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はぴの自作カフェ 2nd

子育てと仕事に勤しみながら自作PCを模索する漢の日常

ASUS PRIME J4005I-Cの低消費電力度はどのくらい?

2019-07-10 09:16:36 | 低消費電力APU

おはようございます。はぴです。

引き続き低消費電力系のマザーを簡易調査しております。
ここ1、2年ほど低消費電力系のCPUは新製品が出ていないのですが、今回のCPUはintelのGemini Lakeコアを使用した最新のCPUとなります。

ASUS J4005I-C MINI-ITXマザー。




CPU-Z
Celeron CPUのランクになっております。2コア/2スレッドのデュアルコア。



















ASUS J4005I-C Celeron J4005(2core Gemini Lake 10W) メモリDDR4-2133(Dual)

CINEBENCH R15 SCORE
OpenGL               19.32fps
CPU(Multi Core)  140cb
CPU(Single)          71cb





ASUS J4005I-C Celeron J4005(2core Gemini Lake 10W) メモリDDR4-2133(Dual)

ファイナルファンタジーXIV漆黒の反逆者 標準品質(デスクトップPC) 1280x720
SCORE  1691(設定変更を推奨)





ASUS J4005I-C Celeron J4005(2core Gemini Lake 10W) メモリDDR4-2133(Dual)

ファイナルファンタジーXV 標準品質 1280x720
SCORE       393(動作困難)





CINEBENCH R15の結果から。
Celeron J4005とデュアルコアのCPUでありながら、4コアCPU搭載のJ1900I-Cや、AMD4コアAPUのKabiniコアやCarrizo-Lコアを凌駕します。
後述の消費電力性能も比較すると、Gemini Lakeの低消費電力性能は半端ないですね。

しかもファンレスマザーだし@@





FF XIVベンチでも良好な成績。
実際にプレイするレベルではありませんがGPU部分も改良されていますね。
AMDのCarrizoコアや、ZENコアのGPU性能は評判通りの高さですが、このクラスのAPUになると消費電力が高め。
CarrizoコアのFX-8800Pが60W越えの消費電力。
ZENコアのAthlon 200GEが50W弱。





Baytrail-DのJ1900I-Cでは、計測不可だったFF XVは、Gemini Lake世代では計測は出来るようになりました^^;
ベンチは出来ますが・・・出来るだけですね。





消費電力はintel製品に一日の長がありますね。
負荷をかけても30W程度というのは低消費電力PCを運用するうえでも選択の目安になるのではないでしょうか。
これより上のクラス、例えばCarrizoコアやZENクラスのA10N-8800や、Athlon 5350、Athlon 200GEになってくると経験上発熱が心配になってきます。
PCケースがほんのりと温かくなります(冷却ファンを増設すればこの限りではありません)

そのうえで、CINEBENCH R15の結果でのCPU性能を考えるとintel製品は魅力的ですね。





AMD APUで期待したいのはZENコア採用の組み込み向けプロセッサではないでしょうか。
例えばRyzen Embedded V1000シリーズV1605Bだと、TDP 12~25Wで4コアスレッドを実現できるのでこれが搭載されたMINI-ITXマザーが出ればおもしろい低消費電力PCが作れそうです。


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ADIVA K10に搭載されていたASUS J1900I-Cの低消費電力はどのくらい

2019-07-08 17:14:18 | 低消費電力APU

こんにちは、はぴです。

ADIVAケースをMINI-ITXマザーが普通に使えるようにバックパネル側を加工してIOシールドが取り付けられるようにしました。

このADIVAケースは、型番が「ADIVA K10」と呼ばれるもので、マザーボードにはASUS J1900I-Cのカスタム版(普通のではないかと思われました)が使われています。
このマザーそのものの実力派どのくらいなのか簡易に調べてみました。

写真では、DDR3L-1600 4GB一枚になっていますが、実際の動作ではDDR3L-1600の8GBを2枚使用して16GBとしています。




CPU-Z
















ASUS J1900I-C Celeron J1900(4core Bay Trail-D 10W) メモリDDR3L-1600(Dual)
CINEBENCH R15 SCORE
OpenGL                6.52fps
CPU(Multi Core)  143cb
CPU(Single)          38cb




ASUS J1900I-C Celeron J1900(4core Bay Trail-D 10W) メモリDDR3L-1600(Dual)
ファイナルファンタジーXIV漆黒の反逆者 標準品質(デスクトップPC) 1280x720
SCORE  1004(設定変更が必要)





ASUS J1900I-C Celeron J1900(4core Bay Trail-D 10W) メモリDDR3L-1600(Dual)

ファイナルファンタジーXV 標準品質 1280x720
SCORE       動作不可(計測できず)


CINEBENCH R15の結果から。
Carrizo-L搭載のA68N-5600EよりもCPU性能は良さげ。




FF XIVでは、グラフィックス世代の古さを感じる結果に。
このクラスでゲームをやること自体間違っていますが。





FF XVベンチマークは、動作しませんでした。
起動させてもデスクトップ画面に戻ってしまいます。





消費電力については、30W以下の消費量となりました。





引き続き、低消費電力系のマザーの簡易測定を続ける予定です。


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15WなCarrizo-Lを搭載したA68N-5600E~その2性能&消費電力

2019-07-02 09:49:37 | 低消費電力APU

みなさん、こんにちははぴです。
前線が停滞しておりお天気もはっきりしないですね。ムシムシするようなジメジメするような季節です。
エアコンの除湿機能がとても役立っております。

前回、A68N-5600Eなんつうオンボードマザーを捕獲したわけです。
このマザーに搭載されているAPU A4-3350Bというものですが、Carrizo-Lと呼ばれるモバイル向けのAPUです。

時代はZENだZEN2だとお祭り騒ぎになっているんですが、このAPU、忘れ去られたかのように古い世代のアーキテクチャになっていて忘れていたんですが、いろいろ調べてみました。

まず、決してCarrizoコアではないということ!

Carrizo-Lとは、AMDが開発した低消費電力のAPUです。Carrizoコアとはまったく別物のアーキテクチャーです。
コードネームが変更されていて混乱するところこの上ないですが、Bulldozer系列のCarrizoコアだと思っていた自分が恥ずかしい。

過去の記事を調べてみるとAMDの低消費電力APUは

Zacate TDP 18W    →    Kabini TDP 25W    →    Beema TDP 15W
  Bobcatコア          Jaguarコア            Puma+コア
 

Ontario TDP 9W    →    Temash TDP 8W    →    Mullins TDP 4.5W
  Bobcatコア          Jaguarコア            Puma+コア

の2系列、Beema/Mullinsの発表が2014年なのでもう5年ほどこの後継が出ていないことになりますね。
Athlon 200GEや、CarrizoコアのFX-8800等はTDP 35Wなのでこの系列では無いですし。

とりあえず、CPU-Zで素性を見てみましょう。

Mullinsコアと出ています。モデルナンバーは過去の命名則ではなくなっているので今の世代と合わせているものと思われます。




L1,L2キャッシュ回り。L3キャッシュはありません。









メモリはKabiniコア系列を引きずるせいかシングルチャンネル、性能に悪影響を与えますがAMDの低消費電力APUでは当然か・・・





OCメモリを使用しても1枚挿しではDDR3-1600に、2枚挿しではDDR3-1333に制限されます。
メモリのOC設定はあるんですが、反映されませんでした。





グラフィックスはR4グラフィックスとGCN世代を内蔵。





CPU-Z付属のCPUベンチの結果、まぁ、こんなもんですね。





AMD PRO A4-3350B(4core 2.0GHz-2.4GHz 15W) メモリDDR3-1333(Single)
CINEBENCH R15 SCORE
OpenGL               14.16fps
CPU(Multi Core)  111cb
CPU(Single)          49cb





AMD PRO A4-3350B(4core 2.0GHz-2.4GHz 15W) メモリDDR3-1333(Single)
ファイナルファンタジーXIV漆黒の反逆者 標準品質(デスクトップPC)1280x720
SCORE      1292(設定変更が必要)






AMD PRO A4-3350B(4core 2.0GHz-2.4GHz 15W) メモリDDR3-1333(Single)
ファイナルファンタジーXV 標準品質 1280x720
SCORE       404(動作困難)




CINEBENCH R15の結果から
動作周波数がE2-3800は1.3GHzと低いので性能はクロック上昇分とPuma+コアの改良分が上積みされたといったところでしょうか。
後述する消費電力では、微増程度に収まっているところをみると、コア改良でちょっと性能を上げたみたいです。

参考までに、過去記事からAthlon 5350とAthlon 200GEの結果も合わせて載せています。正確ではありませんが比較対象としました。以下同じです。






ゲームプレイにすらならないので比較にもならないかもしれませんが、GPU使用率が100%に張り付いているのでGPUの性能不足かと思われます。
AMD FX-8800はCarrizoで、デュアルチャンネルDDR4メモリでもあり、プレイできるレベルになります(快適指標の4399)。





FF XVではAMD FX-8800やAthlon 200GEでも動作困難レベル。





気になる消費電力ですが、
Kabini 4コアのE2-3800はアイドル状態こそ優秀な結果ですが、高負荷のCINEBENCH R15ではやや高めといったところ。
Carrizo-LコアのA4-3350Bは、KabiniコアのE2-3800よりはやや高めといったところ。
同じ消費電力で性能が良くなったと言えるでしょうか?





こうしてみるとBulldozer系列の”Carrizoコア”の消費電力の高さが目立ちます。
今回のようなオンボードマザーと比較した場合Athlon 5350やAthlon 200GEでさえも高めに思えてしまいます。

低消費電力を追求する場合、こういったモバイル系を搭載するオンボードマザーも光る性能を持っていると言えそうです。



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15WなCarrizo-Lを搭載したA68N-5600E~その1

2019-06-28 17:09:39 | 低消費電力APU

みなさん、こんにちはご無沙汰しております。
なんやかや日々を過ごすうちに平成から令和に元号変わってるし、一年の半分もあっという間に過ぎたような感があります。

そんな来月7月にはいよいよAMDの新CPU、Zen2搭載の3000シリーズRYZENが登場することで巷を賑わしておりますが(RADEONの方はまぁ消費電力食いになるのかなぁ、あまり期待していないですけれどワットパフォーマンスがどのくらい改善されているのか注目です。) 


なにを血迷うたか「Carrizo-L」を捕獲するという暴挙に出ておりました!!


というのもオーディオPC向けに手ごろなマザーボードがないかなぁと物色はしておりまして、Athlon 200GEを搭載するMINI-ITXマザーなんかはAMDで組む場合は最適解なのかなと考えております。
CPUのTDPも35Wで、MINI-ITXマザー全体で60Wも消費しないのはAMDでは超優秀です。
そんななか15WなAPUとなるオンボードマザーがBIOSTARから出るとなればいてもたってもいられず、これはちょっと試さないととポチッとする自分がおりました。

・・・Carrizo-Lなので性能は目も当てられない予想にはなりますが、発熱は!発熱はどうなんじゃぁ!と期待する自分がいて。


言い訳はこれくらいにして
こちらがA68N-5600Eの仕様です(メーカーより)。

チップセット Carrizo-L
CPU AMD PRO A4-3350B Processor
(Quad Core 2.0GHz up to 2.4GHz, 15W)
メモリ Max. Supports up to 16GB Memory
Each DIMM supports non-ECC 512MB/ 1/ 2/ 4/ 8 GB DDR3 & DDR3L module
# of DIMMs per channel # of Ranks per DIMM 1.50V 1.35V
1 of 1 xR DDR3-1600 DDR3-1333
1 of 2 xR-0 DDR3-1333 DDR3-1333
2 of 2 1R-1R DDR3-1333 DDR3-1333
2 of 2 2R-xR DDR3-1333 DDR3-1333
X=1or 2
INTEGRATED VIDEO AMD Radeon™ R4 Graphics
Supports HDCP
ストレージ 2 x SATA3 Connector (6Gb/s) : Supports AHCI
LAN Realtek RTL8111H - 10/100/1000Mb/s Controller
サウンド Realtek ALC887 5.1-Channel Audio
Support HD Audio
Support SPDIF_out
USB 2 x USB 3.1 Gen1 Port (2 on rear I/Os)
6 x USB 2.0 Port (2 on rear I/Os and 4 via internal header)
拡張スロット Supports Single Channel DDR3 800/1066/1333/1600 MHz
Supports Single Channel DDR3L 800/1066/1333 MHz
1 x PCI-E 2.0 x16 Slot (x4)
REAR I/O 1 x PS/2 Mouse
1 x PS/2 Keyboard
2 x USB 3.1 Gen1 Ports
2 x USB 2.0 Port
1 x HDMI Connector
1 x VGA Port
1 x LAN port
3 x Audio Jacks
INTERNAL I/O 2 x USB 2.0 Header (each header support 2 USB 2.0 ports)
2 x SATA3 6Gb/s Connector
1 x Front Audio Header
1 x Front Panel Header
1 x S/PDIF-Out Header
1 x CPU Fan Connector
1 x System Fan Connector
1 x TPM Header
1 x 4-Pin Power Connector
1 x 24-Pin Power Connector
1 x Clear CMOS Header
1 x COM Port Header
1 x Printer Port Header
マザーボードサイズ Mini ITX Form Factor Dimension: 17 cm x 17 cm ( W x L )
対応OS Support Windows 7 / 10
※Biostar reserves the right to add or remove support for any OS with or without notice.
付属品 2 x SATA Cable
1 x I/O Shield
1 x Fully Setup Driver CD
1 x Quick Guide


CPUは、A4-3350BとCarrizo-Lを搭載するAPUとなります。メモリはシングルチャンネルなので足を引っ張る可能性大です。
チップセットはCPUに内包。
ストレージはSATAが2ポートのみ。M.2やNVMeには対応しないものと思われます。



パッケージの図、A68N-5600Eという型番からはなにもわからないです。
"E"がつかない「A68N-5600」となるとTrynityコアの世代の古いA10-4655(2モジュール/4スレッド2.0GHz-2.8GHz)にA68Hチップセットといった旧世代のシステムとなってしまいます。
Carrizo-Lよりもさらに古い世代のシステムで、型番が”E"のありなしで中身が大きく違うのもどうかと思います。
もっとはっきりわかるような型番体系にしてほしいところ。とはいうものの酔狂な人でない限り手は出さないと思います。






中身は最小限。バックパネル、SATAケーブル、ドライバCD-ROM、広げれば1枚になる取説。





こちらがA68N-5600E MINI-ITXマザー全景。
APUはA4-3350BでTDP 15Wとはいえ冷却ファンがついております。ファンレスは出来なかったみたいですね。





バックパネル部、USB 3.0とUSB 2.0を2ポートずつ、PS/2のキーボード・マウスポート。
アナログRGB端子と、HDMI 1.4端子、Realtek RTL8111Hの1GbitLAN、Realtek ALC887のオーディオ端子。
枯れた構成となっています。USBポートはもうちょっと欲しかったところ。





PCI-Express Gen 2.0 x4の拡張スロット(x16形状)と世代的には古い。基板上にはM.2スロットのパターンがあります。
S-ATAは2ポート。最小限です。




電源はATX24ピンとEPS 4ピンが必要。

   



メモリはDDR3-1600/1333MHzのシングルチャンネル仕様となっています。
1スロットのみ使用するとDDR3-1600MHzに対応しますが、2スロット使用するとDDR3-1333MHzまでに制限されます。
BIOS設定でメモリのオーバークロックの設定項目がありますが反映されません。





裏面は目立った部品もないです。





Carrizo-LなA4 PRO-3350Bを搭載するマザーですが、いかんせん登場時期が遅すぎます。
いずれはZenコアを利用するようなTDP15WクラスのAPU等も出てくるかもしれませんが、現状Athlon 200GEといった35W未満のクラスのAPUは新製品がありません。
それまでは、15Wクラスといった低消費電力システムにはKabiniコアやこのCarrizo-Lコアを利用したAPUが利用されることと思われます。



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Athlon 200GEはPCI-Express x8レーンの拡張スロットを使えるみたい。

2018-11-19 16:04:42 | 低消費電力APU

こんにちは、はぴです^^

引き続きAthlon 200GEのお話。
前回の記事でPCI-Expres Gen 3 x8のレーン数になっているのかどうか、BIOS AHCI設定でOSをインストールし、OS標準のストライプボリュームを作成しました。
しかし、これだとAMD環境本来の性能を引き出せないようです。

Athlon 200GEの拡張スロットがPCI-Express Gen 3 x8かどうかを再確認するため、SSDを使用してのNVMe RAID 0をThreadripperの設定を参考にしつつ構築しました。

少なくともAMD環境ではAHCIからRAIDへの変更はOSクリーンインストールを行うしかありません@@;
AHCIから、RAIDへの変更はレジストリエディタを使用する方法があるみたいですが、AMD環境だとうまくできませんでした。

まずは、OSをインストールする前にBIOS設定を弄る必要があります。
AsRock B450 Gaming-ITX/ACでは、BIOS設定の
1.「Advanced」-「Storage Configration」-「SATA Mode」を「RAID Mode」に。



次に
2.「Advanced」-「AMD PBS」-「NVMe RAID mode」を「Enabled」に。





その後、OSインストールを行います。
Threadripperでは、BIOSにてRAIDXpert2と呼ばれるRAID作成ユーティリティがあり、そこでRAIDを作成することが出来ました。
RAIDストレージにもOSをインストール出来るようです。

今回のAthlon 200GE+AsRock B450 Gaming ITX/ACでは、BIOSにRAIDXpert2ユーティリティは表示されません。
BIOS上でRAID作成が出来ないので2018/11/19時点ではRAID構成のストレージにはOSはインストール出来ない模様です。

ドライバをAMD NVMe RAID対応ドライバに更新しておきます。




windowsからAMD RAIDXpert2を起動し、RAID構築に入ります。
PCI-Expressスロット上のRAIDカードにてRAID 0を作成。




AsRock B450 Gaming ITX/AC 拡張スロット接続 PCI-Express Gen 3 x8表示
(帯域理論値64Gb/s=8GB/s) Samsung 960PRO x4 RAID 0
BIOS NVMe RAID設定、AMD RAIDXpert2でのRAID 0作成

CrystalDiskMark 6.0.2 x64

SeqQ32T1 Read  5146.1MB/s  Write 3934.3MB/s
4KQ32T1  Read   724.1MB/s Write  381.2MB/s
Seq           Read   232.1MB/s  Write 156.1MB/s
4K             Read   36.96MB/s Write  103.6MB/s


出ました!、PCI-Express Gen3 x4レーン相当の4GB/sを超える5GB/sオーバー。
AMD環境、しかもAthlon 200GEにしては上々な頑張り具合?^^;





BIOS NVMe RAID設定、AMD RAIDXpert2でのRAID 0作成
PCI-Express拡張スロット960PRO x4 RAID 0
ATTO Disk Benchmark

Read  7028.858MB/s  Write 5637.144MB/s

この結果でも、PCI-Express x8の帯域幅となっています。
楽しいAPUですね、Athlon 200GE。




ちなみ、Athlon 200GEのM.2スロットはどうかというと、

BIOS NVMe RAID設定、OSインストール(非RAID)
Athlon 200GE M.2
スロット PCI-Express x4 INTEL SSD 760p

ATTO Disk Benchmark

Read  2822.182MB/s  Write 1204.947MB/s



こちらは思ったよりは速度は出ませんでした。サーマルスロットリングが発生しているんでしょうか?
それでもPCI-Express x2の帯域幅を超えたリード性能です。
PCI-Express x4の帯域幅は間違いないです。





Athlon 200GEの、M.2スロットと、PCI-Expressスロットの速度制限は各マザーボードメーカーによって違いがあるようです。
当環境にてPCI-Express拡張スロットが認識されているのは、AsRockとMSIのマザーボードだけです。
今後の各マザーボードメーカーのBIOSアップデートに期待しています。
ASUSは、Athlon 200GEでのM.2スロットはS-ATAのみ使用可能となっているので、NVMeでの使用も可能になってほしいところです。

AsRockマザーでは、Athlon 200GEのM.2スロットがx2→x4に、PCI-Expressスロットがx4→x8になります。
KabiniコアのAthlonシリーズの置き換えとしても魅力あるAPUになりそうです。




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