黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

2万5千人

2009-12-21 20:00:24 | 女子サッカー
ブラジルのことが書いてあるブログ


女子サッカー国際大会「サンパウロ市国際トーナメント」〔12月9日(水)~20日(日)〕の決勝戦「ブラジル VS メキシコ戦」に観客が2万5千人入ったそうな。
ちなみに3位決定戦は「チリ VS 中国」。

ブラジルは元々選手人口は多かったのだけど、国内の環境整備が遅れたので女子サッカーは遅れている印象だったけど、何か急激に伸びてきているような気がする。

早い段階で日本もブラジルと試合が組めると良いのだけど。





円高の内にアルビレックス新潟レディースU-18もブラジルあたりに数人武者修行に行かせたら良いかもしれない。
選手個人が本気で代表を目指しているなら。
個性的な選手になれるかもしれない。

全女3回戦@Jヴィレッジ

2009-12-21 19:46:25 | 女子サッカー


第1試合終了後、横断幕を急いで撤去し、第2試合を観戦。


Jヴィレッジのスタジアム食と言えば「マミーすいとん」


お腹が空いたので観戦のお供にサラダホープ


えびうす焼もなかなかイケル。




さて、試合。

東京電力 8-0(6-0、2-0) 岡山県作陽高校




作陽高校がベスト16に進出したのは素晴らしいことだが、日本のトップリーグに属しているクラブが高校生に負けてしまうのは大問題だとは思う。


主のいない横断幕。エース不在の東京電力。クラブチームだったら全国区の選手が出場しない事態になったら集客面で大事だが、実業団はその心配がないからチームの実力的な問題だけになるのだろうな。


入場行進曲は「アンセム」だったけど全女はJFA主催の大会なので天皇杯と同様に「日本サッカーの歌」を流してくれると季節感というか、全女だなぁっと感じるのだけど。
国立霞ヶ丘競技場や西が丘では流れるので、Jヴィレッジに音源CDが無いのかな?
個人的には「日本サッカーの歌」が入場曲の中では一番好き。特に坂本龍一のファンということではないのだけど。


ユアスタでは常盤木学園高校も藤枝順心高校も記念撮影はしなかったのだけど、作陽高校は高校だけどするんだね。
この辺がなでしこリーグの下部組織かどうかの違いかな。


まずは外を向いて


円陣を組む。




天野は怪我が長引いているのだろうか?日本代表をベンチに追いやってGKは増田がスタメン。
そもそも山根を使う気ないでしょ、東京電力。エースFWと代表GK抜きで余裕だな。


東京電力の社員の中では上辻が上手くなったなぁと思った。U-18選手権で阪口と組んで大活躍した頃が懐かしい。


安本は東京電力というよりは常盤木学園高校のサッカーに近い独自のサッカー感を持っているような気がする。


ベレーザ出身で元日本女子代表の山崎監督。大きな声で選手に指示を送るも試合中に立て直せず。
最初に1点取られてから切り換えることができなかった。高校生なんで難しいかな。
精神面で相当大人になるというか、強くならないと、U-18世代の試合ですら上位に行くのは難しい。
技術面というよりそこら辺をどうにかしないと浦和レッズJrYLや常盤木学園高校との差はなかなか詰められないんだろうな。
そこを上手にやるのが指導者冥利ということなんだろうが。


後半は作陽高校も守備に対応できるようになったのか、大量得点が入るような感じはしなかった。


東京電力は後半に入った選手が張り切って動いていたの印象的だった。
縦へのスルーパスが通るとこのチームは得点に絡むね。サイド攻撃はなかなか思うようにはいかなかったみたいだけど。
前半は作陽側の副審がオフサイドの判定が若干甘めだったのも大量得点に繋がったかな。

メインスタンドで東京電力のベンチ外選手が観戦していたけど、顔ぶれを見てやはり控え選手層の厚さはリーグNo.1だなと思った。
来春以降も早大の受け皿として有望選手が入社してくるのだろう。
実業団なりの問題は抱えているのだろうけど、なでしこリーグでは唯一の実業団なのでその存在は貴重だ。

全日本女子3回戦 対伊賀戦「初戦」

2009-12-21 06:00:40 | アルビレディース




全日本女子サッカー選手権 3回戦
2009年12月20日 11:00K.O Jヴィレッジスタジアム(166人)晴 芝良 弱風 米村真由美

アルビレックス新潟レディース 2-0(2-0、0-0) 伊賀FCくの一

12分 大石沙弥香、39分 川村優理




日本海側は大雪だというのに太平洋側の福島県浜通りは穏かな秋の風情ののどかな天候だった。




[伊賀FCくの一]

------大野------
-永留-道倉--清原-吉田-
----松長--堤-----
-宮川--------山口-
----村岡--大歯----

SUB:GK有馬、MF佐藤、M小林、FW榎木園、FW園村
監督:大須賀 まき

HT後 大歯→園村
59分 吉田→榎木園

このチームは宮川と言い松長と言いなでしこリーガーの姉妹選手いる選手が多いな。
第2試合が東電というのも何だな。宮本や宮崎は古巣の様子は気になるのだろうか?



[アルビレックス新潟レディース]

----菅澤--大石----
-小原--上尾野辺--法師人
------川村------
-山本-詫間--東山-井上-
------大友------

SUB:GK諏訪、DF波佐谷、MF中村、MF斎藤、FW口木
監督:奥山達之

56分 小原→中村
61分 菅澤→口木
72分 法師人→斎藤








久々の公式戦を迎えるアルビレックス新潟レディースは先週末まで男子高校生などとの練習試合をこなしながら全日本女子サッカー選手権という日本で一番歴史のある大会の準備をしてきた。
だが、折からの大雪で試合前1週間グラウンド練習ができなくなる事態。
そんな状況での初戦となった。
対戦するのはDiv.2で2位となり来季のなでしこリーグ入りを決めた古豪伊賀FCくノ一。
試合の入り方が難しい一戦である。

日差しの関係から風上でさらに陽を背に受ける陣地を取った伊賀。アルビはまともに陽が目に入り皆が手で覆いながらボールを処理する。

伊賀はDiv.2とは思えないくらいボール回しに拘ってきた。

アルビは個人技のアドバンテージがある分、相手にボールを持たれてもボールを奪ってせめられるのだが、伊賀がもうちょっとボールを止める技術が高かったらもっと自陣に攻め込まれていただろう。

先制点はアルビ。まずは小原選手が斜めに切れ込み、自陣から合計12本のパスを巧みに繋いでゴール前へ。最後にオーバーラップしていた右SBの井上選手のクロスを大石選手がゴール正面でジャストミート。こういうプレーをアウェーだけでなくホームでもやれたら新潟でもっと女子サッカーの人気が出るのになと思った。
それにしてもワンタッチパスの連続で巧かった。

両サイドをかなり攻撃的にするような指示が出ていた関係で、多少伊賀が裏を突いてくるのだが、この日の井上選手の守備は俊足が効いて先回りできるので危険な状況にはならない。シュートを撃たれてもコースを切ってあるので問題は無い。

前半の内に追加点が欲しいところで、最後の最後、上尾野辺選手のCKがゴール前の川村選手にドンピシャ。頭で豪快に放り込む。
こういうセットプレーの時の川村選手は本当に頼りになる。



後半、伊賀がメンバー交代をしてフレッシュにした分、走られる。
この日は何回か法師人選手にゴール前良いパスが出るのだが決められず。
自由自在にアルビの中盤で攻守に絡んでいた小原選手とトップでボールをおさめていた菅澤選手が交代すると伊賀がアルビ陣内へ。
せっかく俊足の中村選手を入れて井上選手と並べたのだから、相手のスペースの裏へボールを出してもらいたかった。確実に駆けっこになったら圧勝だろう。中村選手の足下へのパスばかりで持ち味が出なかった。
怪我で久々の斎藤選手も慣らし運転の域を出ず、口木選手もゴールのチャンスを逃したりして、アピールするには今一つ。
スタメンが個性的なプレーをしているので濃い色を出さないとチーム内の競争に勝てないと思う。



後半にちょっと課題は残るものの、1年間の財産で伊賀に勝利。
負ければその場で終わりのノックアウト方式の大会で勝ったから言えるのかもしれないが、アルビらしいプレーは随所に見れたので、楽しい試合ではあった。



試合後はアルビレックス新潟レディースの選手は一旦新潟へバスで帰り、23日に合わせてまたJヴィレッジへ移動。
社会人選手は生活の糧である仕事が月・火とあるのでしょうがないと言えばしょうがないのだが、大雪でアルビレッジが使えない難しい状況なので中2日でどう調整をしていくかが実は試合以上に大切なんだろうと思う。