28.12.27 共産主義 NO.1386
日本の場合は戦争に反対という姿勢を頑固に貫いてきたという点では、評価されるべきでしょう。
経済を自由奔放(弱肉強食)にしないで、計画的に実施すべきだという考えも「理論的」には正しいと思います。
戦後の一時期、地球の面積でいえば2/5までがいわゆる共産圏になったのも、歴史的必然ではないかと思われました。
多くのインテリ層の支持を得たのも、納得のゆくものであったのかも知れません。
にもかかわらず、今や最後の共産国のキューバでさえイデオロギーの限界を悟ったのでしょう。 共産主義体制の継続をあきらめました。
人間の行動は理論と実際は違うものという証拠でしょう。
20世紀に戦争で死んだ人間の数よりも「共産主義」の権力者の権力闘争によって粛清されて殺害された人間の数(1億千万人)」のほうが多いという統計があるという。
世の中の森羅万象、なにが正しくなにが正しくないのかは解らない。