黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

全女準々決勝@Jヴィレッジ

2009-12-26 06:23:04 | 女子サッカー
Jヴィレッジの行なわれた全女準々決勝・第1試合も観戦する。

浦和レッドダイヤモンズレディース(なでしこD1) 2-0 ジェフユナイテッド千葉レディース(なでしこD1)


マメに選手に話をするジャンボさん。選手からの信頼感は抜群の監督だよな。














やはりレッズにとって矢野喬子の存在感は凄いな。CBの矢野を中心にボールを回して、攻撃も基本的に矢野のフィードが起点になっているが、そこを潰すのは至難の技だ。




攻守に奮闘のジェフ吉本。動きに切れがあった。


ジェフの攻撃の中心はベテラン石田。


ジェフは上手く試合を運んでいたが、ゴール前の混戦で柳田に左隅へ放り込まれて先制される。この辺がレッズの手堅いところ。


前半終了後にジャンボさんへ寄ってくる選手達。




後半吉本が山田に交代。同じ神奈川県出身。このシーンはなぜか時代が変わっていくような感じがした。


レッズの熊谷に対しジェフの山田。両チームの中盤が常盤木学園高校の同級生対決になった。
ジェフは今後山田を中心にチームが構成されていくような気がする。


こういったシーンでメインスタンドの地元の観客から「反則だ」と声が上がることが多かったが、これをファールにしてしまうと試合にならなくなっちゃうと思うのだけど。


日体大出身の綱川。久しぶりに見たが相変わらずのハッスルプレーだった。


後半、レッズ熊谷が押し込んで2-0。これで勝負有り。


右SB土橋。出産とかがなければまだまだいける様子。来季も手強そう。


中盤の熊谷が効いている。この選手は直になでしこジャパンの中盤の底でレギュラーになるんじゃないだろうか。




終ってみれば浦和レッズの完勝。試合の運び方が上手いな。
この日見た4チームの中では別格の強さがある。
北本と安藤の2トップがこれだけシンクロして機能していると他のチームは守備に忙殺されて攻撃へ転じれない。
来季、浦和レッズのレベルへ底上げできるかどうかがアルビも含めて下位チームの課題だと思った。

試合終了後、ジェフの選手らが吉本に対して大きな大きな拍手。
後日、ジェフの退団選手の発表がクラブからあった。
全女とはそういう大会ではあるものの寂しさが一入である。