ロカ岬 北緯38度47分 西経9度30分
高さ140mの丘に 十字架の塔が建つ。
その碑には ポルトガルの
詩人ルイス・デ・カモンイスが詠んだ
叙情詩「ウズ・ルジアダス」(1572年出版)の一節
「ここに地終わり、海始まる」が刻まれている。
この一節が詠うように
ロカ岬はロシアの岬から始まった
広大なユーラシア大陸の西の果て
その先は青色した大西洋が広がる。
カモンイスについては
オビドスでも触れたが
「ポルトガルの宝」と称賛されているが
1549年に初の海外軍役として
アフリカ・セウタに赴いたが
ムーア人との戦闘で右眼の視力を失った。
またインド航路発見者
ヴァスコ・ダ・ガマの従兄弟でもある。