとめて
所々映像が綺麗になってるものと思い込んで観に行きましたが、
本作は1本目であり、まとめ要素が強かったです。

まとめ、だけなら
初見の人に若干不親切、くらいだったんですが、
正直、フラットに見てもどうかと思うくらい、
編集が、分かりにくいです。

巻き戻しと早送りを
入れ違いに、且つ、何回も繰り返し入れて、
初見の私は、もちろん時系列がこんがらがって、
途中からは考えるのをやめました。笑
まあ、通して見たら、理解は出来たけど。

2作目からは、オリジナルになるようなので、
本作だけで評価するのは野暮かもですが、
どっかの「エヴァンゲリオン」は1本ずつ独立して面白かったので、
そういう意味では、1映画作品としては、少し物足りない出来でした。


てか、パクリ、と言われても仕方ないくらい、
かなり意識して製作してるように感じましたが、
それでも評価がすごく高い、というのは、
やはりアニメは出来が良いということでしょう。


DVD観た方が、良いかしら。