小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

艾(もぐさ)

2017-09-22 20:16:11 | 日記

        29.09.23     艾(もぐさ)           NO.1656

 子供にとって母親は絶対的な存在ですね。  例え日々叱られていても、少々手荒に取り

扱われていてもです。

なぜなら、母親には隠しきれない母性愛という甘い薫りがあるからです。

(近頃はそういう愛情がない人もいますが・・・)自分の命を犠牲にしてでも我が子を守ろうと

する本能があるのです。  草冠に母は「苺」(いちご)です。 あまく芳しい。

ところが父親はそうは行きません。 自立して社会に出て恥ずかしくない一個の人間として

育て上げる義務があるからです。

忍耐と常識・良識と是非善悪を判断する能力・正邪の判断・謙譲・美徳・教養・そういうもの

をきちんと躾ける義務がある。 (でも概ね子は父に従わないものですが…) 父親にあまり

権力があるのは困りますが、反対に母親が何もかも取り仕切るというのも間違いです。

父という存在は損です。  でも仕方がありません。 父という字に「草冠」つける「艾」(もぐ

さ)になります。  母親と違ってちょっと厳しくなる。

最近ではちょっと厳しくしようとすると、他の家庭ではそうではないので「ぐれる」子がいる。

だったら言ってやればいい。 お前が「ぐれるんなら」おれば「ボケてやる」といえばいい。

 

コメント
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