あかない日記

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ポルトガル紀行132 オビドス6 ペロリーニョ    

2019-07-29 | ポルトガル紀行

  

 

サンタ・マリア広場を挟んだ
教会の向かいに
ペロリーニョと呼ぶ石柱が立っている。


市庁舎(現在は博物館)前に
権威の象徴として1513年に建てたもので

権威の象徴であり
町の自治のシンボルであった。

 

この柱 罪人を見せしめのために
籠に入れて吊り下げた柱で
「罪人の晒し柱」とも呼ばれている。

柱の上に魚を捕る網が彫られているが
1491年、ジョアン2世の王妃
レオノールの最愛の王子が
テージョ川で水死した。

王妃は悲しみのあまり 
王子の死体を引き上げた漁師の
網を刻ませたといわれている。