はぴの自作カフェ 2nd

子育てと仕事に勤しみながら自作PCを模索する漢の日常

【不可解?】Athlon 200GEとAsRock B450 ITX/ACでM.2 SSDがx4の速度で動いた!!?【悲報】拡張スロットは使えない!?

2018-11-01 17:03:51 | 低消費電力APU

みなさん、こんにちははぴです^^
今年ももう2か月しかありません、もう年の瀬で気が慌ただしくなっている今日この頃です。

さて、前回よりイジイジしているAthlon 200GEですが、巷の情報でM.2スロットがx4で動いているなどどという嬉しい誤算があるらしい???
ということなのでその情報は本当なのか検証しておりました。

そしてGIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFIでの検証途中・・・
!PCI-Express x16スロットが認識しない!ことが判明!
ITXマザー唯一の拡張スロットが使えないっ!のです><

そもそもMINI-ITXマザーなのでUSBや、有線・無線LANはそろっているので不便じゃないといえばそうなのですが、やはり不便です^^;
TVチューナーや、ストレージ、オーディオPCにしたければサウンドカードなど、その時々に必要なものを挿したくなりますし。
公式で発表されているPCI-Express Gen 3 x4のスロットとして使えるはずなのに??です。
現在のところ唯一の拡張スロットは使えない状態です。認識も何もされません。
MINI-ITXマザーですから拡張スロットは1本です。Micro-ATXや、ATXの拡張スロットが多めにあるマザーでどのような拡張スロットの配置なのか情報が欲しいですね。
それらのマザーでは拡張スロットのうち使えない物や、PCI-Express x4のスロットがあるものか、またAthlon 200GE固有の制限が他にもあるように思われます。


さて、他のMINI-ITXマザーではどうなのか急遽調べてみることにしました。(普通にGIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFIそのものが故障している可能性もあるので;;)

AsRock Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ACにてAthlon 200GEを搭載しM.2 SSDにはIntel 760pを搭載しOSインストール。
まず、唯一の拡張スロット(PCI-Express x16形状)ですが、認識していませんでした@@
GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFIマザーと同じ症状><;


そして、M.2 スロットに搭載したSSD Intel 760pのCrystalDiskMarkの測定結果です。

本来はM.2スロットはPCI-Express Gen 3 x2の帯域幅(16Gb/s=2GB/s)しかないはずですが・・・x4になってる

INTEL SSD 760p 256GB M.2 PCI-Express Gen 3 x4(帯域理論値32Gb/s=4GB/s)で接続している模様@@
CrystalDiskMark 6.0.2 x64

SeqQ32T1 Read  3160.0MB/s  Write 1136.9MB/s
4KQ32T1  Read   794.5MB/s Write  497.1MB/s
Seq           Read   321.1MB/s  Write 202.1MB/s
4K             Read   51.04MB/s Write  123.3MB/s


2018/11/01時点 BIOS 1.20 ~ 今後の対応で変わってくる可能性があります。




PCIのツリー表示が詳細に表示できるHWiNFO64を使用してみました。
APUなAthlon 200GEは内蔵GPUにRadeon Vega 3を搭載しています。
CPUとの内部接続はPCI-Express Gen 3 x16での接続みたいです・・・






まずは、マザーボード関連
PCI-Expressx1が6個、PCI-Expressx4が2個、PCI-Expressx16が1個搭載されているようですが、これMINI-ITXマザーなので無意味ですね。
内部チップとの接続に利用されている模様です。







さて、ここからが重要!
Athlon 200GEから生えている「PCIe GPP Bridge[6:0]」と呼ばれるもの。
これはB450チップセットとの接続に使用されているようでPCI-Express Gen 3 x4ときっちり公式発表通りの接続。
ツリーの表示からUSBポートとB450チップセット内蔵のS-ATAポート、PCI-Express Gen2 x1接続で有線LANと無線LANに使われています。






もう一本「PCIe GPP Bridge[6:0]」が出ておりましてPCI-Express Gen 3 x4の帯域。
でこれはなんとx4の帯域のままM.2スロットに接続されている様子@@
AsRock Fatal1TY B450 Gaming-ITX/ACの場合にですが、しかも2018/11/01BIOS1.20時点です。
この場合、Intel 760p SSDとx4で接続されていますw

本来なら、ここはPCI-Express Gen 3 ”x2”のはずです。
というよりも自由に組み合わせ出来る?ということでしょうか?
公式では、PCI-Express Gen 3 x2とS-ATA x2の構成ですが、ここをPCI-Express Gen 3 x4にも出来るってこと?






次にあるのは、Athlon 200GEの内部コネクトにあたる「Internal PCIe GPP Bridge 0 to Bus A」
ここはPCI-Express Gen 3 x16の帯域で、GPUのRadeon Vega 3とUSB 3.1コントローラーがぶら下がっています。





もう一本、Athlon 200GEの内部コネクトがあり「Internal PCIe GPP Bridge 0 to Bus B」
こちらもPCI-Express Gen 3 x16の帯域で、Athlon 200GEが搭載するS-ATAコントローラーにつながっています・・・
・・・S-ATAコントローラーにx16レーンも帯域がいるんですかね?ここいらはちょっと不思議な気がします。






引き続きMINI-ITXマザーの拡張スロットが使えない状況に陥っています。
PCI-Express Gen 3 x4のスロットはいったいどこにいったのか行方不明なんですが、引き続き調査していきたいと思います。
ちなみに、GIGABYTEの「AMD Athlon 200GEプロセッサー対応状況について」のニュースでは、GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFIマザーは拡張スロットがPCI-Express Gen 3 x4で使えるとなっています。
AsRock Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ACの製品情報ページでは、Athlon 200GE使用時、拡張スロットはx4モードで動作するとの表記があります。

・・・こちらの環境では使えない・・・なんでだろう。




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2 コメント

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Unknown (通りすがり)
2019-09-08 18:09:12
同じ現象に悩まされました。
F41 BIOSがAthlon 200GEにとってよろしくなかったみたいです。
F4 BIOSでRAID BIOSが表示され、RAIDカードが使用できそうです。
返信する
Unknown (はぴ)
2019-09-27 18:06:01
通りすがりさんコメントありがとうございます。
その後、各メーカーさんもBIOS更新をアップしてきてAthlon 200GEも正常に認識するようになりました。
その後の経過報告記事が載せられなくて申し訳ありませんでした。
GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFIではF42c
AsRock B450 Gaming ITX/acでは3.50と更新されていますね。
記事が古くなっておりましたらご指摘のほどよろしくお願いいたします。
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