先日の事。国立新美術館で開催中の展示「貴婦人と一角獣展」(http://lady-unicorn.jp/index.html)に行ってきました。
「貴婦人と一角獣」。フランスのクリュニー中世美術館の所蔵のもので、展示部屋の改装タイミングで来日した、6面の連作タピスリー。いずれも主には貴婦人と獅子と一角獣、ぷらす周囲にさまざまな動物と植物が描かれているのですが、6面のそれぞれにテーマがあります。6面のうち5面は五感「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」をモチーフにしたもので、貴婦人がお菓子を持っている画面や花を持っている画面、鏡を一角獣に見せている画面など、各感覚を想起させるもの(...といっても予備知識がないのでそういわれればそうかも、という程度)となっていますが、残り1面はちょっと別。絵の中に「我が唯一の望み」と文字が織り込まれていて、愛とか知性とか結婚とかといわれていますが、特定はできないようですね。五感がテーマということも6面あるということも重ねて面白いです。
興味深かったのは、タピスリーに描かれているさまざまな動物。ウサギやサル(西洋の絵なのでニホンザル風ではなくテナガザル風)、イヌ、トリなどたくさん散りばめられていて、特にサルは貴婦人のまねっこをしたりと特徴的です。また、解説のコーナーを見てると、これはヤギかしら、ウマかしらと思ったものが獅子の子だったり一角獣の子だったり...。展示の1つ、デジタルコンテンツの中には、各タピスリーに登場する動物を抜き出して比較するものもあり、いろんな見方ができるものだねと感心しました。
ちなみにこちらの絵、ガンダムUCシリーズの中に登場する絵(←見にいったきっかけはこれ)ということもありまして、音声ガイドに声優さんが...! 展示そのものには一切記述・イラストを入れていませんので、上野の科博や未来館でもやしもん&菌類のコラボ展、あるいはターミネーター展を行ったような堂々感はありませんが、学芸員さんの中にきっと...とか、あるいはそもそも企画の時点で...など、考えるといろいろと楽しいですね♪
「貴婦人と一角獣」。フランスのクリュニー中世美術館の所蔵のもので、展示部屋の改装タイミングで来日した、6面の連作タピスリー。いずれも主には貴婦人と獅子と一角獣、ぷらす周囲にさまざまな動物と植物が描かれているのですが、6面のそれぞれにテーマがあります。6面のうち5面は五感「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」をモチーフにしたもので、貴婦人がお菓子を持っている画面や花を持っている画面、鏡を一角獣に見せている画面など、各感覚を想起させるもの(...といっても予備知識がないのでそういわれればそうかも、という程度)となっていますが、残り1面はちょっと別。絵の中に「我が唯一の望み」と文字が織り込まれていて、愛とか知性とか結婚とかといわれていますが、特定はできないようですね。五感がテーマということも6面あるということも重ねて面白いです。
興味深かったのは、タピスリーに描かれているさまざまな動物。ウサギやサル(西洋の絵なのでニホンザル風ではなくテナガザル風)、イヌ、トリなどたくさん散りばめられていて、特にサルは貴婦人のまねっこをしたりと特徴的です。また、解説のコーナーを見てると、これはヤギかしら、ウマかしらと思ったものが獅子の子だったり一角獣の子だったり...。展示の1つ、デジタルコンテンツの中には、各タピスリーに登場する動物を抜き出して比較するものもあり、いろんな見方ができるものだねと感心しました。
ちなみにこちらの絵、ガンダムUCシリーズの中に登場する絵(←見にいったきっかけはこれ)ということもありまして、音声ガイドに声優さんが...! 展示そのものには一切記述・イラストを入れていませんので、上野の科博や未来館でもやしもん&菌類のコラボ展、あるいはターミネーター展を行ったような堂々感はありませんが、学芸員さんの中にきっと...とか、あるいはそもそも企画の時点で...など、考えるといろいろと楽しいですね♪
今年の夏か秋か、また行きたいなあ...。
あ、ちなみにこの展示は、7月末からは大阪に移るみたい。
貴婦人なだけあってはっちゃけた表情は難しそう(笑)。
動物は可愛かったね。猫っぽい獅子もなかなか♪
最近美術館なんて行ってないけど…!
ユニコーンはじめ、動物たちが愛嬌あって良かったよね~。
人物の表情が薄いから、余計に目立ったのかも。。。