28.12.11 墓 仕 舞 NO.1370
「株」の社会では持ってる株を全部売って・借りている(信用取引で)株をすべて返
済して「もう、株なんかや~めた」と宣言するのを「手仕舞」といいます。
ところでNさんの郷里は鹿児島県ということですが、その鹿児島のあるお寺から、N
さんの先祖代々のお墓の手入れがされていないことと、供養料の支払いがないから、
何とかされたいとの連絡がありました。
Nさんはもう郷里に帰ることを考えていませんし、お墓の管理だってできないので
「お墓はもう要らないので、誰かに上げてください」と返答したところ、お坊さんか
ら烈火のごときお𠮟りを受けました。 あなたが今生きていられるのはご先祖様のお
かげであって、連綿と続くN家のお墓を今生きているたった一人のあなたの独断で放
棄するなんて、バチあたりなことが出来るわけがないでしょう!・・・と
じゃどうすればいいのですか?と尋ねたら、どうしても管理ができないんならば鹿児
島のお墓は「墓仕舞」をして、「魂を抜いて」大阪に持って行き、大阪で新しいお墓
に安置しないさい、ということでした。 ・・・その費用は数百万円という。
年金生活者のNさんにしてはこれから先の生活を考えると、とてもそんなことにお金
を使うわけには行かない。 どうしたものだろうか?
・・・というような相談が最近ぼちぼち出てきました。
皆さんならどうしますか?・・・教えてください。