28.12.10 僧 さ ん NO.1369
「土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た」という歌詞がありました。
(南国土佐を後にして) 坊さん自身がかんざしを挿すわけがありませんから、心を
寄せる女性にプレゼントするためでしょう。 「お坊さんが恋をしてはいけない」とは
申しませんが、イメージ的にはなんだか生臭坊主だなという感じがします。
ところで、生臭坊主は高知に限らず京都にもたくさんいるようです。
京都ではお坊さんのユニフォームを着たままで茶屋や料亭はもちろん、カラオケやパ
チンコ屋にだって入ってくる。 でも店主もほかの客さんも何ら気にしないとか。
高槻でもしそういう格好でお坊さんが店に入って来たら、店主はやくざが仕掛ける新
手のイヤガラセではないかと当惑することでし、お客さんも抹香臭いのが隣席に座ら
れると、ちょっと嫌な感じがするでしょう?
古来、儲かる仕事として花屋さん(花層倍)薬屋さん(薬9層倍)といい、お坊さん
は「坊主丸儲け」といいましたから、京都のお坊さんはかなり羽振がいいのではなで
しょうか? ご先祖の供養といったって、力も才能もお金もかからないのに、結構な
お布施をいただけるのですから、長時間勤務の過労死もなく・性能保証やアターサー
ビスもない気楽で結構な稼業ではありませんか?
だったらアンタもお坊さんになったら?・・・と言われても、生来インチキが嫌いな
性格ですからなれそうもありませんけれど・・・