黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

ソフトボールのお話

2009-12-01 19:00:59 | ノンジャンル
関東にいた頃は縁あって高校や企業の女子ソフトボール部の皆さんの試合や練習を見せてもらうことがあった。
厚木では厚木商業高校が目茶苦茶強くて、それこそ女子サッカー以上に身近にソフトボール選手がいた。
なので今でもソフトボールチームのことは気になる。

北京でメダルを取ったソフトボール界にも寒風が。

女子1部のレオパレス21の廃部や同2部のパナソニック電工、TOETECKの休部

レオパレス21:女子ソフト部、今季限り…受け入れ先探す

そんな中、逆に参入しようとする企業も

ソフトボール:日本リーグ まるか食品・ペヤング女子、来年から2部に加盟

日本ソフトボール協会はリーグ戦と代表運営を両方やっているみたいだ。男女共に。


日本リーグ1部

日本リーグ2部


企業チームが主体。サッカーと所属選手数はあまり変らないのだけど。

日本の女子スポーツは企業チームでないと成り立たないのだろうか?

企業が不況で手を上げなくなると競技自体も縮小していってしまうのだろうか?






サッカー界もJFLやなでしこリーグの一部などは企業チームだけど多くはクラブチーム。

クラブチームとは言え選手は社会人であったり学生だったりする。

今年、アルビレックス新潟レディースはマッチデープログラムで所属選手の就職先や大学を紹介していたけれど、岡山湯郷Belleのように選手個人個人の就職先の紹介を公式HPでしても良いのではないだろうか。

そうやって受け入れ先企業を少しでも宣伝してあげることくらいはできるのではないだろうか。

マッチーデープログラムを見て初めてそういう企業が受け入れてくれたんだと知るわけで、せっかく協力してくれているのだからもっと相手にメリットを出させてあげることを考えたらどうだろう。

ベレーザのように企業にネーミングライツされるような手もあるが、そこまで力の無いクラブは選手個人個人を宣伝してあげることでゴルフの選手のようにあたかもパートナーシップ契約みたいになるのではないだろうか。

選手をどう食わせてあげるのか、工夫の余地はまだクラブにあるはずだ。皆でアイデアを出していけば手の打ちようはある。きっと。

Jクラブが行く道

2009-12-01 18:30:03 | サッカー一般
「NACK5」のラジオ番組「Catch the Sports!」の放送されたスポーツ経営放談「帝京大経済学部大坪正則教授」編


各チームの経営状態からの論点。であるが、肝心なことを忘れているような気がする。

Jクラブとはサッカー興行会社に特化するべきかどうか。たぶんそうではない。

花を売るだけでなく、畑を起し、種を撒き、育てるこそがサッカーを業とするものの基本だと思う。

それを成り立たせるビジネスモデルを追求することは大事だが、肝心なところは押さえないとそのクラブの存在意義を失う。


九州Jチーム 設立の原点を見つめ直せ

こちらの方がより本質を捉えていると思う。

福岡、鳥栖、熊本に大分とギラヴァンツ北九州が加わり来年は九州にJ2クラブが5つになる。

それはそれで九州のサッカー文化を証明していることだと思うのだけど。

経営的にはどこも苦しいだろうが、こんな時だからこそクラブの味を醸造していってほしいな。




ギラヴァンツ北九州は株式会社で、普及活動はNPO北九州FC。湘南でも行なわれているこの形は結構ヒントになりそうだと思っているのだけどどんなものだろうか。

やはり最後はスポーツ寄付行為の課税控除制度を日本でも採用してもらえるのが一番だろう。

そうすればこのNPOの方式と興行組織としての株式会社の二本立ての効果を出るはずだ。

お別れの季節(J1アルビ編)

2009-12-01 18:14:16 | アルビ
契約満了選手発表


4  MF ディビッドソン 純マーカス選手
28 DF 松尾 直人選手

プロのサッカー選手なんて契約で成り立っているっていうのはわかっているのだけど切ない季節ですな。
まあプロの選手の場合は、契約があれば部署移動みたいなものになるのですが。
まだ若い2選手の今後に幸あれ。

※さらにこれからの交渉次第で来季に選手が何人残ってくれるかという状況なんでしょうな。今年は特に。
レンタルの選手はこれから所属先から契約状況を発表されるんでしょうね。

インカレ メモ

2009-12-01 06:00:33 | 女子サッカー
インカレ準決勝 組合せ 2010年1月4日 西が丘サッカー場

11:00 神奈川大学(関東第1代表) - 関東学園大学(関東第4代表)

14:00 大阪体育大学(関西第1代表) - 早稲田大学(関東第2代表)




名将対決 鎌田俊司監督V(神大)VS 山口重信監督(関東学園大)

インカレ準決勝という舞台でこのカードが見れるのは興味深い。今から楽しみ。

神大というと2年生の長田いづみに注目が集まるだろうけど、個人的には永田真耶主将とGK川口真奈にチェック。


関東学園大というと3年生の北原佳奈に注目が集まるだろう。藤枝順心高校時代から期待し続けられた大型ボランチ。
でもきっと試合はFW陣の出来によりそう。

お互いにキック&ラッシュをかける可能性が高いのだが、どういう試合展開になるのだろう?

最後は監督の采配が結果を分けるんだろうな。怪我人無しのフルメンバーのガチンコ勝負になったら女子サッカーらしくないサッカーが見られるかもしれない。




関西の大学サッカーは大体大しかご縁がないので関西学生女子サッカー連盟でお顔を確認。

石居宣子監督は当然優勝狙い。まあチャンスだと思っているだろうね。

大体大と言えば、新潟的には対戦の多い山内典子が浮かぶだろうけど、秋のリーグ戦得点女王の前田恵理子も注目選手。結局やられたことがある選手を覚えているだけかもしれない。

大体大は粘られて後半最後くらいで得点を入れてくるイメージがある。前目の選手が個人技があるので飛び道具としては有能。


秋の関西学生女子サッカーリーグ戦の個人賞は

《優秀選手》】
FW 山内典子(大阪体育大学4年)
FW 前田恵理子(大阪体育大学4年)
MF 白井希生子(大阪体育大学3年)
FW 本田紗希(大阪体育大学1年)
FW 斉藤敏子(大阪国際大学1年)
MF 松崎愛(大阪教育大学3年)
GK 坂本春菜(神戸親和女子大学1年)
FW 松本侑貴奈(京都文教大学3年)
《得点王》
FW 前田恵理子(大阪体育大学4年) 11ゴール
《アシスト王》
DF 田中由女(大阪体育大学DF1年)  5アシスト

なのでやはり大体大は関西ではずば抜けている存在なのだね。


早大は当然優勝狙い。ワセダスポーツが帯同している。今回は強気。推薦入試の効果は今年あたりから特に効いてきていると思う。

インカレ1日目 早大34-0北海道教育大
→ 大滝が11ゴール。これって記録になるのかな?

インカレ2日目 早大11-1信州大
→ 得失点差の関係で信州大も準決勝進出の鍵を握っていた。これだけ大差のなのに。 

インカレ3日目 早大4-1武蔵丘短大
→ 武蔵丘短大は後半開始直後に退場者を出したのが痛かったのかな。

これからも学生記者さんの取材に期待しよう。




6~7月のユニバアーシアード2009ベオグラード大会のメンバーを準決勝進出というフェルターを掛けて見ると

《準決勝進出者》
FW 長田いづみ(神奈川大学)
DF 北原佳奈(関東学園大学)
MF 山内典子(大阪体育大学)
DF 島田知佳(早稲田大学)
MF 小野瞳(早稲田大学)
MF 高畑志帆(早稲田大学)
MF 臼井理恵(早稲田大学)
FW 小山季絵(早稲田大学)
FW 大滝麻未(早稲田大学)

《グループリーグ敗退》
MF 筏井りさ(筑波大学)
GK 菅原未紗(吉備国際大学)
DF 磯金みどり(吉備国際大学)
MF 高橋悠(吉備国際大学)
FW 中出ひかり(吉備国際大学)
DF 田子亜貴(日本体育大学)
MF 井手上麻子(日本体育大学)
DF 高橋奈々(武蔵丘短期大学)

※ポジションはユニバーシード選考時

となってグループ敗退となった大学の選手が東京で見れないのは非常に悲しい。
上位8校は実力がある程度均衡しているという事実を表しているのかな。
まあ、吉備国際大はこれで全日本女子サッカー選手権に目標を絞ってくるのでアルビも相当注意しないとやられてしまいそうだ。要注意。



あと1ヵ月後、正月返上でトレーニングした結果はどう出るのか。せっかくの舞台なので怪我だけは無しにしてもらいたいな。