黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

女子特別指定選手制度

2010-11-16 23:55:53 | 女子サッカー
今年の女子特別指定選手が機能していたかどうか疑問を感じている。
練習場を共用する浜田遥もJFAアカデミー福島と東京電力ではチームコンセプトが違い過ぎるし、中出ひかりなんか途中でアメリカへ行っちゃうし。伊賀も残留争いで選手を預かって指導どころではなかっただろうが。

レベル的には落ちるユース世代や大学生の大会しか出れない選手を救済する制度としては悪くはないと思うのだが、要は組み合わせや受け入れ側の体制の問題なのだろうな。
この制度においては男子のJリーグの方が格段に機能しているね。

アルビレディース的には過去2名の選手を受け入れて、練習参加や試合にベンチ入りすることで制度の趣旨に添ったことは少しはできていたように思えるのだけど。
地理的な問題があって、新潟、それも聖籠だとなかなかやってくる選手は限られるけどね。この次、受け入れることは無いかな。


さて、今年、U-17女子W杯で活躍した十文字中学高校の横山久美選手がFIFAの「年間最優秀ゴール賞」でリオネル・メッシやアルイェン・ロッベンらと争っている。
まあ、ファン投票なんで、リーグや大会のレベル云々よりも美しいゴールが基準みたいだ。
それくらい「5人抜きゴール」はインパクトがあったのだろう。

ゴールのビデオと投票方法
FIFA Puskás Award 2010


綺麗でスーパーなゴールばっかり。そんなにサッカーって簡単にできちゃうのって感じだよね。
受賞発表はFIFAバロンドール賞が発表される2011年1月10日。
さすがに横山久美選手が選ばれることはないと思うが、受賞者はこの投票自体どれくらい知っているかってことにかかる部分も大きいとは思う。


横山久美選手なんかはもっとディフェンスの厳しい国内最高峰のなでしこリーグに特別指定選手として試合に出たらもっと上手くなりそうな気がするんだけどな。
まあ、東京近郊のチームに限られるだろうけど。

チャレンジリーグに参戦している選手の中でも、可能性があるなら、特別指定選手の制度を利用して、なでしこリーグの練習参加や試合に出た方がためになるのではないだろうか。
まあ、新潟県内のレベルがまだまだそこまで上がっていないのでアルビレックス新潟レディースにとっては対戦相手の能力が上がって脅威が増えることになるんだけどね。