広場でフルーツ・ナッツ類を売っている女性
伝統的なスカーフで頭部を覆い
刺繍をほどこしたエプロンを多色使いの
フランネルのスカートの上に重ねる。
ナザレ特有の伝統ある衣装で
特にミニスカートに特徴がある。
屋台の横幕にもその写真があるが
7枚重ねのスカートを着けているのだ。
何故7枚か?
1週間の7日 虹の7色 7つの大海 7つの善徳
そして ラッキーセブンを 表すそうだが
どれが真なのかはわからない。
しかし ここは漁師町
女性の多くは漁師の妻で
漁に出た夫を長い間浜辺で待つ事が多かった。
その待つ日を重ねたのではという。
普段は 3枚程度だが
7枚は ミサやお祭りなどの
特別のとき着けるそうだ。
BS「世界水紀行」から