黄紙に注意! 鳶ブログ

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チャレンジリーグ入替戦出場チーム決定戦⑤

2010-11-09 06:36:53 | 女子サッカー
今回の入替戦挑戦者決定戦の感想は、去年よりも必死さや情熱を感じなかったこと。
今回は2日目にして大勢が決まっちゃったからしょうがないっていえばしょうがないのだけど。

特に去年は北海道のチームが遮二無二頑張っていて、怪我でボロボロになろうが、自分達がトップリーグにのし上がることが北海道の女子サッカーを活性化させるんだという強いメッセージがヒシヒシと感じられた。
他のチームのレベルもそこそこ高かったので壁がより高く見えた。
少なくともボールを止める技術や守備の約束事に関してはしっかり準備されていたように思える。

今年はどうだろう。
正直レベル的に豊田LFCとHOYOは大学どころか高校にさえも負けてしまうのではないだろうか。
もしこのクラブのようなところを日本女子サッカーリーグに新加盟させたいならば、リーグやJFAがしっかり技術的なサポートしてあげないといけないと思う。
ぶっちゃけ、豊田LFCは豊田市で活動しているのだから、AS狭山のように名古屋グランパスと業務提携でもして指導者を派遣してもらう手段は考えられると思うのだけど。
資金面だけでなく良質の指導体制も組み込まないと市民クラブは資金や環境面でのアドバンテージのある大学や高校との差がつくばかりだと思うよ。

世田谷は活動的には一番趣旨に合致したクラブだと思うけど、東京23区内をホームタウンにするってそれはそれで会場とかの面で大変だと思う。
東京都サッカー協会や東京都の全面協力がないとこの先立ち行かないのではないだろうか。

今回、もし会場が押さえられなかった場合、提携先の帝京平成大学にでも頼んで大学の施設を貸してもらうっていう手を使うもあるが。
まあ、その場合は千葉かちはら台になる。当然東京都サッカー協会の協力は得られないだろう。


今回、この入替戦挑戦者決定戦を見ていて感じたのは、日程的な部分で難しいのかもしれないけれど、

『チャレンジリーグの入替戦2チーム+参入希望チーム(今回の場合は4チーム)』

でリーグ戦をしてしまった方が実力を測るとしたら分かりやすかったのではないだろうかということ。。
まあ、参入希望チームがたくさんになると今回みたいな感じの方が良いのだろうけど。
観客席は無いが天然芝が2~3面取れる場所でセントラル開催の方が日本女子サッカーリーグ的にも管理しやすかったのではないだろうか。

でも、日本女子サッカーリーグで初めて加盟クラブを除外するわけだから、それなりの手続きとセレモニーを準備しないと強制的に外される方は納得できないのかな。