28.12.22 下 駄 の 雪 NO.1381
「あなたの趣味はなんですか?」と尋ねられたら、即座に「田中角栄」です。
という政治家がいました。 二階堂 進氏でした。
フアンの心境を通り越してほとんど心酔していたのでしょう。
その田中角栄の語録に「踏まれてもついてゆきます下駄の雪」というものがありま
す。 散々踏みつけられて、苦労させられてもこの人物はと思う人にはついて行け
という意味でしょう。 辛酸をなめつくさせられてもそういう人物人ついて行
ば、必ず将来は開けるという思想でしょう。
今の若い人(なんて言うとオジンと言われますが)にはそういう人生観はありませ
ん。 ちょっと厳しくしかるとすぐにプツンと切れるか、辛抱できないで崩れてしま
います。 惜しいことではありませんか?
かくいうわたし自身も、執拗にいじめる先輩に反抗してストをしたこともあります
が、これはと思う人物には少々矛盾は感じつつも従って勉強させてもらいました。
J・Iという人で15年間のサラリーマン生活のうちの13年間を、彼は私を配置先に
引ぱってくれました。 そういう人物にめぐり合えたことは正にラッキーというほか
ありません。 ところで、時の政権に「踏まれてもついて行く」政党がありますが、
それで未来が拓けるのでしょうか?