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狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

オハケオロシまで、あと10日

2012-10-15 21:46:41 | 狩江の暮らし

今ブログの編集画面を見ていたら、なんとこのブログを始めて今日が、2222日目だそうです。

単純計算で約6年間。

山あり谷あり、よくここまでやってこれました

最初は、狩江のお祭りを帰ってこれない人たちの為に、あるいはこんなお祭りがまだ

日本にあるんだよ~という感じでみなさんに知ってもらいたくて、そんな気持ちで開設しました。

ある時期になると、ネタ不足の為(!)狩江の人なり風景なりを紹介するようになりました。

そしてまた次第にネタ不足となり(あちゃー)、ちょっと踏み込んで文化とかを考察してみました。

そうするうちに、何十年もここに住んでいるのに、自分達のふるさとのことをあまりよく知らない

自分に気付き始めました。そう、お祭りのことも。

それで明浜町誌とか、狩江の歳時記みたいなものからネタを拾い集め、健在の御長老に

祭りの話しを聞き、フンフンと納得しながらこのブログに投稿してきました。

そして最近やっと自分のふるさとの魅力を、自分の言葉で表現できるようになってきました。

  

私もこのブログに記事を書きながら、また自分のふるさとのことを勉強させて

もらったような気がします。

きょうも秋晴れの空の下、真っ青な宇和海にちりめん漁の船が行ったり来たり。

いつまでブログが続くか分かりませんが、これからもよろしくお願い致します。        


オハケオロシまで、あと11日

2012-10-14 10:14:18 | 狩江の暮らし

お祭りまであと2週間をきりました。

今日は休日ではありますが、地区ではお祭りの準備がいろいろと行われています。

壮年会の方による「粗大ゴミ収集ボランティア」もそのひとつ。

格安で粗大ゴミを引き取り、処理場へと搬送します。朝7時より開始されましたが

実にいっぱいのゴミが収集場に集まりました。あまりに多くてトラックのタイヤが潰れてしまい

交換しなければならないほど・・・。

これでまたすっきりとお祭りを迎えられます。

壮年会のみなさま、ご苦労様でした。

 

・・・・・・・祭り情報・・・・・・・

今日は牛鬼の竹切りです。

約100本ほど切り出すそうですが、毎年行っている場所での竹が少ないそうで

他の場所での切り出しとなるそうです。

 


オハケオロシまで、あと11日

2012-10-14 06:46:55 | 狩江の暮らし

豊田勇造さんのライブコンサート at リバーサイドミュージアムです。

         

秋も深まり、夜はめっきり涼しくなった当地、狩江。

毎年この時期、豊田勇造さんが地元の音楽シーンをリードするリーバーサイドで

パワフルなライブを行っています。

ブルース、ロック、旅、そして愛。

at home的ライブは、歌って踊って飲んで、人生シンプルでいいんだと思わせる

ググッとくる勇造さんの人柄に酔いしれました。


オハケオロシまで、あと15日

2012-10-10 19:53:31 | お祭り

       

前回の御船練りの変遷について、少し補足をしたいと思います。

御船のメインである舞踊は、紹介したように以前は町(宇和島とか宇和町)から

師匠を雇ってお祭り期間中、お宿で師匠から踊りや三味を習っておりました。

師匠はいわゆる芸者さんで、その為、お座敷唄すなわち「端唄」とよばれる曲の

踊りと三味線が中心でした。

例えば、「春雨(はるさめ)」、「青柳(あおやぎ)」、「梅にも春」といった端唄で

踊られました。しっとりとした感じの曲で、こどももこれを習って踊ったそうです。

昭和30年代の初めまでは、このような三味と唄による演奏でもって踊られてきましたが

時代の移り変わりによって、次第に師匠さん確保の困難とかレコード盤の普及で

踊りの演奏はレコードが主体となりました。曲も歌謡曲、演歌が中心となります。

以前の風流な踊りをぜひ見てみたいものです。現在7~80歳前後のご年配のかたは

まだ唄っておられます。もしかしてまだ踊れるかもしれません。

 

 


オハケオロシまで、あと16日

2012-10-09 21:34:41 | お祭り

お祭りの楽しみ方のひとつに、当日までの期間、いろいろな練りの練習風景を見ることは

いかがでしょう。

御船、角力練り、鹿の子、巫女の舞い、大神楽といろいろな練りがありますが、

この時期、こどもたちは学校が終わってから、夜に練習をしています。

御船組については、昭和の戦前までは、宇和島や宇和から専門の師匠さんを

雇ってその期間、宿でみなさん練習したそうです。その時に唄や三味線などの芸も

一緒に習い、今の門之脇地区の芸風といったものが形成されました。

現在は地元の踊りの師匠さんから、主に習っています。

角力練りや大神楽、鹿の子は若者や先輩から、巫女の舞いは代々受け継がれてきた

地元の師匠さんから習っています。

 


オハケオロシまで、あと18日

2012-10-07 17:05:45 | 狩江の暮らし

今日10月7日は狩浜地区の一斉道作りの日でした。

道作りは主に農道を中心に、清掃整備作業を行います。

全世帯対象に作業人員が召集されて、秋祭り前の大掛かりな地区行事。

また、作業終了後の慰労会準備も、地区の女性の重要な役目。

これできれいな気持ちで、お祭りに望むことができます。

ご苦労様でした。今日は絶好の日和でした

 

 

 


オハケオロシまで、あと23日

2012-10-02 20:43:33 | 狩江の暮らし

今日狩江小学校からいただいた「狩江小学校だより」のなかで、

スズカケノキ(プラタナスと我々は普段呼んでいます)のことが書かれてありました。

どうもこの木の生い立ちがわからないそうですが、私が亡き祖母から直々聞いた話では

彼女がまだ若く、婦人会の活動をしていた頃(今から約80年ころ前)、この狩江小学校を

整備造成していた時に、その記念に植えたということです。ご参考までに。

 

 


オハケオロシまで、あと24日

2012-10-01 21:53:50 | 四季の風景

今日久しぶりに漁介くん(すみません、このミサゴのニックネームをつけました、なんたって

魚を捕るのがじょうずなもので)に出会いました。

しばらく姿を確認できませんでしたが、なんとまあ、私が車を走らせていたら、横で

海中にドボ~ンとつっ込んで、みごと魚を捕り、悠々と飛び去って行ったではありませんか!

その間約5秒ほど。カメラを準備する間もなく、ただ獲物を誇らしげにぶら下げて

わたしの前を去ってゆきました。なので、24mm広角レンズしか装着していなかったので

少し小さいですが、なんとか撮影しました。

それを拡大したのがこちらです。獲物をしっかりと捕まえています。

漁介くん(まだオスかメスかもわかりませんが)とまた会うのを楽しみにしています。