あかない日記

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ポルトガル紀行148 シントラ7 カササギの間    

2019-08-14 | ポルトガル紀行

 

 

 

白鳥の間と同じように
天井には136羽のカササギが
描かれていることから
「カササギの間」という。

 

 

カササギのくちばしには
pot bem(善意で、という意味)と
書かれた紅バラがくわえられている。

 

これには逸話があり 
ある時ジョアン1世が

女官にキスしようとして王妃に咎められ
「善意でキスした」と弁解したという。

その噂話が女官たちの間で広まり
疎ましく思った王が女官を
やかましいカササギになぞらえて

女官と同じ数を描かせたのだという。

またフィリパの実家ランカスター家の
紋章である紅バラを併せて描かせている。