空のように…

空:広い。大きい。変幻と不変・・・
勝手にそんなイメージ持ってます。
まあ、空も怒りはしないでしょう。

青森旅行:2日目(八甲田山~弘前)

2011-12-12 23:59:30 | 日々の物事
青森旅行2日目。

朝は、青森駅近くの市場で「のっけ丼」。
※古川市場 のっけ丼 (http://www.acci.or.jp/nokkedon/



市場の中に、海鮮品や総菜が売られている個別のお店がたくさんあるのですが、
どっかのお店でどんぶりとご飯を買ったら、あとは、市場のお店を回りながら、
のっけ丼用に用意されている細切れの具材を自分で選んで、「のっけ」てもらいます。

私が作ったのは、うにと、しゃこと、まぐろの中落ちと、ほやと、ほたてと、
めかぶと、切り込み(お魚が細く切られて、こうじと塩でつけ込んだ物)。
「珍味いっぱいの丼だね」と言われてしまったしょっぱめの丼でしたが、おいしい!
一つひとつの具材が新鮮だし、市場のお店をゆっくり見ながら話を聞きながら作れるので、
できあがった海鮮丼を食べるよりも、格段楽しい食事です。



たっぷり食べて腹ごしらえをしたら、今日の目的地、八甲田山へ。

八甲田山。
場所としては,青森市から南に下ったところで、青森市と十和田湖の間くらいのところ。
「八甲田山」という1つの山があるわけではなく、八甲田大岳、田茂萢岳、赤倉岳・・・などの、
その一帯の山々を指すものらしいです。

そのうちの田茂萢岳には山頂までロープウェーが通っているので、上まで行ってきました。
※ 八甲田ロープウェー(http://www.hakkoda-ropeway.jp/

頂上付近のようすは、こちら。


霧です。深い霧です。
しかも、風が強い。1日めに引き続いて風が強い。

山頂駅からは、他の山々への登山道が続いているだけでなく、
散策ができる遊歩道が2つ、30分コースと60分コースで2つあるのですが、
一気に冷えた身の回りの空気と、雪と泥でぬかるんだ地面の様子に躊躇し、
まずはお昼ご飯を食べようかという話になりました。

山頂駅にあるレストハウスで食べたのは、リンゴカレー。
ほんのり甘いけど、普通のカレーでおいしく、あったまります。
食べている間に風も少し落ち着いたので、膝まで長さがしっかりある、
内側が柔らかくあたたかい長靴を借りて、30分コースで散策することにしました。



雪の山道。先人の足跡をたどりながら、一歩一歩進んでいきます。
白い山道を歩く機会ってそうそうなく、長靴もしっかりしているので、楽しさを感じます。
雪が溶けた水がところどころに貯まっていたり、鳥の足形らしい跡が雪におされていたり。

途中からは、雪が降ってきました。私にとっては今期の初雪。
山頂到着時のの気温は2℃くらいだったよなーと思いながら、
山頂駅に戻ってきたあとに見た表示は0℃。
下に戻るロープウェーは前方の視界が全く見えず、窓にはみぞれが振り付けていました。



11月の半ばはこんな天候でしたが、12月半ば現在の気温は-8℃。
ロープウェーのおっちゃんから聞いた話では、真冬になると、散策路にも雪がつもり、
木々の上あたりが足元になるとか。その状態をかんじきを履いて散歩できるツアーもあるんですよ、と。
また、マツには樹氷ができ、山頂駅からふもとまでのルートはスキー場になるようです。
めまぐるしく変わることですねえ。

八甲田山を降りたら、青森市経由で弘前へ。

弘前は、りんごで有名らしい。
りんごの生産量第一位は青森県ですが、県内でも、生産量第一位の市町村が、弘前市だとか。

事前計画の時点で、アップルパイ、1個は食べたいね~と話していたのですが、駅前で、「アップルパイガイドマップ」(40数店舗掲載)を見て、計画を変更。だって、どれもおいしそうなうえ、それぞれのお店のアップルパイの特徴が、甘み・食感・酸味+シナモンの有無で、特性が分けられているんですよ!
夕飯どうするかは既に決めていたので,その前に、お店でアップルパイと紅茶をセットで食べてから、それから、2つのお店でそれぞれに買い、加えて、イトーヨーカドーのコージーコーナーで1つ、買いこんで、夜ご飯を食べてホテルに帰ってから、食べました。



こちらは、「茶房CoCo」という喫茶で食べたアップルパイ。
皮はさくさく、リンゴの部分はしっとりで、おしゃれな味です。
この他、テイクアウトで食べたのは、丸ごと1個のリンゴをパイ生地でくるみ、リンゴの芯の部分はクリーム系の甘みで満たしたものや、全体的に軽やかでふわふわしている、ざ・アップルパイといったもの、リンゴの部分の水分が少なく、ドライフルーツのようにリンゴの甘みが凝縮された老舗のアップルパイなど。奥深い。。。ちなみに、1人4個食べて、しかも、夜ごはんは別でしっかり食べた状態でも、胃はもたれず、比較的するっと食べられてしまった。普通のケーキだと、2個くらいでいっぱいになるものですが。パイ生地と煮リンゴで構成されてるから、負担が少ないのかな?。

アップルパイの量を増やしても計画通りに向かった夜ご飯についても書いておきましょう。

津軽方面に来たからには、津軽三味線を聞きたい!と思って行ったのは、
弘前駅から比較的近くにある、「ライブハウス山唄」というところ。
座敷が広めの居酒屋さんで、席前方に、ライブ用のステージがあります。
1時間程度の演奏が、1日に2回程度。
おいしい料理を食べながら、津軽三味線の生演奏と、津軽民謡を聞けるのです。
邦楽の三味線と違い、ばちをたたきつけるようなのが、津軽三味線の特徴。
その力強さが大好きです。

そんな感じの2日目でございました。
よく食べた1日だったな・・・

最新の画像もっと見る

コメントを投稿