前半戦を4勝2分2敗で終了。開幕戦の日テレ・ベレーザ戦と最後のINAC戦で黒星。
ある程度形ができていた中での敗戦で、前半戦の引き分けも含めてなかなか勝利に結びつかない勿体無い試合が多かった。
内容的にはやりたいことができているので、前後半の終了間際の失点の部分さえなくなればもうちょっといけるのではないだろうか。
まあ、スタミナ的な問題はあるが、これで夏場の試合は終ったので、あとは秋までに選手層を厚くして反撃態勢を整えたいところ。
期待の高卒ルーキー児玉桂子選手が練習試合や紅白戦でキレキレらしいので、フィジカルがなでしこリーグに対応できるようになったら後半戦の切り札になるかもしれない。
今年のチーム、震災の影響でスタートが遅れた分、未だチーム作り中の感もあるので、もうちょっと時間が欲しいところである。
プレナスなでしこリーグ 第2節 2011年08月06日 15:33K.O
新潟県・東北電力ビッグスワンスタジアム(24546人)晴 微風 芝良 主審 梶山芙紗子
アルビレックス新潟レディース 1-2(0-1、1-1) INAC
41分 失点、56分 上尾野辺めぐみ、70分 失点
[INAC]
-------海堀-------↓
-近賀--甲斐--田中--高良-
--------澤-------
-----チソヨン--大野-----
--米津---南山---川澄--
SUB:GK久野、DF坂井、DF那須、FW高瀬、FW中島
監督:星川敬
59分 南山→那須
84分 大野→高瀬
88分 米津→中島
※那須投入後
-------海堀-------↓
-近賀--甲斐--那須--高良-
------澤--田中-----
-米津----------チソヨン-
-----川澄--大野-----
[アルビレックス新潟レディース]
-------菅澤-------
上尾野辺-阪口--上辻--佐伯-
-------川村-------
-山本--東山--北原--小原-
-------大友-------↑
SUB:GK諏訪、DF中村楓、MF中村早、FW大石、FW平井
監督:奥山達之
72分 佐伯→平井
88分 上辻→中村早
なかなかここ東北電力ビッグスワンで勝たしてもらえませんな。
年々アルビレックス新潟レディースのチーム力は上がっていると思うのだけど、何かがまだ足りないのかな。
この試合はJ1リーグ「アルビレックス新潟 VS 清水エスパルス戦」の前座興行に急遽変更となったことで、
・J1リーグの取材に訪れた新聞記者やTV局のレポーターがそのまま流用できた。
・スカパーの機材をそのまま流用して急遽スカパーTV放送が可能になった。
・ボランティアスタッフや警備員もJ1リーグの会場を中心に配置できた。
という面はあった。
ただ、なでしこリーグ戦K.O時間である15:30の1時間前開門であった為に、特にチケット購入者がゲートを通過できずに試合が始まっても会場に入れなかった人が多く出た。
もし開門をあと30分早めれば、カウントする時間までに入場できなかった人も入場できたので3万人という数字になったと思う。(実際にハーフタイムを終えて(開門から約2時間)ようやくチケットゲートの長蛇の列がはけ始めた。)
INACのわずかばかりの声出しサポーターも試合開始直前までゲートの外でTV局の取材を受けていた。(まあ、入ったら入ったでこの時期のこの時間帯のSスタンドは強烈な西日攻撃で1試合通して応援するのは相当なエネルギーが必要なんだけどね)
(J1リーグのチケットを持たないとビッグスワン内へ入場できない=この試合は実質有料試合であるが、日本女子サッカーリーグ的には前座扱いの無料試合という立場となる。)
また、横断幕の事前搬入が認められなかった関係で、いつもJ1リーグで張られている長い大きなオレンジの横断幕は当然貼れず。
試合開始まで時間がないので、J1リーグの選手の横断幕をまずとにかく張ってしまって、その上にレディースの選手の横断幕を上から被せる形にした。
N/W/S/Eの間にはセクターフェンスがあり封鎖されていので、例えばNの人がEで張りたかったもう1枚チケットを購入してチケットゲートから入場しなければならないというルールだった。
そこまで時間がないなので、結果的にそのゾーンで張ることになったが、その結果、なでしこリーグもJリーグもEゾーン(バックスタンド側)にほとんど横断幕が張られなかった。
INACはサポでなくチームスタッフが準備した横断幕を張るチームなのだが、その余裕がなかったようだ。
実際に第1試合と第2試合の観戦場所が違う人は2枚チケットを購入している。こういう人は実際少なくはなかった。
INACの面子を見ていると、非公式記録ではあるが東北電力ビッグスワンに21156人が来場した2005年のTSUTAYAカップを思い出した。
TSUTAYAカップ アルビレックス新潟レディース vs 日本女子代表
2005年8月26日(金)19:30K.O/新潟スタジアム 入場者数:21,156人
アルビレックス新潟レディース 0-9 日本女子代表
あの時のリベンジが果たせれば良いななんて、心の奥で思ってたりした。
この試合、アルビのスタメンに東山選手が戻ってきた。サポーターは奥山監督の勝利に対する意欲を感じる。
試合の方はメンバーが変わっても相変わらず雑なINACで、澤や近賀といった日本女子代表のミスが目立った。
日本女子代表が揃っているからと言って繋ぐというよりは裏に出して1対1で勝負するスタイルで、やっぱりINACはINACだった。
対するアルビは阪口がかなりのお疲れ状態で、暑さの中、どんどん消耗していくのがわかった。
もうちょっと前目で阪口が捌かないと攻撃の組み立てが効かない。
と言っても相手が相手だから個人のスキルは高いので、能力全開の1ボランチの川村選手ではあったが、さすがに全て1人で捌くわけにはいかなかった。
小原選手が右サイドで川澄らの守備に追われて、サイドバックの攻撃参加がなかなかできなかった。
高良の動きが良くて、実はこの試合のキーポイントだったのではないかと思う。
両チーム合わせて3得点は全てセットプレー。
流れの中では勝負つかず。
1失点目はスーパープレーの連続でよく凌いだのだけど、澤が絶妙な位置にいた。まあ、問題はその前のプレーで、失点する時は勿体無いときにCKとかにしちゃう傾向がある。
アルビのセットプレーからの得点は狙い通り。まあ、上辻・阪口・上尾野辺という日本を代表するフリーキッカー3人が同一チームにいるので何でもできるっちゃーできる。
決勝点となった2点目の澤の技ありゴールだとは思うが、その前のFKにしたプレーが場所が悪すぎる。
ミスはしょうがないけど、勿体無い流れなんだよな。せっかく近賀のシュートがバー直撃で外れてくれたのに。運はあったんだと思う。
後半、那須を投入されて、田中をボランチに上げられたら、こちらの動きを抑えられてしまった。
アルビにチャンスが無かったわけでもない。
特に後半残り20分程度の時間帯に平井選手を投入すれば足の速さから言って確実に裏は取れるわけで、そこを奥山監督は狙っての投入。
狙い通りにGKとの1対1。FWだったらそこで決めないと投入した意味がないね。狙い通りのチャンスでゴールの奪えなかったFW平井選手。こういう時に決めないと次のチャンスは厳しくなるな。
まあ、菅澤選手もチャンスはあったわけで、試合に勝てなかったのはアルビのFWがゴールを決めなかったからであって、アルビとINACのプレースタイル上、INACにボールを持たれている感はあるかもしれないが、チャンスは十分にあったと思う。
「やっぱりFWがゴール決めないと勝てないよ。」という試合の一つだろう、この試合は。
次の対戦は福井で。この次は何が何でも勝ち点3を奪わないと。
※異論はあるかもしれないが、この対戦で主審・梶山(旧姓長谷川)芙紗子さんというチョイスはかなり冒険ではないかと思う。
ましてはこの観客数で。まあ、個人的な感想ではあるけど。
なおこの試合に関してリーグ公式HPでは
※本試合はJ1第20節 アルビレックス新潟対清水エスパルス(19時キックオフ)の前座試合として同じ会場で開催いたしました。
という表現でやんわりと参考記録としての扱いを示している。
まあ、今回の試合は夏休み中でスタジアム外がかなり暑いという状況で、J1リーグの開門時間を早めたことが集客の一番の要素だからね。
実際にはリーグ戦単独開催である
プレナスなでしこリーグ2011 第3節 第1日目 7月31日(日)
対戦カード:INAC神戸レオネッサ 対 岡山湯郷Belle
会場:兵庫・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
最高入場者数:21,236人
が本来の意味での最高記録として扱われるのであろう。こちらは無料試合ではあるが。
関西はINACフィーバーらしいのだが、いつまで続くのだろう。
ある程度形ができていた中での敗戦で、前半戦の引き分けも含めてなかなか勝利に結びつかない勿体無い試合が多かった。
内容的にはやりたいことができているので、前後半の終了間際の失点の部分さえなくなればもうちょっといけるのではないだろうか。
まあ、スタミナ的な問題はあるが、これで夏場の試合は終ったので、あとは秋までに選手層を厚くして反撃態勢を整えたいところ。
期待の高卒ルーキー児玉桂子選手が練習試合や紅白戦でキレキレらしいので、フィジカルがなでしこリーグに対応できるようになったら後半戦の切り札になるかもしれない。
今年のチーム、震災の影響でスタートが遅れた分、未だチーム作り中の感もあるので、もうちょっと時間が欲しいところである。
プレナスなでしこリーグ 第2節 2011年08月06日 15:33K.O
新潟県・東北電力ビッグスワンスタジアム(24546人)晴 微風 芝良 主審 梶山芙紗子
アルビレックス新潟レディース 1-2(0-1、1-1) INAC
41分 失点、56分 上尾野辺めぐみ、70分 失点
[INAC]
-------海堀-------↓
-近賀--甲斐--田中--高良-
--------澤-------
-----チソヨン--大野-----
--米津---南山---川澄--
SUB:GK久野、DF坂井、DF那須、FW高瀬、FW中島
監督:星川敬
59分 南山→那須
84分 大野→高瀬
88分 米津→中島
※那須投入後
-------海堀-------↓
-近賀--甲斐--那須--高良-
------澤--田中-----
-米津----------チソヨン-
-----川澄--大野-----
[アルビレックス新潟レディース]
-------菅澤-------
上尾野辺-阪口--上辻--佐伯-
-------川村-------
-山本--東山--北原--小原-
-------大友-------↑
SUB:GK諏訪、DF中村楓、MF中村早、FW大石、FW平井
監督:奥山達之
72分 佐伯→平井
88分 上辻→中村早
なかなかここ東北電力ビッグスワンで勝たしてもらえませんな。
年々アルビレックス新潟レディースのチーム力は上がっていると思うのだけど、何かがまだ足りないのかな。
この試合はJ1リーグ「アルビレックス新潟 VS 清水エスパルス戦」の前座興行に急遽変更となったことで、
・J1リーグの取材に訪れた新聞記者やTV局のレポーターがそのまま流用できた。
・スカパーの機材をそのまま流用して急遽スカパーTV放送が可能になった。
・ボランティアスタッフや警備員もJ1リーグの会場を中心に配置できた。
という面はあった。
ただ、なでしこリーグ戦K.O時間である15:30の1時間前開門であった為に、特にチケット購入者がゲートを通過できずに試合が始まっても会場に入れなかった人が多く出た。
もし開門をあと30分早めれば、カウントする時間までに入場できなかった人も入場できたので3万人という数字になったと思う。(実際にハーフタイムを終えて(開門から約2時間)ようやくチケットゲートの長蛇の列がはけ始めた。)
INACのわずかばかりの声出しサポーターも試合開始直前までゲートの外でTV局の取材を受けていた。(まあ、入ったら入ったでこの時期のこの時間帯のSスタンドは強烈な西日攻撃で1試合通して応援するのは相当なエネルギーが必要なんだけどね)
(J1リーグのチケットを持たないとビッグスワン内へ入場できない=この試合は実質有料試合であるが、日本女子サッカーリーグ的には前座扱いの無料試合という立場となる。)
また、横断幕の事前搬入が認められなかった関係で、いつもJ1リーグで張られている長い大きなオレンジの横断幕は当然貼れず。
試合開始まで時間がないので、J1リーグの選手の横断幕をまずとにかく張ってしまって、その上にレディースの選手の横断幕を上から被せる形にした。
N/W/S/Eの間にはセクターフェンスがあり封鎖されていので、例えばNの人がEで張りたかったもう1枚チケットを購入してチケットゲートから入場しなければならないというルールだった。
そこまで時間がないなので、結果的にそのゾーンで張ることになったが、その結果、なでしこリーグもJリーグもEゾーン(バックスタンド側)にほとんど横断幕が張られなかった。
INACはサポでなくチームスタッフが準備した横断幕を張るチームなのだが、その余裕がなかったようだ。
実際に第1試合と第2試合の観戦場所が違う人は2枚チケットを購入している。こういう人は実際少なくはなかった。
INACの面子を見ていると、非公式記録ではあるが東北電力ビッグスワンに21156人が来場した2005年のTSUTAYAカップを思い出した。
TSUTAYAカップ アルビレックス新潟レディース vs 日本女子代表
2005年8月26日(金)19:30K.O/新潟スタジアム 入場者数:21,156人
アルビレックス新潟レディース 0-9 日本女子代表
あの時のリベンジが果たせれば良いななんて、心の奥で思ってたりした。
この試合、アルビのスタメンに東山選手が戻ってきた。サポーターは奥山監督の勝利に対する意欲を感じる。
試合の方はメンバーが変わっても相変わらず雑なINACで、澤や近賀といった日本女子代表のミスが目立った。
日本女子代表が揃っているからと言って繋ぐというよりは裏に出して1対1で勝負するスタイルで、やっぱりINACはINACだった。
対するアルビは阪口がかなりのお疲れ状態で、暑さの中、どんどん消耗していくのがわかった。
もうちょっと前目で阪口が捌かないと攻撃の組み立てが効かない。
と言っても相手が相手だから個人のスキルは高いので、能力全開の1ボランチの川村選手ではあったが、さすがに全て1人で捌くわけにはいかなかった。
小原選手が右サイドで川澄らの守備に追われて、サイドバックの攻撃参加がなかなかできなかった。
高良の動きが良くて、実はこの試合のキーポイントだったのではないかと思う。
両チーム合わせて3得点は全てセットプレー。
流れの中では勝負つかず。
1失点目はスーパープレーの連続でよく凌いだのだけど、澤が絶妙な位置にいた。まあ、問題はその前のプレーで、失点する時は勿体無いときにCKとかにしちゃう傾向がある。
アルビのセットプレーからの得点は狙い通り。まあ、上辻・阪口・上尾野辺という日本を代表するフリーキッカー3人が同一チームにいるので何でもできるっちゃーできる。
決勝点となった2点目の澤の技ありゴールだとは思うが、その前のFKにしたプレーが場所が悪すぎる。
ミスはしょうがないけど、勿体無い流れなんだよな。せっかく近賀のシュートがバー直撃で外れてくれたのに。運はあったんだと思う。
後半、那須を投入されて、田中をボランチに上げられたら、こちらの動きを抑えられてしまった。
アルビにチャンスが無かったわけでもない。
特に後半残り20分程度の時間帯に平井選手を投入すれば足の速さから言って確実に裏は取れるわけで、そこを奥山監督は狙っての投入。
狙い通りにGKとの1対1。FWだったらそこで決めないと投入した意味がないね。狙い通りのチャンスでゴールの奪えなかったFW平井選手。こういう時に決めないと次のチャンスは厳しくなるな。
まあ、菅澤選手もチャンスはあったわけで、試合に勝てなかったのはアルビのFWがゴールを決めなかったからであって、アルビとINACのプレースタイル上、INACにボールを持たれている感はあるかもしれないが、チャンスは十分にあったと思う。
「やっぱりFWがゴール決めないと勝てないよ。」という試合の一つだろう、この試合は。
次の対戦は福井で。この次は何が何でも勝ち点3を奪わないと。
※異論はあるかもしれないが、この対戦で主審・梶山(旧姓長谷川)芙紗子さんというチョイスはかなり冒険ではないかと思う。
ましてはこの観客数で。まあ、個人的な感想ではあるけど。
なおこの試合に関してリーグ公式HPでは
※本試合はJ1第20節 アルビレックス新潟対清水エスパルス(19時キックオフ)の前座試合として同じ会場で開催いたしました。
という表現でやんわりと参考記録としての扱いを示している。
まあ、今回の試合は夏休み中でスタジアム外がかなり暑いという状況で、J1リーグの開門時間を早めたことが集客の一番の要素だからね。
実際にはリーグ戦単独開催である
プレナスなでしこリーグ2011 第3節 第1日目 7月31日(日)
対戦カード:INAC神戸レオネッサ 対 岡山湯郷Belle
会場:兵庫・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
最高入場者数:21,236人
が本来の意味での最高記録として扱われるのであろう。こちらは無料試合ではあるが。
関西はINACフィーバーらしいのだが、いつまで続くのだろう。