モノと心の独り言

コミュニケーション/メディア/コミュニティ ココロの建築家になりたいと・・・ 

アートからコミュニケーションへ

2012-06-06 18:01:14 | コミュニケーション-メディア
’アート’というモノはない、作家・媒介・享受者のコミュニケーションがあるだけだ。
コミュニケーションを媒介するモノは、作品という市場流通するモノばかりでなく、手がかり全般。
コミュニケーションの深さは、作家・媒介の質・享受者の三者に依存する。
深さを手がかりに求めるのか、関わりを生活の中に求めるのか、有り様は様々。
 
「アート・デザイン・工芸」が、「ファインアート・クリエーション・芸術」という神話をまとい、
近代から現代に移る経済市場での商品から、希少性という投機物という性格を帯びる一方で、
日常の生活の中の感情と対話の手がかりと広がっている。
 
では、その前、近世・中世・古代ではどうだったのか?
始まりは、対象を共有する手がかりか?
自意識は、ルネッサンス以後ではないか?
それまでは、だれもが世界の一部だったのではないか?
共有する’私’と’あなた’、そして’みんな’の間のてがかり。
 
モノと私、相手と私というコミュニケーション自体ではなく、
世界と私たちの間で共有して媒介するコトは?
媒介を越えて自他が解け合う状態とは?
新たな感覚が世界を開く時を共有するとは?
 
参考:
メディア自体が、人を変えるのではなく、(精神医学の臨床から、ラカン・ルーマン・CG・アニメ・・・)
 
「存在・認識・作る」と「私・あなた・みんな」という構図のなかで、
超越論的展開・言語的展開・解釈学的展開・コミュニケーション的展開と、

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