城門を潜った先に かつて東欧で
初めて見ていたリュウゼツランがあった。
そのときのことは
2012-12-15 東欧5カ国 で触れている。
「アオノリュウゼツラン」(青の竜舌蘭)は
メキシコを中心に自生する
「リュウゼツラン」の一種。
リュウゼツランは、かつて
「100年(1世紀)に1度だけ花が咲く」と
誤認されていたことから
「センチュリー・プラント」とも呼ばれているが
原産地である熱帯地域では
栄養成長期は10-20年にわたり
その後開花する。
特徴は 先が鋭くとがった葉からなる
大きなロゼット(バラの花びらのように
器官の一部が放射状・らせん状に
配列しているもののこと)を形成する。
そして、そのロゼットの中心から
伸びる背の高い茎の先に、
筒状の花がたくさん咲く。
アオノリュウゼツランは
数千の花をつけるといわれているが、
実をつけるのはそのうちの2~3割程度。
残りの花は人口受粉をしても
実がなることはないという。