空のように…

空:広い。大きい。変幻と不変・・・
勝手にそんなイメージ持ってます。
まあ、空も怒りはしないでしょう。

青森旅行:3日目(弘前~三内丸山)

2011-12-23 00:32:37 | 日々の物事
3日目。
12月のことを書きたいので、駆け足で記述します。

今は寒いのが当たり前の時期になりましたが、
旅行前の三島はあたたかかったんです。
そして、3日目に当たる日は全国的に寒い日で、弘前も同様でした。

朝。

雪が降っている中、弘前城の付近をお散歩。






昼。

弘前を出て、新青森駅経由で三内丸山遺跡へ。

三内丸山遺跡。(http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/

日本最大級の、縄文時代の遺跡。
1500年にもわたる定住生活、クリなどの栽培痕跡、他の集落との物品交換などの交流・・・など、
それまでの縄文時代のイメージ、狩りや採集による半定住生活の時代っていうイメージを
大きく変えた遺跡です。



遺跡、広かった。。。
ボランティアのガイドさんに案内してもらいながら、ぐるりと巡りました。
跡地や復元遺跡は写真のように、地上にぽつぽつ点在していますが、その他、
重要なものの発掘現場は湿度や温度がある程度管理された状態で保存されていて、そちらも見ることができます。
また、土器や副葬品、交易でのやり取り品などのこまごまとした物は付設された博物館で見る事ができます。

三内丸山遺跡は、今からおよそ5500年前から、4000年前の遺跡。
縄文時代自体は、今からおよそ1万6500年前から、3000年前まで。

昔の遺跡や遺物を見るときって、こんなに昔にこんなこと考えていたんだなあと、気づけば、今と異なる状態として見ることも多いのですが、原始的という言葉からほど遠い復元図や遺物を見ていて、昔なのにすごい、というのではなくて、過去の時点から、人間自体の能力とか思考はあまり変わっていないんじゃないかと、今更ながら思いました。

だって、たったの3000年前。そこからの3000年を、集団による進化とすれば、それまでの1万3000年の間の生活形態の変遷や、その前、旧石器時代からの変化や、そもそも旧石器時代に至るまでの人間の進化の過程が気になるところです。というか、書いていたら気になってきました。

そんな感じで、遺跡を見て、博物館を見て、勾玉作り体験をしたら、観光はおしまい。
外に出たらやっぱり雪で、バスを待つ間、寒さを感じていたら無性に遊びたくなって、小さな雪だるまを作りました。


さて、帰りは新青森駅から東北新幹線で東京まで、東京から東海道新幹線に乗り換えで三島へ戻ります。
乗ったのは、「はやて」ですが、車両は「はやぶさ」で使われているE5系の車両。



ずっと乗りたいと思っていたんですよね。ラッキー☆
中の乗り心地も気持ちよかったです。


これで、青森記録はおしまい。
気づくと、10月の群馬旅行での「SLみなかみ」に、今回の「あけぼの」「E5」と、
カメラの中に電車がいっぱい。竜飛に向かう電車の写真も撮ったしなあ。
特段てつこってわけでは無いのですが、好きだし、惹かれるものは惹かれるんですよね。
かっこいいし。