29.09.03 ふまじめ介護7 NO.1636
27 すきなものを食べさせる方が健康にとっていい。
28 患者はおなじことを何回も言うが、言ったことを忘れているのだから、否定しないで、何
回でも同じ答えをすればいい。
29 身体機能が正常な認知症患者は家庭で面倒見るには限界がある。
勝手に出て行って行方不明になる。 性格変わるし人格も変わる。
別の人格と考える方が無難。 常識が通じない、まったく別の人のよ うになる。
交通事故に遭遇するリスクがある。
電車の踏切事故で、鉄道会社から損害賠償を求められたケースもある。
30 辛辣なことを言われたら、たまには「いい加減にしなさい!」と感情を
露わにしてもいい。
31 時にはブラックユーモアも「死にたいと言ったら」「じゃ御葬式はど
うする?」「誰をよぶの?」など。
32 認知症の人は、理屈は解らないけれど感情は残っている。
本当に怒っていると思わせた方がいい場合もある。
でも、あとで「言い過ぎたからごめんね」と誤ればよい。
*田辺 鶴瑛 「ふまじめ介護」コメントシリーズを終わります。